おはよ！「やみの力からの解放」…霊的な解放のミニストリーをしているニール・アンダーソン師が出会ったリティアという女性の話です。彼女は、幼い頃に悪魔礼拝の儀式に参加させられたり、性的虐待を受けるなどしてきました。彼女はその後、クリスチャンになりましたが、傷ついた自我は信仰生活に深刻な害を与えていました。カウンセリングのために訪れた彼女に、アンダーソン師は尋ねました。
「リティアさん、あなたが自分のことをどのように見ていますか」すると彼女は「私は邪悪な者です。そして、役に立たない者です。どこに行っても悪いことをしていると皆から言われます」それを聞いたアンダーソン師は「あなたは邪悪ではありません。神の子がどうしてそんなことがあるでしょうか」と言って、宣言すべき御言葉のリストを渡しました。そこには「私は神の子です」「私の罪は赦されました」「私は義と認められています」という言葉と共に聖書箇所が記されていました。
ところが、彼女がそれを読み上げようとした時、彼女の様子が変わり、「そんなことするもんか」と笑う声が彼女の中から聞こえたのです。しかし、悪霊に対処する秘訣を心得ていたアンダーソン師は、キリストの権威のみ名によって祈り、彼女が解放されるように導きました。すると、御言葉を読み上げた彼女は「そのリストが真っ白な紙になった」ように感じました。その意味は分かりませんでしたが、この時以来、彼女はだんだんとキリストにある自分の身分を理解し始め、霊的な束縛を捨て、神の子のアイデンティティを持って生きることができるようになったのです。ハレルヤ！
聖書：ダニエル7：19～28
19 そこでわたしは、さらに第四の獣の真意を知ろうとした。その獣は他の獣と異なって、はなはだ恐ろしく、その歯は鉄、そのつめは青銅であって、食らい、かつ、かみ砕いて、その残りを足で踏みつけた。20 この獣の頭には、十の角があったが、そのほかに一つの角が出てきたので、この角のために、三つの角が抜け落ちた。この角には目があり、また大きな事を語る口があって、その形は、その同類のものよりも大きく見えた。21 わたしが見ていると、この角は聖徒と戦って、彼らに勝ったが、22 ついに日の老いたる者がきて、いと高き者の聖徒のために審判をおこなった。そしてその時がきて、この聖徒たちは国を受けた。23 彼はこう言った、『第四の獣は地上の第四の国である。これはすべての国と異なって、全世界を併合し、これを踏みつけ、かつ打ち砕く。24 十の角はこの国から起る十人の王である。その後にまたひとりの王が起る。彼は先の者と異なり、かつ、その三人の王を倒す。25 彼は、いと高き者に敵して言葉を出し、かつ、いと高き者の聖徒を悩ます。彼はまた時と律法とを変えようと望む。聖徒はひと時と、ふた時と、半時の間、彼の手にわたされる。26 しかし審判が行われ、彼の主権は奪われて、永遠に滅び絶やされ、27 国と主権と全天下の国々の権威とは、いと高き者の聖徒たる民に与えられる。彼らの国は永遠の国であって、諸国の者はみな彼らに仕え、かつ従う』。28 その事はここで終った。われダニエルは、これを思いまわして、非常に悩み、顔色も変った。しかし、わたしはこの事を心に留めた」。
タイトル：試練は一時的、栄光は永遠に
内容観察：ダニエルが第４の獣の真意を知ろうとした時、御使いがその意味を説明してくれました。将来、強力な力を持つ神の敵対者が現れ、しばらくの間は神を冒涜し、聖徒たちを迫害しますが、最後には永遠に滅ぼされるというものでした。
静聴：イエス・キリストの再臨の時、すべてのサタンの勢力は永遠の裁きを受けて、滅ぼし尽くされます。第４の獣と象徴されるサタンの働きは、再臨が近づくとさらに激しくなり、聖徒は迫害されます。しかし、主の裁きの日に、聖徒は国と主権とすべての国々の権威お受けるのです。主から示された御言葉、幻、預言などはさらに吟味する必要があります。ダニエルは、第４の獣の幻を見た時、その真意を知りたいと思いました。すると御使いはさらに詳しく、その意味を説明してくれました。
※ 祈りと適用は、読まれたそれぞれが応答してください。
※ 今日の優先順位：土曜日 託された使命に励みましょう。明日はペンテコステ礼拝です。期待して祈り待ち望みましょう。
※ 祈祷課題：①家族の救い, ②初心者の救いと成長, ③SSとユース, ④2024年のビジョン, ⑤５月の歩み, ⑥能登震災の回復。 ⑦ウクライナ紛争早期解決。 ⑧トルコとシリヤの地震被災者のため。⑨ハマスとイスラエルの紛争解決。今日もイエス様と一緒にGo！ 祝福を祈ります。