『無名』が日本で公開されて以来

SNSなどを見ると、3回以上観た方が多く

中には10回以上という人もいて驚くばかりです。

 

 

 

 

私も3回以上観たので他人のことは言えませんが😅

ひとつの映画を短期間にこれだけ観るということは

その映画が如何に魅力的で人々を惹きつける力が

あったかということですよね。

程耳監督の映画手法の魅力は勿論ですけど

主演の二人

梁朝伟(トニー・レオン)

 王一博(ワン・イーボー)の

演技が記憶に残って忘れられずにまた観てしまう。

あの表情は何を意味する?

あの表情は何がそんなに哀しいのか?

表情や仕草、後ろ姿が意味するものは?

などなど、思い出せば、またまた映画を観たくなってしまう。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画が実績として残す記録よりも

多くの映像の記憶の方が

より深く心の襞に入り込む。

心の襞に入り込んだ記憶を時々思い出すと

鮮明な映像が蘇ってくる。

興行収入がいくらあったとか

どれだけ賞をもらったとかいう

記録に残ることよりも

私たち観客にとってはどれだけ記憶に

残っているか、それが作品を観る上で

大切なのではないかと思う。

 

 

もうソロソロ、日本での公開も終盤になってきたので

ネタバレになることを書いてもいいかなと思います。

『無名』が最初に公開したのは

日本兵と思われる遺体を運ぶシーン。

イボ君が最初に撮影したシーンということだった。

このシーンが、実際に映画を観ると

大山公爵が中国軍(共産党)の銃撃に遭い

亡くなって、そのことを確認するシーンだったと

いうことが分かる。

表向きは公爵は事故に遭って死亡したことになっている。

その実、江小姐が命を助けて貰った礼に何主任に

渡した上海在住日本人要人リストに載っている

重要日本人である大山公爵が襲撃されたと

いうことなのだろう。

 

公爵というのは皇族に次ぐ身分で

華族の中でもトップクラスの地位の高い人です。

 

(中国受験ナビより)

 

一兵卒に扮した人物は仲間の兵士に

自分は実は高い身分であるといって

鼻の下に二本の指を示します。

大抵の日本人は「カトちゃん、ペッ」を

思い出してしまいますよね。

戦後生まれの私は

鼻の下に髭の生えている高い身分の方と

いえば、天皇陛下を連想いたしました。

マッカーサー元帥と並んだ昭和天皇が

頭に浮かびました。

仲間の兵士が分からなかったのは

もっともなことで、当時、天皇は神格化されて

いましたから、庶民が軽々に口に出せる

相手ではありません。

昭和天皇に限らず、明治天皇、大正天皇も

軍服姿では立派な髭を生やしておられました。

映画は、ジェスチャーで示した髭の方を

天皇といっているわけではないけど

あの日本兵は天皇に近い人物として

描かれていると思いました。

そういう重要人物を暗殺したのだということを

示したのではないか。

大山という名字の公爵は明治の元勲である大山巌の

子孫がいますが、髭を生やした方はいないし、

映画との関係性はないようです。

参考事案としては

1937年上海で大山事件と呼ばれる殺害事件がありました。

※大山事件(おおやまじけん)は、1937年8月9日夕刻に起こった、

上海海軍特別陸戦隊中隊長の大山勇夫海軍中尉(死後海軍大尉に特進)と

斎藤與蔵一等水兵(死後三等兵曹に特進)が殺害された事件である。

中国側からは「虹橋機場事件」と呼ばれる。

第二次上海事変のきっかけの一つになった。

  (ウィキペディアより)

 

映画では、上海要人リストが江小姐から何主任に

手交されたのが1944年(昭和19年)となっています。

 

映画は、虚虚実実の世界が巧妙に紡がれた物語と

なっています。

宣伝では使われたけれど、本編では出て来なかった

遺体を運ぶシーン。

程耳監督の深謀遠慮が窺えます。

この映画はジグソーパズルのように

最初は全体像が見えず、部分的にピースを繋いでいくと

謎が解けていくような作り方です。

最後のピースを嵌めるとやっと全てが見えます。

 

さらに長期間の広州爆撃、重慶爆撃を描くことで

戦争の残虐さをより鮮明にしています。

中国として主張すべきことはキッチリ描いている。

日本人としては言いたいことはありますが

そのことがこの映画の主眼ではありません。

スパイの手に汗握る攻防が見所だからです。

 

この映画は日本だけを悪者にしているわけでは

ありません。

中国人同士、国民党と共産党の血で血を洗う

抗争が描かれています。

この時代は映画を制作する者としては

創造力が膨らみ、魅力いっぱいなのでしょう。

 

 

乙女のトキメキ乙女のトキメキ乙女のトキメキ

 

マグノリア賞の「追風者」問題。

 

出演者一同頑張って作った作品なのに

 

ファンの気持ちとしては

こんな感じ!

 

(でも騒ぐのはダメよ、イボ君に迷惑が掛かる)

 

ファンとしては

涙が止りません😭😭😭

 

 

 

本人が一番ショックを受けているはずなのに

(いろいろな意味でね)

 

 

頑張って声明を出しました。

騒ぎがこれ以上広がらないように。

中国の明星はファン管理までしなくちゃいけない。

 

 

 

魏若来のことは視聴者の記憶から

消えることはありません。

魏若来の一挙手一投足を覚えていますよ。

世情が不安定で困難な時代でも

先を見つめて自分の信念を曲げずに

ひたすら国のため、皆のために

頑張った魏若来。

そして、それを真摯に演じた王一博は

ファンの誇りです拍手拍手拍手

 

周囲に惑わされずに

好きなことを思いっきりやってね びっくりマーク

 

もう、先へ先へと進んでいるようなので

ひたすら応援するのみ。

 

 

乙女のトキメキ乙女のトキメキ乙女のトキメキ

 

今日のぬいちゃんランドの二人

 

2019年8月10日(収録は7月12日)

快楽大本営出演の二人 

 

この洋服、大きさが違うでしょ。

ボーちゃんの服がラグラン袖になっています。

こちらの方が先に購入した物。

ジャン哥のは再販になってから購入したので

少しゆったりめの作りになっています。

 

 

 

 

ネックレスで首に傷が付いたので心配するジャンジャン

 

同じ日の快楽大本営

牛ネックレスとパンダネックレスをした二人。

 

牛とパンダのネックレスは別売です。

このぬいぐるみ服は思い出の品。

随分前に日本で捜しても見つからないので

外国のサイトで購入。

ぬいぐるみとのセット販売でした。

そのぬいぐるみがあまり好きではなかったので

押し入れの片隅に眠っています。

ぬいちゃんゴメンね。

 

 

 

ゴミ分別の歌(別名 愛の歌)

 

 

 

 

 

 

 

 

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