幼い頃、
私の父は私の妹をペンギョスと呼んでいた、
性格脆弱、優柔不断な私と違い
妹は勇猛果敢、物怖じせず超おてんばであった、
男の子を泣かすほどであった、
しかも、小学校一年生のときなど
セットンチョゴリを着て国語(この場合朝鮮語)の教科書を朗読する妹の写真が
ウリハッキョ生徒募集の広告として朝鮮新報の一面一杯に載ったのだ、
それをハンメは大切に戸棚に閉まっては何度も何度も見ていた事を
今もはっきりと記憶している。
そんな、妹を父は愛情を込めて「ペンギョス」と呼んでいた
父の出身地であるハンギョン北道キルチュの方言で
「白狐」、ふつうじゃない、という意味だそうだ、
焼肉を愛する皆さん、いかがおすごしでしょうか?
焼肉JUNのヨン様です、
「向井理に似てるといわれます」発言がただいま炎上中でございます、
焼肉だけに燃えてます!ていうか、焦げ付いてる!
どなたか鎮火お願いいたします、
ていうか、その炎の一部を我々夫婦関係に分けて欲しい、
現在、冷めたとんこつラーメンのような感じ、
あの濃厚スープの油の玉が冷めて白く固まって浮いてる状態、
エネルギー資源は効率よく使いたいものですよね、
同級生の栄子さんから「ぶっとばすよ!」といわれてます、
もはや生命の危険を感じます、
自衛隊は私の生命を守ってくれるのでしょうか?
え?邦人じゃないからダメ?
住んでる場所ではなくて、やっぱり国籍で命の選別?
でも、私のこと嫌いでも、キモくても、自分勝手でも助けてよ!
それが国ってもんじゃありませんか?
え?ああ、やっぱり「自己責任」かあ、、、
神戸のM嬢、お願いです、機嫌を直してください、、、
、、、、、、
ペンギョス二代目、
小四のうちの娘、ちょっと普通と違う、
趣味はウリハッキョ(この場合朝鮮学校)の歴代学芸会DVD鑑賞、
オッパ(兄)の過去9年間の学芸会DVDを網羅、
全員の名前を覚え、
「○○オンニのこの振り付けの指先がかわいいんだよねえ」
と、一人悦に入っている、
誰が頼んだわけでもないのに、
ウリハッキョ校歌をMayJバージョンで熱唱、
それが結構上手い、
(ふつう、松たか子派なんだけど、うちの娘は断固としてMayJ)
半蔵門線で変態おじさん撃退の武勇譚、
ある日など、友達の家でのお泊りから帰ってくると、
開口一番、
「セシルの家スッゲーでかいんだよ!あんな家に住みたい!住みたい!」
「じゃあ、セシルのうちの子供になりなさい」と私、
「え?なってもいいの!?なるなる!」
「、、、、、、」
わたし、返す言葉もありません、
先日、ひとつ上の上級生とラインの友達になると、
数日後、その子のオンマから、
「えり、ませてる!
うちの子、えりとライン友達になったその直後から、
トンチョ(東大阪初級)、ソシン(西神戸)、トンシン(東神戸)等、
ほぼ全国津々浦々のウリハッキョの子達からラインがとどくようになったよ、
えりのラインネットワークすごすぎ!びっくり!」
先日、こっそり覗くと、
学芸会の話題で盛り上がっている、
そして他校のオンニ(姉さん)に
ガンバッテください!
あの娘が敬語を使っているではないか!
年の離れた末っ子の娘はチョ~カワイイのだ、もうね、食べてしまいたい、
毎晩、家に帰ると一番に娘の寝室へ、
寝てる事をいい事に、ポッポしまくり、
ていうか、ほぼ舐めまわしてる、が正確、
しかし、先日娘が目を覚ます、
「もう、アッパやめて!チョ~キモイしクッサイ!
おねがいだから、この世から消えてくれる!
もう二度と私の前に現れないで!
もう、絶対アッパを許さないから!」
「だってえ、えりがちょ~カワイイから、、、」
「えりが、どんなにカワイイからって関係ないから!」
(お、そこは否定しないのね、う~ん、母親似か、、、)
「アッパをゆるちて~えり~」
「じゃあ、車買ってくれたら許してあげる」
「ク、クルマ?」
「車買ってくれたら、触ってもいい」
「、、、、、」
お、おまえは、おとなか?
軽いめまいをおぼえる私、
だ、誰に似たこの娘、、、
そんな親子関係を修復したい方、
肩寄せ合って焼肉つつけば、
冷えた関係も雪解け、
いつでもお待ちしております、
でも肉の焼きすぎ炎上にはご用心!
娘と姪っ子たち、やっぱり女の子が集まると華やかですなあ、
、、、、、
先日、私の誕生日だったわけなんですけど、
わたしね、誕生日、二度と来て欲しくないんです、はっきりくっきり言って、
もうね、これ以上年をとりたくないわけなんです、
どこをどう考えても、お目でたいとは思えないわけなんです、
むしろ、悲しいくらなわけなんですよ、
なんだけど、何事も無くスルーされるのも歓迎できないって言うか、
微妙でデリケートなおじさんの心理っていうか、
今はまだおじさんだからいいけど、
区役所に行った時、
「高齢者の方はこちらです」とか、
電車で
「あ、おじいさん、こちらの座席にどうぞ!」と、
言われる未来に戦々恐々してるというか、
で、でもですね、
自分の家族にスルーってのはどうなんですか?って話なわけなんですよ、
うちのストロベリーちゃん、
夕方の買い物の伝票の日付けをみてようやく気が付いたわけなんです、
だから、ケーキなんて無いですからね、気づくの遅すぎたわけですから、
家に帰ったら、
次男が起きていて
「あ、そうか、アッパ誕生日おめでとう」
たったいま思い出したました感を思いっきり出しながら、
ていうか、すでに11時58分!
2分しかハッピーバースデー浸る時間ねえじゃん!
ていうか、ウルトラマンでさえあともう一分地球上にいられるわ!
まだカラータイアマーさえなってねえ~!
娘と長男、いまも全く気づいてね~!
そんな家族をどう思いますか?
それでも新しい朝はやってきます、、、