おしゃれなバアちゃんー① | 天職育成中

おしゃれなバアちゃんー①

小さい頃、夏休みや冬休みに

母の実家によく行きました。


日本人で里帰りのイメージと言えば、

夏、うちわ、蚊取り線香、風鈴、スイカ

蝉の声の中を走り回り、

田舎のばあちゃんの家ではご飯に味噌汁に漬物


こう言ったイメージが一番定番だと思います。


自分の場合、実家が岡山の街中

母の実家は神戸ですが、

神戸の中でも少し中心から外れたところ、

といっても実際はバスで少し移動すれば三宮に着くので

今思えばちょっと山側にあっただけで

そう田舎でもなかったんだと思います。


実際に神戸に行くのは楽しみで

新幹線に乗れるのはうれしいし、

めったに合わないからじいさんばあさんは優しいわで

小さい頃の一大イベントでした。


おばあさんちに行った時の朝ごはんは

たいてい、トースト、目玉焼き、ポテトサラダ、ベーコン

古くから港町で栄えた神戸だけあって

おばあさん家といえど洋風の朝食

お昼もチャーハンなどの中華や夜は海老フライなど

もちろん孫が来ているから好きそうなものをはりきって作ってくれていたのでしょうが

いつもの家よりも子供の好きなメニューが出てくるので

子供心に神戸のばあちゃんの家の食事は大好きでした。


と、いうのも実家からほど近い岡山のばあちゃん家の食事は

ご飯、味噌汁、刺身、煮物

べたべたな味の薄い和食

今となってはとても美味しいんですが、

あのころの感覚だと

神戸の食事に心を奪われるのは当然だと思います。


他にも、神戸に遊びに行ったら

岡山にはない地下鉄

岡山ではほとんどのらないバス移動

高層ビルの町並み

町に佇む洋館

別世界で観光を楽しんでいました。


実際はデパ地下の買い物だったり、

お金のかからない里帰りにつきあっていただけなんですが、

おしゃれなご飯とおしゃれな町並み

いつもおいしそうに笑顔で酒を飲むおじいさん

美味しいごはんを作ってくれるおばあちゃん

そんな神戸が子供心に大好きだったのを覚えています。