韓国の大衆楽曲といえば、何といってもトロット、いわゆる韓国演歌、
人生も半世紀近く生きてくると演歌が心に染みるんだよねえ、
中でもチユ ヒョンミ、今の韓国トロットの女王、
「雨のヨンドンギョ」
♫雨に濡れ 涙に濡れ 痛みに濡れ とめどなくさまよう
夜雨ふるヨンドンギョ♫
彼女のコブシ、「ハン(恨)」の情念が凝縮されてますよね、
基本的には「シンサドンのあの人」「片思い」などド演歌というよりも
軽いタッチの演歌が多いいんですけどね、
全羅南道光州出身の韓国華人三世、
小学校から高校まで韓国華人学校に通い、
その後、中央大学校薬学科を卒業し薬剤師になるかたわら歌手としてデビュー、
現在、在韓華人の人口は2万4千ほどといわれ、
90%が対岸の山東省出身の子孫といわれ、
大陸の末裔なのに共産中国と国交が無かったため、
国籍は中華民国(台湾)、国交のある現在もそのようです、
東南アジアや日本、アメリカの華僑のほとんどは広東、福建省出身、
実に興味深い、
歴代韓国政府の在韓華人に対する一貫した差別政策は韓国国内はもちろん、
日本の差別政策に抗議する在日韓国朝鮮人にも
ほとんど知られていないのが現状、
80年代後期まで医療保険、生活保護、韓国国籍の取得等が
一切認められず(まるで当時の在日のよう)、
企業への就職も困難で、店は一店舗まで50坪以内、
あたかも韓国国内では成功させませんといわれてるようなもの、
そんな彼らの生きる最期の道が、
廉価で一個からでも出前を受ける町の中華屋さん、
ジャージャー麺や日本から渡ってきたチャンポン、オムライスを韓国式に
アレンジした「チャジャンミョン」のお店だったんです、
彼らに比べると在日の何と恵まれてること!
80年代後半にようやく差別も緩和されたものの、
韓国国内での華人に対する差別、偏見は依然とね強いものがあるといいます。
南北朝鮮の偉い人達が度々日本政府に在日の差別待遇に対して強く抗議をするけど、
その度に♫雨に濡れ 涙にぬれ 痛みに濡れ♫
のメロデイが頭をよぎるのはぼくだけでしょうか?
え?共和国(北朝鮮)ではそんな差別とっくの昔に解決してるって!
ん~、どうかしらん?
だって、先日、平穣放送のきれいなお姉さんが
「人間ペクチョン 李明博一味」とエキセントリックに言ってたけど、
ペクチョン(白丁)て、あんた、差別用語の最もたる物で、
日本や欧米各国なら間違いなく放送禁止用語、
それが国営放送で出るくらいだから
一般的によく使われてる言葉なんだろうと思わざるを得ないなあ、
誰かに対して、、、
ちょっと辛口コメントだけどゴメンなさいね、
差別は人間社会の普遍的な事柄だけど、
少しでも解決しようとあがくような人でありたい、
けれど僕は無理、そんな良い人じゃないから、
だから、そこのあなた、よろしくお願いしますよ!
チュ ヒョンミさん、彼女88年に韓国籍に帰化します、
この場合、中国人目線からは「背信者」?そんなことないよね、
生活基盤が韓国にあるんだもの、
ある雑誌の記事で
「私は韓国人以上に韓国人の魂を歌えることが出来ます、
このインタビューが終わったらチャジャンミョン食べに行きましょう、
わたしがご馳走するわ」とニッコリ、
カッコいい!
そんな事を思いながら作った、焼肉ぱんがのチャジャンミョン、
両手で箸を一本づつ持ってよく混ぜて!どうぞ、召し上げれ、
韓国人はチャジャンミョンを混ぜてる時、一番幸せそうな顔をするそうですよ、
それも、在韓華人のたゆまぬ努力のおかげだよ!
でもね、幼少の頃、母親がいったんだよねえ、
家の中ではいいけど、
日本人の前では絶対ピビ(混ぜ混ぜにすること)しちゃいけない!
いじめられるから、と、
速いもので今年ももう12月、やれやれ、
お酒を飲む機会も増えると思いますが、皆さんほどほどに、
「もうだめだ、もうだめだ」と呪文を唱えながら、
便座のふたを開け、便器の前でひざまずきながら、
「神様!もう2度としませんから、赦して下さい!」
と懺悔した経験があるのは私だけでしょうか?
ゲロは吐いても、弱音は吐くな、僕はそうありたい、、、