もう6ケ月、まだ6ケ月
6ケ月前の
11月21日
今日のお天気のような
雲一つない快晴の日
子宮腺筋症と筋腫による
子宮全摘手術後の外来で
晴天の霹靂
とはまさに、このことでした
受け入れる余裕
考える余裕もないまま
治療方針が決定し
治療がスタート
まるでジェットコースター
メンタルは乱高下
治療に前向きになれる日もあれば
そうでない日も・・・
後悔と自責の念ばかり
吐き気や止まらない下痢、食欲不振など
様々な副作用に悩まされ
数週間、ほとんど食事を受け付けず
ダイエット以外で
体重約7㎏減は人生初めての経験
今まで普通に仕事をし
それなりに色々な経験もし
一応、人並みに真面目に
当たり前の毎日を送ってきたつもりです
大きな病気を経験したことで
普通に過ごせる事がどんなに幸せな事かと
50年近く生きてきて、気付かせられました
現在、治療は終了し経過観察中です
残念ながら今のところ
治療の効果はあまり出ず・・・
腫瘍は少し小さくなった程度でした
今後はどうなっていくのか
神のみぞ知るところ
自分の免疫力を信じていくしかありません
時々、ふっと不思議な気持ちになる時があります
自分は本当に治療をしていたの ?
あんなに辛くて痛くて
しんどい思いをしていたの ?
頭の中から一切合切消し去りたいのか ?
断片的に記憶が抜け落ちているところがある
もしかして、これも
レジリエンスの一種
それとも単なる物忘れか
何とも都合の良い解釈
でも、治療日記を読み返してみたり
検査の際に嫌いではなかったはずの
注射針を見るだけでも
痛みや辛かった治療の記憶が
一気に蘇ってくる・・・
何とも不思議な感覚・・・
おかげさまで、数日前に仕事復帰しました
体重もすっかり元通り(タプタプの体脂肪30%越え)
抜け毛も見た目2割くらい? 減くらいのため
ガンをカミングアウトした同僚からも
そうでない同僚からも
以前と変わらず元気な人?
と思われています
(でも、地味に見えないところで絶不調です)
別に心配してほしいとか
気遣ってほしいとか
ましてや同情してほしいなんて
全く思いません
今まで通りがいいんです
ただ、悪気は無くても単に
何気無く言われる言葉が逆に
グサッっと胸を突き刺ささるように
感じる瞬間があります
「相手はそういうつもりで言ったんじゃない」
って頭の中では理解しているつもりですが・・・
こればかりは同じ女性同士でも
大きい病気やケガ、手術・治療などを
経験した当事者自身でないとやっぱり
分かってもらえないなぁ・・・
とつくづく感じます
また、思うような結果が出ず
心のどこかでは
ちょっとした不調や痛みで
もしかして再発や転移?という
不安も常につきまとっています
他の方のブログを読んでいても
心が締め付けられるように辛くなる時
逆に勇気や元気をもらえる時もたくさんあります
ガンとともに生きていくことになって
まだほんの、6ケ月
これから先も更に辛いこと
しんどい事もきっと繰り返していくかも・・・
でも、自分のやりたい事はいっぱい経験し
柳の木ように強くしなやかに
乗り越えていけるといいなぁ