日本一長い個展会場までの地図案内文。 | 中村無希の寝る5分前に寄り添いたいブログ

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画家 中村無希
nakamura muki

作品についてや、日常のささいなことを話しています。長かったり、読みにくかったりしますが、宜しければお付き合い下さいませ。

 

ご無沙汰しております。

 

いよいよ明日から3日間個展が始まります。

そこで日本一長い個展会場までの地図案内文を作りました!

ご覧下さいませー!

 

。。。。。。

 

 

不躾ながら今回の個展会場になる、

目黒駅西口から徒歩9分にある

「rusu」という場所まで、

私が文章にて詳しくガイドさせて頂きたいと思う。

 

 

突然口調が変わって驚き慌てふためいていると思うが

終始この口調でいくので慣れて頂きたい。

 

 

さて、まず目黒駅に着いたら西口を目指し、適当に地上に出よう。

もうしょっぱな出たとこ違くて、

以下の地図案内文が全くわからんよって

人がいるかもしれない。それはごめん。

私はアトレに着けたから、そこから案内していこうと思う。

付いてきてくれ。

 

ところで余計な文が9割だから相当長文だぞ。

 

早くわかりたい人は地図を見ることをお勧めする。

あれは正確で素晴らしい。

 

ちなみに私のこのルートで行くと歩いて全然1時間はかかる。

なぜなら寄り道が多いからだ。

この文のように。それはごめん。付いてきてくれ。

 

それでは案内スタートだ。

 

 

出口を出ようとすると、右を見ても左を見ても、

上下見てもどうにもアトレがまとわりつく。

そんなわけないと思うだろうがそうかもしれない。

 

どうにもできないのでとりあえずアトレに行くと、

季節限定の箱の装飾に息を飲むゴディバ、

季節感あふれるケーキ屋(今はハロウィンタイム。

なんだハロウィンタイムって。)など

煌びやかな店があって

見る者を帰らせようとしない。絶対に。

 

花屋は特にお勧めだ。

あまり見たことない花が並んでいるし、

一本から気軽に買える雰囲気。

しかもお姉さんの笑顔付き。

 

私も二週間に一度は花を買うぐらい大好きだが、

私の欠点は全てドライフラワーにしてしまうほど

管理がずさんなため、世話を全部母に任せっきりなので

真の花好きとは言えない。反省している。

けど反省してるほど直っていない。

 

さて、そんなことはどうでもいいとして、

まずここで30分は足止めを食らうので注意してもらいたい。

アトレは思っているよりも楽しすぎるのだ。

 

 

そんなアトレに、カツラだったら取れてるだろってぐらい

後ろ髪を思いっきり引っ張られつつも、

アトレを出ると左に信号機がたくさん見えてくる。

 

10歩ぐらい歩くと右に信号があり、

その奥はなにやら楽しそうな雰囲気だが無視。

目の前の空にそびえるビルの文字、

ドンキホーテならびにピカソを目指す。

 

ここからはスプラッシュマウンテン程とはいかないが、

坂があるのでピカソの陳列する商品に目を奪われたり、

反対車線のグローバル治療院って、グローバルって何だろう

なんて考え出したりすると、

すっ転ぶ可能性があるので注意しときたい。

 

そのまま歩くと、目黒といえばさんま、

銀行はみんなさわやかにみえるけど、さわやか信用金庫、

腰塚という牛の腰の肉使ってるのかと

思うステーキ屋さん、

嫌いな人なんていない、いないよね?

いないよの大戸屋や、

アイスココアが美味しいベローチェなどが見え、

さらに進むとなんだこの見事なY字道路はと

言いたくなる分岐点が出てくる。



 

右上を見上げると空にそびえる広告

「その先へ目黒日大」が見えてきたら立派なもの。

私達もその先へ進もう。

 

喉が渇いてきたら左手にあるセブンで飲み物を買おう。

こじんまりしていて比較的かわいいタイプのセブンイレブンだ。

 

 

少し歩くと右手に権之助坂商店街というオレンジの

屋根の長い商店街が見え、

なにやら楽しそうな雰囲気で、

あー、信号渡ってあっち歩けばよかったかなぁと後悔する。

帰りは右側から(ややこしい。帰りは左側にあるからね!)

帰ることをお勧めする。

けど自分の道にはローソンあるからそれはまたそれでよし。

 

 

おっ!橋だ!なんてのんきにスキップして行こうとすると

目の前のカーブに突如交番があり、

おまわりさんが立ってこちらを見ているのでビクッてする。

このアホなブログ読みながら歩きスマホ

していた人は気を付けてもらいたい。

 

別に変なことしてないですけどっていう顔と平常心を持ち、

軽く笑顔で返し、信号を渡り、

広告にも言われた通りその先へ行こう。

左手にワクワクするような小さな階段が出てくるが

行ってはいけない。さらに個展会場から遠のくからだ。

多分。わかんないけど。


実に魅力的な小道



いやに眩しいヘアカット専門店を尻目に、

お洒落仕様のオリジン、なんかすごく行ってみたい

雰囲気のLANDというカレー屋さん、

お腹が痛くなったらここに寄ろうケイポート薬局、

なんかすごいスタイリッシュなマルエツに辿り着くと、

見たこともない大きな道に出る。

 

 

でかい。デカすぎる。

いくらなんでも大きすぎる。

東京の範疇を超えている。飛行機でも通るのか。

何台車が走ってるのか数えきれない。

 

しかし呆然としてるわけには行かない。

信号もすぐ変わっちゃうので、真ん前の信号を渡る。

 

ちなみに、大きな道に取り乱し、間違えてその先まっすぐ

行ってしまうと目黒寄生虫館に辿り着ける

しかし、ここも大変オススメだ。

一体どこで使うかわからない寄生虫シールを買うといい。

私はiPodに張ったがiPodごとなくした。

 

 

さて、正解ルート、信号を渡り左に曲がると風情満載、

我目黒に在りって顔満載の鳥居が満載で立つ大鳥神社が見えてくる

お願いごとをしに参拝するのもいいだろう。

気持ちがシャンとする。

私は個展が成功しますようにと参拝してきたが、

ご利益があったかどうかは当日わかってしまうので

ワクワクドキドキしてしまう。

 
ここのお守りや絵馬はあまり見たことがない

デザインで素晴らしく、落ち着いていてどれも愛らしい。

ここにきたら迷わず全種類買うといい。ご利益満載だ。

 

 

そこからさらに歩くと、ラーメンと中華そばって

何が違うんだっけと自分の胸に手を当てそうなソバかづ屋と、日本中みんなが利用する小人サイズの郵便局、優しい眼差しで見てくれているような気がする河口クリニックが見え、閉まってなかったら入りたかったおしゃれなLaughカフェを抜け、江戸最初山手七福神弁財天に興味を惹かれつつ、中華料理の香りにつられたら、左手に歩道橋がある。

 

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歩道橋は疲れるので無視するとして、

目の前に通行人を守ってくれるのかってぐらい不安な、

か細い4本線の横断歩道がある。

もちろんそんなところに信号機なんてありゃしない。

 

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ラーメン屋きびと、大久保だんごの間に挟まれた、

そのか細い歩道から右に目をやると、

通学路の標識、30の道路が示す先に

一本木がそびえ立つ、一軒家のrusuが

我ここに会場として在りけりという眼差しで貴方をお迎えしている

 

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長らくお疲れ様である。

これで無事に辿り着けたであろう。

 

口に布当てカバーという名のマスクをし、

除菌をしてくれる液を付け、

安心できたら展示を思う存分楽しんでほしい。

 

 

貴方の到着を、私は何よりも楽しみで待っている。

ちなみに、この案内文のみで到達できる人はわずか1割程だ。

 

 

 

それでは道中無事を祈る!!

 

 

 

。。。。。。。。。。

 

中村無希10周年記念展

「無有」

 

無いものと有るもの、無いけど有ること。

是非体感しに、お越し下さいませ。

 

 

2021年10月1日(金)-10月3日(日)

12:00〜20:00

 

「無有」

中村無希  nakamura muki

rusu

東京都目黒区下目黒3-4-9

目黒駅 徒歩9分

 

Twitter

https://twitter.com/nakamuramuki