飛び出せ青春! | ヨンさまブログ

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とある焼肉屋のおやじです。

焼肉ぱんがスカイツリー店のヨン様です、
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

制服のブレザーにピカピカの革靴を履いて、
「いって来ます!」と家を出る長男、
高校生デビューである、

バスケ部に入り朝は5時起き、
帰宅は20時過ぎである

初めての高校生活で多くのカルチャーショックを受けたようである、

第一、
上級生にあったら必ず挨拶をせねばならない、

例え知らない上級生に対しても「アンニョンハシンニカ?」と挨拶をしなければ
ボコボコにされるのである、
朝の登校時、朝鮮学校はあたかも「アンニョンハシンニカ?」の
千本ノック状態である、
その千本ノックに応える上級生も実は大変なのである、
威厳を保ちながら軽く頷く、
失敗すると、いっきに下級生からの畏敬の念を失うのである、
カッコヨク決めねばならないのである、

第二、
新入生は教室以外の場所でどんなに暑かろうと
上着を脱いで歩いてはならない、

第三、
新入生は上級生によって定められたコース以外の道を通って登校してはならない、
どんな事があってもショートカットは厳禁である、

第四、
制服衣替えの季節、
新入生は全ての上級生が、最後の一人まで、衣替えを完全に終了するまで
夏服、冬服に着替えてはならない、

我々の時代と同様に
厳格な階級制度は今も健在のである、
朝鮮王朝時代の儒教の名残か?
または日本統治時代の
大日本帝国陸軍階級制度の名残なのか?
伝統は脈々と受け継がれているようである、

毎日、ぐったりして帰ってくる長男君、
高校の部活の練習は想像以上にハードのようだ、
日に日に無口になる長男君、

小中学校で9年間、
井戸の中でみんなの温かい眼差しの中で育った彼、
今、はじめて井戸から飛び出し大きな池に飛び込んだ、
そこにはカエルやオタマジャクシだけではなく、
ザリガニや鯉、フナ、タガメやナマズなどがいる、
はたして、うちの長男君は大丈夫なのか!?
数々の初体験の洗礼を受ける我が長男君!
彼の心のセコムがカチッと閉まる、
何も話さない、
心配する親、

そんなある日、長男君がポツリと一言、
「学校、超~楽しい、」
うれしすぎて過呼吸になるストロベリーちゃん、
とりあえずホッと息をつく私、

校内全体が体育会系の朝鮮学校、
しかし、目線を変えれば、
その校風が、礼儀正しい人格を形成するのも否定できないのだ、

とりあえず、
そんなうれしいときは、
ぱんがで焼肉!ね、


ね、いいでしょ!?
いつもご機嫌斜めな思春期達も、
これを食べればニッコリ笑顔!

・・・・・・

最近ネットなどで、朝鮮学校に対する批判の記事をよく目にする、
記事の書き手ははたして、
実際に朝鮮学校の様子を実際に自分の目で見たのだろうか?
たしかに、
私自身も将軍様や民族の純粋性だのなんだのというのには懐疑的ではある、
が、それを差し引いても、良い部分は少なくないと実感するのである、
「閉鎖的な朝鮮学校」と主張する人達は
是非一度朝鮮学校にいってみるといい、
誰でも見ることができるから、

・・・・・・

地元の朝鮮小中学校で催される運動会や夏の納涼会、
毎年、卒業生の高校生たちが遊びに来る、
豊かな胸を窮屈そうに包むTシャツ、
ちらちら見えるおヘソ、
何を食べたら、こんな豊かな胸になるのか!?
私達、おじさんは思うことが多いい、

そんな私の視線をしっかりチェックし、
軽蔑の眼差しを向けるストロベリーちゃん、
日本全国、どこでも見られる光景ではないかしらん?
朝鮮学校の文化は、
日本のマイノリテイー文化の一部、
だと私は思うのである、
無くして誰が得するのかしらねえ、、、

あ、私の視線が朝鮮学校や日本の文化って言ってる訳ではないですからね!
オジサンになると視線をアンダーコントロール出来なくなっちゃうの!
今度、安部総理にアンダーコントロールのしかた教わりますから!