極東の18才、カルカッタに彗星のごとく現る | ヨンさまブログ

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とある焼肉屋のおやじです。

 新緑の季節、生命みなぎる季節、スポーツの季節ですね。


ロンドンオリンピック、 サッカーユーロ選手権、日本ダービー等スポーツイベント目白押しです。

 

ところで1975年世界卓球選手権カルカッタ大会、


極東の小国、朝鮮民主主義人民共和国から彗星のごとくデビューした少女を覚えてる人は


そう多くないでしょう。


当時中国全盛の卓球界(今でもそうですが)に北朝鮮から唯一、女子個人種目に参戦した


パク ヨンスン選手18才。


150センチの小さなサウスポーは、ラリーごとに気合を前面に出し、会場中に響き渡るほどの大きな声、


左腕を一杯に伸ばしてのスマッシュ、接戦、逆境で発揮した驚異の勝負根性で


世界の強豪をバッタ バッタとなぎ倒し、


ついに王国、中国のエース張立選手を降し栄冠を手にしました。


たった一人で中国に挑戦し、その牙城を崩した小柄な少女が女王に、まさに元祖「小さな巨人」。


国籍、民族、思想、宗教を超え世界中から絶賛されました。


彼女は75年のバーミンガム大会も優勝、連覇を果たしました。


それ以降、選手権卓球女子で中国以外の選手で優勝したのは


93年イェーテボリ大会での韓国のヒョン ジョンファ選手ただ一人。


このヒョン ジョンファ選手はその2年前の91年東京大会、統一コリアの代表メンバー。


幕張メッセでの対中国決勝戦で、3時間40分の大接戦の末、勝利した後泣きじゃくった


南側の選手です。


選手生活のなかで彼女が唯一涙を流したのはこの時だけだっったと後日語っています。


優勝の瞬間は多くの観客が国籍に関係なく涙してたのが今も記憶にあたらしい。


スポーツで爽やかな汗を流した後は焼肉で栄養補給!


牛肉は栄養価も高くアルツハイマー防止にも効果的だそうです。


野菜と一緒にバランスよく食べれば健康にもとってもいいんです。


スタッフ一同お待ち申し上げます。


あっ、そういえば女性スタッフの名前がヨンスンさんだった。サー!ラッキー、サー!