ピオネール | ヨンさまブログ

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とある焼肉屋のおやじです。

♪オッケトンム ネドンム ピオネルトンム
 ウリドゥルン ナオリン プロレタリア♪
(竹馬の友よ、我が友よ、児童団の友よ、
僕らは幼いプロレタリア)

焼肉ぱんはスカイツリー店のヨン様です、
ゴールデンウィーク、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

今回もまた、朝鮮学校ネタで恐縮である、
と、いうのも、うちの娘が四年生に進級、
朝鮮学校では四年生になると自動的に少年団に加盟することになっているのだ、

共産圏諸国では、
少年団の事を1960年代ごろまではピオネールと呼んでいた、
ロシア語でパイオニアという意味、つまり先駆者、
社会主義建設の先駆者たれ、という意味が込められている、

ソ連の崩壊後、
現在でも、その制度が残っているのは
中華人民共和国、朝鮮民主主義人民共和国、ベトナム社会主義共和国、
キューバ共和国、そして日本の朝鮮学校であろう、

朝鮮学校のそれは団員になったからといって
別段特別な事をするわけではない、

人民を搾取する悪徳資本家を撲滅し
社会主義政権を打ち立てようと日本国内で活動する事など
今の時代にあるわけがないのだ、
少なくとも私の周りにはそんなのいない、

ただ、小学校高学年になって、
責任感を持ち、幼い後輩達の面倒をみてあげよう
そんな側面が強いのだ、

そしてその証として、
加盟式で先輩達から一人一人あの赤いネクタイを付けてもらうのだ、
朝鮮学校版ボーイスカウトのようなものである、

子供たちは、その赤いネクタイに憧れるのだ、
白いブラウスに深紅の少年団ネクタイを付けて、
敬礼するのだ、カッコいいのだ、ちょっと大きくなったのだ、

何に敬礼?うん、鋭い質問だ、
ただ、これを説明すると私個人の見解や、保護者側の様々な
想いなど、長くなるので今回は割愛する、
ただ、我々の時代、70年代のときのように、
「元帥様」にではないのだ、
うちの娘は「元帥様」「将軍様」が誰なのかさえハッキリ知らないのだ、

確かに賛否は両論であるが、
少なくない保護者たちは「少年団」にノスタルジーを感じるのだ、
あの映画「スタンドバイミー」のように、
よく、今でも思想信条はリベラルで平和憲法擁護派だけど、
少年時代習った「軍歌」は好きだと言う人いるでしょ?
故小沢昭一さんみたいな、
と書けば、おわかりいただけるのではないか?


これは北朝鮮の少年団



冒頭の児童団の歌は
我々の年代ならみなが知っている有名な歌、

昨日吉永小百合がパーソナリティーのTBSラジオで
子供の日にちなんで童謡特集をしていた

日本の有名な童謡の多くは外国からやってきた、
たとえば
「クラリネットをこわしちゃった」はフランス、
「こぎつねこんこん」はたしかドイツ、
「メリーさんの羊」はイギリス、
「大きな栗の木下で」たしかオーストラリア、

北朝鮮の童謡も実は外国発が多いらしい、
日本統治時代、
ほとんどの人々は字を読めなかった、
だから、覚えやすい外国の童謡に朝鮮語の歌詞をつけて、
人々を独立運動に向けて啓蒙したというのだ、
児童団の歌もおそらくそうではないか、
というのも、
児童団と言う名称は日本統治時代のもので、
解放後に「少年団」に名称が変わったからである、
あくまでも、個人的感想であるが、

そんな思いをめぐらす子供の日、
やっぱり、みんなで焼肉でしょう!



「お母さんといっしょ」にね、
あ、お父さんも忘れちゃいやよ!

・・・・・・

先日、本屋に行くと
お坊さんが
「時間のうまい使い方」と言う本を読んいた、
常日頃から、
ついついお坊さんに過大な期待を寄せてしまう私、
心の中で、
「時間を超越してくれよ!」と、
思わず叫んでしまう、
後ろで騒ぐ子供を
「念力で止めてくれよ!」と、
叫ばずにはいられないこの私は、
やはり人生の修業がたりないのであろうか?

しかし、頭は確実にお坊さんに近づいている、
ナムアミダブツ、、、