おととい、30年ぶりぐらいに前髪を作った。

長く伸ばしていたサイド?の髪をざっくり切って、

おでこが隠れるような、まっすぐでサラサラなやつ。

 

確かに、年々気になるおでこのしわがあって、

毎日ひっきりなしに流れてくる美容院のインスタの「前髪作ったら変われました」的な映像に

毒されていったのもあったんだと思う。

 

だからその日、なんのためらいもなく

「すみませーん、こんな風にしてください」

って前髪ぱつんのモデルさんの写真を美容師さんに見せてしまった。

20分後にはあっという間に、写真とは似つかない前髪のアラフィフが誕生......。

 

あああああ~

なんでちゃんと考えなかったんだろう。

モデルと自分が別物だって。

 

何十年かぶりに髪型が恥ずかしすぎて、

家に帰れず、近くのカフェでコーヒー飲んで落ち着きながら、

少しでも伸びるように前髪を引っ張って引っ張って、ようやく帰途についた。

 

家に帰ると、さっそくブリ子妹が寄ってきて

「・・・・か、かわいいんじゃない」

気を遣われた凝視

 

珍しく家で勉強していたブリ子も寄ってきて

「大丈夫だよ」

って慰められた真顔

 

夫は

「眼鏡かけてないから良く見えない」

正直これが一番慰められたにっこり

私がどんな格好してても、気にしないタイプだった。忘れてた。

こういう時はほんとありがたい。

 

夜遅く帰ってきたボンレスは、気づかず普通に会話。

3日後に

「あれ?髪切った?」

 

そうだ、男子はそれでいいキメてる

 

一日一日と前髪は伸びてきている気がする。

もう二度と挑戦はしないだろうな。

 

でも不思議。

鏡を見れば見るほど、懐かしい人に毎日会っている気がする。

 

で、今朝ようやく答えがわかった。

黒柳徹子だね。