成人の日を考える | ヨンさまブログ

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とある焼肉屋のおやじです。

 大雪で大変だった今年の成人の日、

でもこの大雪のおかげで、

セピア色の成人式の記憶が、鮮やかな天然色の思い出として、
一生の宝物になる人も少なくないことでしょう。

ところで、いったい成人ってなあに?

主要国のほとんどは満18才で成人とみなしてますね、

中国、豪州、イタリアなど、イギリスはスコットランドだけは16才、
アメリカも基本18才、州によって違うところも、

一番低いのがプエルト・リコの14才、

アフリカ諸国は意外と高い国が多く
ナイジェリア、ルワンダ、コートジボワール等は21才、

そして日本は20才、ちと、高い感じがするけれど、

ちなみに韓国は満で19才、なぜかって?
数えで20才になるから、

さて、共和国(北朝鮮)は何才で成人としてみなされるでしょうか?

答えは17才(僕の資料によると)、理由はわかりませんが、
もしかしたら、これはあくまでも個人的な想像ですが、
共和国建国の父が「打倒帝国主義同盟」いわゆる「トゥドゥ」を結成したのが
17才の時だったからでは?と、
でも、たしか16才だったような気もするし、、、
昔、テストで必須項目だったんだよなあ、、、

と、まあ、国によってまちまち、

未成年でも家族の生活に責任持って暮らしてる人もいれば、
成人になっても、家族に依存してる者もいる、

意味がないよね、という人も、

国を挙げて「成人おめでとう!」と盛り上げるのは
世界中で日本だけ、

でも成人式が無くなると、これまた問題が、
呉服店、美容院はこの時期に稼がないと生活が厳しい、
不況の中、彼らは成人式の存続を強く要望してる、

昔はイノシシ仕留めない限り、一人前の大人と認められなかったり、
朝鮮半島では年に関係なく既婚の有無が成人の境目だったよね、

はたして自分はどうなのかなあ?

ストロベリーちゃんからは「異星人」とか「エロオッパイ星人」「くせ~人」とか
あらゆる蔑称で呼ばれてますけど!

成人式といえば、
砂を噛むような苦い経験が、

大学時代、千葉の朝鮮学校の同級生の成人パーテイの
間違った日時を伝えられ、
意に反して欠席、あれほど楽しみにしてたのに、

もう、奈落の底へ突き落とされました、
だって、一生思い出無いじゃん!
僕の人生の5大悲劇に一つが、まさにこれ!
だから記念写真は無し、
もしあったとしても、
右上の隅、〇の中の顔写真になってただろうね、
ほら、卒業写真なんかで病欠の人がやられる、ちょっと屈辱的なあれ、

成人式で人生の迷子になり、
雨に打たれ、ボロボロの小鳥のようになって震えていた
僕を救ってくれたのが、
大阪朝高ラグビー部のOBだった伸ちゃんと鶴(カク)ちゃん、
事情を知った彼らが
「来週の日曜、大坂朝高出身の成人パーテイーあるから一緒にいこう、
会費一人3千円!」

重くのしかかった厚い暗い雲の隙間から一筋に光が射し、
やがて、その光が雲を黒い追い払うように晴れ渡る、


(当時の記念写真、みな笑顔!
最後列の左端が僕、当時は髪の毛フッサフサ)

そんな心の風景って本当にあるんだなあと感動したものでした。

その時思いましたよ、
大阪人って人間関係において開放的で、あっけらかんとしてよいなあと、
以降、僕は甲子園でPL学園を応援するようになりましたよ、
もちろん大阪朝高も!

だから成人になったあかつきに、
家族に焼肉ご馳走してあげて!

いいザブトンが入ったよ~

モノクロ星人、あ、成人の僕はメカに弱い、
尋ねられた若人達はいつも上から目線、
そんな彼らに、若さへのおごりを感じるのは僕だけでしょうか?

そんなこんなで今年で成人暦30年目、
鳴かず飛ばずの超低空飛行、もう地上スレスレ、あ、あぶね!
まるでサーカス、ハラハラ人生飛行!
それでも助手席にストロベリーちゃんを乗せて、
結構楽しく、元気に今日も飛ぶ!
日本は今日も平和である!