ダン、ダン、ダダンダン、ダンダダダッダダーン
朝鮮人民軍閲兵式での定番曲
「五芒星(ごぼうせい)行進曲(オガッピョル行進曲)」の
バスドラムの旋律が私の頭の中を離れない、
決戦の時が迫る、
ここは北区十条、
東京朝鮮中高級学校の校門前、
そう、この日は長男の高校入学式である、
「綺麗なオモニ」の称号が欲しい、
ストロベリーちゃんの瞳が
メラメラと野望に燃えたぎる、
焼肉ぱんがスカイツリー店のヨン様です、
みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
四月五日は高校の入学式、
この日の為に、
今まで一度も成功した事の無い、ダイエットを
また性懲りも無く強行してきたストロベリーちゃん、
まるで、財政スリム化にことごとく失敗している
この国の歴代政権のようである、
黒以外は絶対に着ない!と決意は鋼鉄よりも硬い、
白のような膨張色は論外である、
出来る限り細く見せるのだ、粉飾決算のようではないか、
結果、服部栄養専門学校校長の服部幸應のような
服装に毎回なってしまうのである、
私にとっても30年ぶりの母校である、
体育館で式が始まる、
な、なんと台上から将軍家の肖像画が消えているではないか!
時代は変わるのか!?「朝鮮学校の春」なのか!?
祝辞のあいさつでも
「元帥」と言う言葉は本部のお偉いさんの時の一度しかなかったのではなかったか?
式が終わり教室に行く、
ああ、やっぱり、将軍家の肖像画が二枚、
かるい落胆を感じる保護者達も少なくない、
しかし、クラスは男女共学、担任の先生も優しそうである、
楽しい有意義な高校生活を送れそうである、
そして私はハッと息を飲む、
同じ教室に某有名焼肉チェーン店の社長がいるではないか!
どうやら、ご令嬢がうちの息子とクラスメートのようだ!
私の妄想が膨らむ、
もしも、かりに、もしも、ことがうまく運べば、
我々の老後の心配も何も無いではないか!
息子よ!うまくやるのだ!
ああ、バカ、バカ、バカ、バカ、神聖な入学式の日に
私はなんというイヤらしい事を考えているのだ、
しかし時代は変わったものである、
私の学生時代、男女は別々のクラス、
楽しい記憶は何ひとつ無い、
私は自分の高校時代を「暗黒の三年間」と密かに呼んでいる、
・・・・・
式も無事終わり、
ストロベリーちゃんの顔を見る、
とても満足気である、
まさに勝利者の表情そのものではないか!
彼女の中で
「美の革命闘争」は完全勝利を達成したようである、
ママだけでなく肉も美しい!
そんな焼肉ぱんがスカイツリー店をよろしくお願いします!
あ、記事に対するクレームは一切受け付けておりませんから!
でも、私は思う、
国交の無い国と密接な関係がある民族学校がある国、日本、
この日本の寛容な社会は在日だけでなく
日本に住む全ての国民にとっても
世界に誇れる財産ではないのかしらん?
排除するより受け入れる方がカッコイイと思うなあ、
・・・・・
30年前、私たちの高校時代の体操着は
女子は提灯ブルマー
男子はトレパンだった、
あれは何故だったのか?
その更に前の時代の東京オリンピック女子バレー決勝
日本vsソ連戦、
提灯ブルマーの日本選手は
ソ連選手が着用する、
体にフィットする最新型ブルマーを初めて目の当たりにして
戦慄をおぼえたそうだ、
「世界はそれほどまでに進んでいるのか!?」と、
そんな、当時でさえ絶滅危惧種であった
提灯ブルマーの着用を義務づけていた当時の学校、
あれは実は現場の声の反映ではなかったのか?
男先生達の要望ではなかったのか?と、
疑惑は募るばかりである、
そう考えると、またしても眠れない夜は続くのである、、、