「冰雨火」皆さん観てますか。

始まる時間が11時からなので、

風呂に入って準備万端整えてTVの前にスタンバイ。

でも、11時までには時間があって

今回は「陳情令第1話」観ました。

改めて観ると、みんな若いなあと思ってしまいました。

2018年撮影だから5年経ちました。

 

陳情令撮影とほぼ同時期「創造101」のイボ君

藍忘機

「冰雨火」の陳宇

「長空之王」舞台挨拶のイボ君

 

大人になって風格さえ感じられるようになりました。

冰雨火の時のイボ君も若いな~と思われてますね。

 

 

 

最近また、WOWOWで映画を観ています。

映画「ランユー」やってます!

「長空之王」でイボ君と共演した胡軍主演作。

前回も少し紹介しましたがWOWOWで

放送してくれるとは思っていなかった。

予告編観ただけで涙が溢れてきた作品だった。

 

日本で初公開されたときは

「藍宇~情熱の嵐」という変に偏った題名だった。

WOWOWは「ランユー(藍宇)」とカタカナ表記。

これが返って、この作品を偏見無しで

観られるようにしてくれたような気がする。

 

これから、ネタバレの感想を書きますので

知りたくない方はスルーしてね。

 

2001年公開の原題「藍宇(ランユー)」

香港の文芸派監督

關錦鵬(スタンリー・クワン)の作品。

 

WOWOWの紹介文では

「北京で熱愛に身を焦がし合う男性2人の

苦悩と葛藤を、香港の名匠S・クワン監督が

繊細かつ情感豊かに描写。

アジア各地で数々の映画賞に輝いた

切ないラブストーリー。」

 

「中国の民主化運動が高まりつつあった1988年の北京。

貿易会社を経営する実業家でバイセクシャルの

プレーボーイ、捍東(ハントン)は、ある晩、

地方出身の苦学生藍宇(ランユー)とベッドをともにする。

あくまで一夜の関係と割り切っていた

ハントンだったが、後日、彼はランユーと偶然再会。

そして天安門事件が起きた夜、ハントンは

ランユーの身を案じて彼を捜しに広場に

駆け付け、2人は互いに相手と離れられない

間柄になっていることに気付く。」

映画の内容は上記のWOWOW紹介の通りです。

 

私、この映画見て最初に出てきたのは

「メロドラマ」という言葉。

一般に感情の起伏を誇張した感傷的な恋愛劇を指すそうです。

「メロドラマ」はギリシア語の

「歌(メロス mélos)」と「劇(ドラマ drama)」の合成語。

 

結婚するから別れようというハントンに

いつも従順だったランユーが珍しく反論します。

「たかが結婚だ」というハントンに

「たかが?」

「それ奥さんにも言える?」と詰め寄るランユー。

怒ったハントンは

「荷物を持って歌いながら去れ」

「メロドラマかよ。」

「♪誰よりあなたを愛する僕を・・・」と歌う。

 

この歌はランユーが好きでよく歌っていました。

「誰よりあなたを愛する僕を・・・」

というのは、実はハントンの心情だったというのは

最後の方で明かされます。

エンデイングでランユーのことを

歌っていたと思っていたら、ハントンの

切ない心情が描き出されていたのです。

 

 

映画の舞台がほとんど部屋の中という狭い空間で

二人のやり取りがされている。

カメラワークや少ない台詞で、二人の内面の

心理状況を表現している。

当時の経済格差、社会的偏見、社会的状況など

超えられない障害が二人にはある。

年上のハントンはそれをヒシヒシと感じていただろう。

ハントンが思わずランユーを

抱きしめてしまう気持ちが痛いほど伝わってくる。

こんなメロドラマあったんだなって思いました。

 

男同士のラブストーリーなんだけど

ランユーの純情な一途さが目に焼き付きます。

しかも相手が浮気しても、妬くどころか

好きな人の重荷になりたくないとスッパリと

身を引いてしまう。

何にも言わないけど切なさが滲み出て

見ているだけで泣けてきちゃう。

愚痴も恨み言もいわないけど

好きで好きで堪らないという気持ちが溢れ出て・・・😭😭😭

 

ハントンが結婚するから別れようと言った時

だけ、我慢出来なくて口論になってしまうけど。

それでもスッパリと別れていく。

別れる際、

「信じないだろうが・・・」

「好きだ」というハントン。

「僕だって」

「大好きだ」と答えるランユー。

切ないです 😭

 

映画の中で、ハントンが離婚した理由は

それとなく分かるようにはなっている。

ハントンの結婚式の日、彼女に

「すべて解決したの?」と言われる。

「解決って?」ととぼけるハントンに

「なんとなく思っただけよ」と彼女は答える。

ハントンに心の葛藤があったことを感じさせるやり取りだった。

 

18歳のランユーがハントンと知り合って

大学卒業の頃、二人は別れる。

28歳のランユーが空港の駐車場でハントンと再会する。
空港でランユーを見つけたハントンは

嬉しさ、懐かしさで声を掛ける。

ランユーを忘れられない相手として

見ているということ。

一方、ランユーは戸惑っている。

「毎日少しずつ好きじゃなくなれば傷は浅くて済む」

といった言葉を実行していたように見える。

それを感じただけで私は涙が出てくる。

彼を忘れようとしてアメリカ留学に向けて

頑張ってきたのに。

思わぬ再会に戸惑い、ぎこちないランユー。

時間をおいてからハントンを自室に招いたのは

彼を受け入れることにしたのだ。

どこまでもいじらしいランユー。

 

メロドラマと思ったのはこの後、ハントンに試練が訪れてから。

ハントンの会社が違法性を問われて捜査される。

ハントンも逮捕されるが罰金を収めれば釈放されるかもしれない。

妹夫婦が金をかき集めるが足りない分は

ランユーが今までの蓄えを全て差し出したのだった。

ハントンから貰った家などを処分して貯めていたお金や

留学のために蓄えていたお金を出して彼を救う。

人生をやり直し始めたハントンとランユー。

幸せな日が戻ってきたように見えたが・・・。

ある日、胸騒ぎがするハントンの元に電話が掛かってくる。

 

貿易会社を経営し、裕福なために

わがままで自己中に見えるが

実は繊細な心をもっているハントンを

胡軍(フー・ジュン)が巧みに演じている。

素朴で純情、でも筋の通った理性を

持つランユーを劉燁(リウ・イエ)が演じている。

 

ハントンの父の死に対して

「死んだら すべて終わり」というハントン。

「いいや 記憶が残っている間は終わらない」

というランユー。

エンディングのハントンの心境を表した言葉です。

 

また、

「ある日あそこに虹がかかった。

カメラを持って 外に出たら虹は

消えていた」

と話すランユー。

「虹はシャイだから写真が嫌いだ」

とちゃかすハントン。

レインボーフラッグを連想させるエピソード。

 

虹はランユーの希望・憧れ(ハントン)

消えていたというのはハントンが

いなくなるという意味なのか。

それと共に

LGBTに対する理解はそろそろ進み

かけてはいるけれど、まだほんの

序の口で、世間に認知されるようには

なっていないということでしょうか。

 

 

メロドラマというのは男女の物語と

思っていた私は目から鱗。

こういう繊細なラブストーリーがあったんですね。

 

1時間27分と短いのですが

いろんな思いが凝縮されていて

見る人の受取り方もそれぞれ違うと

思いますし、余韻の残る映画です。

 

それから注目点は天安門事件を描いていること。

天安門事件は今でも中国ではタブー視

されているから、やんわりとでも映画に

描かれているのは奇蹟に近いと思う。

監督が香港人だから出来たことではないかな。

この映画は台湾や香港では評判になったけど

中国本土では結局、公開されなかった。

ビデオが発売されて多くの人が見たらしいけど。

 

それから、北京が舞台ですが

フランス料理、ワイン、着物を着た

店員のいる日本料理店が出てくる。

日本料理店で、ランユーが注文するのは

鍋焼きうどんとコーラ。

解放、自由化が進んでいる様子が

分かります。

「無名」の程耳監督の作品にも

日本料理店でてきますので

中国人は日本料理に興味があるのか。

それとも他の意味があるのか。

 

ランユーが死んで数年、事故現場を

通るハントンの胸に去来するものは・・・

 

 

エンディングの歌詞

 

♪あなたを想う 来る日も来る日も

独りぼっちの僕は何も変わらない

いつまで待てば美しい夢を見られるの

愛する人よ もう一度会いたい

一陣の秋風がすべてを吹き飛ばして

去年の今頃を思い出す

あなたの心は何を思っていたのか

こんな結末を僕に残していくなんて

誰よりもあなたを愛する僕を

どうして悲しませるの

誰よりもそばにいてほしいときに

言葉もなく去っていった

誰よりもあなたを愛する僕を

どうして悲しませるの

どれだけ尽くしても

あなたの心に響かない♪

 

この映画はWOWOWオンデマンドでいつでも見ることが出来ます。

放送は6月22日(木)午後1時から。

 

 

2020年5月20日 🦁がUPした動画と

同じような🌈アイスクリームと靴。

これはぬいぐるみ用です。

世間は理解しているのよね。

 

5月20日 中国の恋人の日

しほりんさんがブログに「今日は恋人の日」をUPしてくれた。

私たちはほぼ同時期に陳情令ファンになり

タイのファンミを観て、深い沼に落ちてしまった。

 

日本で陳情令が放送された最初の頃、

大陸の情報は分からなくて、こはるさんの

ブログが頼りだった。

私はかなり前から中国ドラマを観ていたが

個人的なファンとかではなかったので

二人のことを知るにはどうすれば良いか

いろいろ調べ廻った。

二人の情報は真贋取り混ぜていろいろ

出回っていたので、取捨選択が大変だった。

不愉快なアンチもいたし。

夜中や早朝にbjyxに関する動画が流れてきた。

中にはこれまずいんじゃないかと思われるものもあった。

すぐに消えてしまったけど。

「決定打の画像」がどれを意味するのか

わからないけどね。

 

でも、そういう時期が過ぎると

誰もそうした画像を出そうとしなかったのは

二人の真摯な想いを知っているからだと思う。

陳情令のbtsを見て、二人の想いに

気付かない人はいるのかな?

陳情令の撮影期間中だけだったら、

仲良しごっこと言えたかもしれないけれど

翌年のファンミーティングを見ても

分からない人はいるのかな?

オンリーファンがあれだけ怒鳴り

散らしても動じない二人。

 

陳情令が日本で公開された2020年

3月は中国で大変な事件が起こっていた時期。

🐰が誹謗中傷に晒されていたことなど

日本のファンは知るよしも無かった。

🦁が🐰の精神状態を心配して、

独りにしておけなくて

撮影に帯同していたと言われている。

 

私たち🐢はそんなことも知らず

アメブロで二人について書いている

ブログを楽しんでいた。

大陸の暴風雨が収まった頃、それは

日本にやってきた。

爆弾低気圧。

何故、こういうデタラメを書いて

他人を誹謗中傷するのか分からない。

あの時ほど、ブログの恐ろしさを

思ったことはない。

また、その明らかな嘘を確かめも

せず、信じる人がいることも理解できない。

 

しほりんさんを中心に🐢は団結した。

こはるさん、しほりんさんがいてくれて

🐢の生息地は守られた。

 

あれから、数年が経って

🐰🦁の大きな飛躍と安定した関係を

見るにつけ、🐢さん達のブログも

明るく楽しいものが増えてきた。

二人の苦難の時代や🐢の踏ん張りを

知らないファンが増えている。

それでいいと思う。

あんなイヤな思いをするのは私たちだけで十分。

楽しい気持ちで🐰🦁を応援して欲しい。

彼らは私たちの期待に応えるべく

今日も訓練に励んでいる。

その真面目で誠実な人柄が世界中の人に伝わりますように!!!

 

 

 

 

 

去年、スパダリが黄牡丹を植えてくれました。

暑さでもう散ってしまいましたが。

満開の大手毬。

可憐なスズラン

紫蘭もこの暑さで一気に咲いています。

 

 

 

 

このブログは独断と偏見、妄想で出来ております。

写真動画YouTube、一部ネット上のも使用しています。不具合あれば削除します。