北朝鮮からたった一人で女子個人に参戦し、王者中国を降したパク・ヨンスン(本国ではパギョンスンと
発音)選手は女子では卓球史上初のサウスポーの世界チャンプでもありました。
連覇の2年後の世界選手権は彼女の地元ピョンヤン。
彼女目当てに連日1万人が会場に詰め掛けました。
国と国民の期待という重圧が148センチの彼女の小さな肩にのしかかり、どれだけ重たかったかと想うと
胸が締め付けられます。ヒロインの宿命でしょうか?
小さな女王は惜しくも準決勝でライバル中国の選手に敗れました。が、むしろあのプレッシャーの中で
よくベスト4に残ったと想います。輝きは全く色褪せません。
日本の卓球界にも彼女をオマージュする人は少なくありません。
その後、はっきりとした事はわかりませんが、80年代に不治の病にかかり31才の若さで他界したそうで
す。美人薄命といいますがパギョンスン選手もなかなかの美人だったんです。
もしも今現役だったらきっと「北の卓球コンジュ(お姫様)」と呼ばれ石川佳純ちゃんとの対戦はカードは
日朝プリンセス対決、ダイヤモンドチケット間違い無し!
北朝鮮はアメリカやロシアのように名選手を安定供給する国ではないけれど、何年かに一度コンスタント
に世界を驚かすスーパーアスリートを送り出すんだよね。
1966年サッカーW杯イングランド大会ベスト8はあまりにも有名
準々決勝のポルトガル戦は前半3-0でリードしてました。
北朝鮮代表はイングランドでチョー人気があったのをご存知?
そして前述のパギョンスン選手
全盛時代の柔ちゃんに勝ったケ・スニ選手
そしてマラソンのチョン・ソンオク選手等けっこういるんです。
男女を問わず試合中に激昂したあげくブチギレて相手選手や審判をボッコボコにしなければもっと上を狙
えるのに残念!
でもこれがある意味、魅力の一つなんだけど・・・あっ、もちろん暴力絶対反対!
でもヒール役としては最高、これほどキャラが立ったチームは北朝鮮ナショナルチームだけ!
ヒール役が無いスポーツ程つまらないものは無いからね。
そこのアナタ、熱くなったときはパンガに来て冷たいビールを飲みにきてください。
飲み方は以前書いたから知ってるよね。
ママの100万ドルの笑顔がアナタの熱くなった心をそっと包みますよ。
えっ、逆にブチキレルッて?15年前は若いころの名取裕子に似てたのに・・・
あっ、牛すじが煮えたので今日はこの辺で、アツッ!アツツッツ!