2024.7.8.ディボーションです。 | 武庫川純福音キリスト教会ブログ

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アッセンブリーズオブゴッド教団武庫川純福音キリスト教会のディボーションブログです。

おはよ!「手柄意識を持たないキリストのしもべ」…エフライムの人々はギデオンがミデアン人との戦いに勝利した時、自分たちが呼ばれず、功績が残らないことに憤りを覚えました。私が神学生だった頃のことです。学期末の論文提出日が近づき、多くの学生たちが図書室の自習コーナーを埋め尽くし、ピリピリした緊張感が漂っていました。しかし、皆が自分の論文作成に没頭している中、同じ神学生のAさんは、自習コーナーの一人ひとりに紅茶を入れて、労をねぎらう言葉をかけていました。Aさん自身も論文を作成しなければならないのに、他の学生が無理して体調を壊すことがないようにと祈っていたのです。
 そんなAさんの姿を見て、「いったい、私は何のために神学校で学んでいるのだろうか。今、自分のことで精いっぱいで、他の学生を見る心を欠如したまま、将来、教会の牧会の場に立った時、果たして隣人のために祈り仕えることができるのか」と自分自身に問いかけました。Aさんは現在、宣教師として中米で若者たちの間で働いています。彼のニュースレターは、彼の実績や功績にはほとんど触れられておらず、彼の顔写真さえも見つけることは難しいほどです。内容のほとんどは、Aさんが仕えている若者たちの様子です。
 Aさんがひたすら主の愛を証しし、その愛を通して若者たちを支え続けているのです。私は、そのAさんの姿を思い起こしながら、自分の実績や功績、手柄を意識するプライドがないか思わされました。そして、主の陰に自らを置いて、「私」ではなく「主が」何をなさるのかに心を留めながら仕えていくことを、改めて決意しました。

聖書:士師記8:1~12
エフライムの人々はギデオンに向かい「あなたが、ミデアンびとと戦うために行かれたとき、われわれを呼ばれなかったが、どうしてそういうことをされたのですか」と言って激しく彼を責めた。2 ギデオンは彼らに言った、「今わたしのした事は、あなたがたのした事と比べものになりましょうか。エフライムの拾い集めた取り残りのぶどうはアビエゼルの収穫したぶどうにもまさるではありませんか。3 神はミデアンの君オレブとゼエブをあなたがたの手にわたされました。わたしのなし得た事は、あなたがたのした事と比べものになりましょうか」。ギデオンがこの言葉を述べると、彼らの憤りは解けた。4 ギデオンは自分に従っていた三百人と共にヨルダンに行ってこれを渡り、疲れながらもなお追撃したが、5 彼はスコテの人々に言った、「どうぞわたしに従っている民にパンを与えてください。彼らが疲れているのに、わたしはミデアンの王ゼバとザルムンナを追撃しているのですから」。6 スコテのつかさたちは言った、「ゼバとザルムンナは、すでにあなたの手のうちにあるのですか。われわれはどうしてあなたの軍勢にパンを与えねばならないのですか」。7 ギデオンは言った、「それならば主がわたしの手にゼバとザルムンナをわたされるとき、わたしは野のいばらと、おどろをもって、あなたがたの肉を打つであろう」。・・・後は直接聖書をお読みくださいね。

タイトル:戦っている人を孤独にしない

内容観察:戦いを優勢に勧めたギデオンでしたが、エフライムの人々からの反感をなだめたり、非協力的なスコテやペヌエルの人々の態度に苦しめられます。しかし、ギデオンはついにミデヤンの軍勢を打ち、王を捕らえます。

静聴:たとえ不当な訴えを受けても、聖霊様に満たされ、柔和に応えましょう。エフライムは自分たちを戦いに呼ばなかったと、勝利したギデオンたちに言いがかりをつけました。しかし、ギデオンは柔和に受け止め、エフライムの顔を立てました。そのため、彼らは平静を取り戻して帰ったのです。戦っている人を孤独に陥らせてはなりません。イスラエルのために戦っているギデオン軍に対して、スコテやペヌエルの人々は食事を振る舞うことさえ拒否しました。私たちは、霊的最前線に立っている指導者やリーダーなどが孤独にならないよう、支える必要があるのです。

※  祈りと適用は、読まれたそれぞれが応答してください。
※ 今日の優先順位:月曜日  託された使命に励みましょう。今日は教区会に行ってきますね。

※  祈祷課題:①家族の救い, ②初心者の救いと成長, ③SSとユース, ④2024年のビジョン, ⑤7月の歩み, ⑥能登震災の回復。 ⑦ウクライナ紛争早期解決。 ⑧トルコとシリヤの地震被災者のため。⑨ハマスとイスラエルの紛争解決。今日もイエス様と一緒にGo! 祝福を祈ります。