おはよ！「拒まれても」…Mさんは、義理の両親と同居していました。ある日、義父の具合が悪くなって、病院で検査を受けると白血病と診断されました。義父は茫然自失の状態です。義理の両親は、日ごろから娘夫婦がクリスチャンであることに理解を示していて、教会にも、クリスマスとバザーには付き合い程度で来てくれていました。しかし仏壇も所有して、お坊さんを呼んで、仏事も熱心に行っていました。
Mさんは、義父にイエス様を信じて、永遠の希望を持ってもらいたいと強く願いました。そのため、病院に行って会うたびに、ベッドのそばで聖書を開いて、祈りました。しかし、やがて義母が看病疲れもあってか、Mさんがいつものように聖書を開こうとすると、「押し付けないで」「強制しないで」「しつこいわね」と繰り返すようになりました。やがて義父の治療が終わり、家に帰ることになりました。Mさんは毎日家庭礼拝をしていたため、「お父さんも是非参加してください」と誘いました。しかし、義父母は買い物や散歩に行ったりして、わざと家庭礼拝を避けていました。
それでも体力もなくなって外出ができなくなると、仕方なく家庭礼拝に参加するようになりました。しならくすると、聖霊が義父に触れて、御言葉を素直に受け入れるようになりました。ある日、具合が悪くなって入院した時に、義父はMさんに「イエス様を信じたい。バプテスマを受けさせて欲しい」とついに言ったのです。早速牧師を呼んで、義父は病床洗礼を受けました。しばらくして義父の病状は悪化して、天に召されましたが、その時の光景は人が亡くなったのではなく、まさに永遠の世界に旅立ったようでした。Mさんはどんなに反対されても、めげずに義父に御言葉を語り続けられたことを感謝しました。
聖書：Ⅰ列王記20：35～43
35 さて預言者のともがらのひとりが主の言葉に従ってその仲間に言った、「どうぞ、わたしを撃ってください」。しかしその人は撃つことを拒んだので、36 彼はその人に言った、「あなたは主の言葉に聞き従わないゆえ、わたしを離れて行くとすぐ、ししがあなたを殺すでしょう」。その人が彼のそばを離れて行くとすぐ、ししが彼に会って彼を殺した。37 彼はまたほかの人に会って言った、「どうぞ、わたしを撃ってください」。するとその人は彼を撃ち、撃って傷つけた。38 こうしてその預言者は行って、道のかたわらで王を待ち、目にほうたいを当てて姿を変えていた。39 王が通り過ぎる時、王に呼ばわって言った、「しもべはいくさの中に出て行きましたが、ある軍人が、ひとりの人をわたしの所につれてきて言いました、『この人を守っていなさい。もし彼がいなくなれば、あなたの命を彼の命に代えるか、または銀一タラントを払わなければならない』。40 ところが、しもべはあちらこちらと忙しくしていたので、ついに彼はいなくなりました」。イスラエルの王は彼に言った、「あなたはそのとおりにさばかれなければならない。あなたが自分でそれを定めたのです」。41 そこで彼が急いで目のほうたいを取り除いたので、イスラエルの王はそれが預言者のひとりであることを知った。42 彼は王に言った、「主はこう仰せられる、『わたしが滅ぼそうと定めた人を、あなたは自分の手から放して行かせたので、あなたの命は彼の命に代り、あなたの民は彼の民に代るであろう』と」。43 イスラエルの王は悲しみ、かつ怒って自分の家におもむき、サマリヤに帰った。
タイトル：従順に従う心
内容観察：預言者の一人が自ら頼んで、仲間に傷つけさせ、目の上の包帯で覆い、正体を隠してアハブ王に会いに行きました。アハブ王に会った彼は、たとえ話を用いて王が主の命令に背いた罪を指摘し、王の命が失われることを告げました。
静聴：人間的な感情で、主の命令に背いてはいけません。預言者は、「主の言葉に従って」仲間に自分を打つように頼みましたが、仲間は打たなかったので、獅子が彼を殺しました。これは、アハブ王が主の命令に逆らって、スリヤ(アラム)の王を打たなかったことへの裁きを預言しています。他人の失敗を通して謙遜に学びましょう。預言者は、見張っておくように言われた人を不注意によって逃がして、罰を受けるようになったという話をしました。王は罰を受けるべきだと述べましたが、これは王自身が犯した罪のことだったのです。
※ 祈りと適用は、読まれたそれぞれが応答してください。
※ 今日の優先順位：土曜日 託された使命に励みましょう。献堂記念礼拝に備えてお祈りくださいね。
※ 祈祷課題：①家族の救い, ②初心者の救いと成長, ③SSとユース, ④2024年のビジョン, ⑤３月の歩み, ⑥能登震災の回復。 ⑦ウクライナ紛争早期解決。 ⑧トルコとシリヤの地震被災者のため。⑨ハマスとイスラエルの紛争解決。今日もイエス様と一緒にGo！ 祝福を祈ります。