おしゃれなバアちゃんー②
神戸のじいさんが中学校で亡くなってから、
おばあさんは一人暮らしになりました。
一人暮らしになってからおばあさんは社交ダンスを始めました。
近所のお年寄りとだけ話していたら息が詰まるから
社交ダンスで若い人と話をしたいという理由からです。
実際どうだったのかは知りませんが、
大変上手と毎回褒められると言っていたので、
ご機嫌で通っていたのだと思います。
私も中学生になり、
反抗期というものを迎えた頃、
阪神・淡路大震災が起こりました。
おばあさんの家が半壊し、
朝からオカンが生存確認に必死でした。
生存確認がとれた後、
家が半壊だったということで
交通が復旧してから
うちの家でおばあさんがしばらく暮らす事になりました。
反抗期まっただ中の私から言えば
少しうっとおしく思う事はあったものの
基本的に子供は自由にというスタンスのおばあさんとは
わりあい仲良くやってました。
オカンも晩飯を代わりに作ってくれたりするので
意外と楽そうにしていたのを覚えています。
唯一当時の私が世の中で一番嫌いだった
オヤジが気を使って小さくなっていたことが痛快だった事も記憶にあります。
そんなこんなで新しい家が出来上がるまでの数か月
うちでおばあさんと一緒に暮らしました。
おばあさんの孫は全部で5人ですが、
うちの家以外は遠い事もあってほとんど会ってなかったので
おばあさんは兄貴と私の二人をとてもかわいがってくれていたのを覚えています。
でも、たまに家の中で踊っていたりと
社交ダンスが恋しそうでもありましたw
おしゃれなバアちゃんー①
小さい頃、夏休みや冬休みに
母の実家によく行きました。
日本人で里帰りのイメージと言えば、
夏、うちわ、蚊取り線香、風鈴、スイカ
蝉の声の中を走り回り、
田舎のばあちゃんの家ではご飯に味噌汁に漬物
こう言ったイメージが一番定番だと思います。
自分の場合、実家が岡山の街中
母の実家は神戸ですが、
神戸の中でも少し中心から外れたところ、
といっても実際はバスで少し移動すれば三宮に着くので
今思えばちょっと山側にあっただけで
そう田舎でもなかったんだと思います。
実際に神戸に行くのは楽しみで
新幹線に乗れるのはうれしいし、
めったに合わないからじいさんばあさんは優しいわで
小さい頃の一大イベントでした。
おばあさんちに行った時の朝ごはんは
たいてい、トースト、目玉焼き、ポテトサラダ、ベーコン
古くから港町で栄えた神戸だけあって
おばあさん家といえど洋風の朝食
お昼もチャーハンなどの中華や夜は海老フライなど
もちろん孫が来ているから好きそうなものをはりきって作ってくれていたのでしょうが
いつもの家よりも子供の好きなメニューが出てくるので
子供心に神戸のばあちゃんの家の食事は大好きでした。
と、いうのも実家からほど近い岡山のばあちゃん家の食事は
ご飯、味噌汁、刺身、煮物
べたべたな味の薄い和食
今となってはとても美味しいんですが、
あのころの感覚だと
神戸の食事に心を奪われるのは当然だと思います。
他にも、神戸に遊びに行ったら
岡山にはない地下鉄
岡山ではほとんどのらないバス移動
高層ビルの町並み
町に佇む洋館
別世界で観光を楽しんでいました。
実際はデパ地下の買い物だったり、
お金のかからない里帰りにつきあっていただけなんですが、
おしゃれなご飯とおしゃれな町並み
いつもおいしそうに笑顔で酒を飲むおじいさん
美味しいごはんを作ってくれるおばあちゃん
そんな神戸が子供心に大好きだったのを覚えています。
サザエさん症候群
しょっちゅう言われることですが
日曜日のサザエさんを見ると切なくなる症状をサザエさん症候群と言います。
たしかに週末は自由に遊んでいるんで
若干切なさがでるのはありますが、
そんなには凹みませんね。
別に仕事嫌いじゃないし
ただ、もしも朝起きる時間が自由だったら
もっとへこまないでしょうね。
仕事で・・・って言うより
朝は好きなタイミングでおきたいですから。
でも、たいてい起きなきゃだめな時間より少し早く起きてしまうんよなぁ・・・