【40】これからの経営者へ斎藤一人・プロの仕事とは
チラシや貼り紙を見ていると「内容がなんだかよくわからない……」というものがあります。
「これはすごいんです!」 「こんなふうにいいんです!」ということがたくさん書いてあるのですが、肝心の値段がぼやけていたり、内容がよく読まないとわからないようになっていたりします。
たぶん、それをつくった人は「熱い思い」でつくったのでしょう。 しかし、伝えたいことの焦点がしぼられておらず、読む人はなかなかわからない。
これって、本当にお客さんにとって「親切」な行為でしょうか?
親切とは「わかりやすさ」です。
難しいことを、わかりやすく、かみくだいて伝えてあげる。
これって、相手にとっての最高の「親切」ですよね。
よく、難しいことを、難しいままで伝えている人がいますが、そういう人って、まだ人に伝える段階ではないのです。
本当に自分が腑に落ちてわかっていたら、うんとかみくだいて教えてあげることができるはずです。
伝える人自身もよくわかっていないから、難しい説明しかできないのです。
仕事で成功しようと思ったら、とにかく 「わかりやすく伝えること」に心を砕きましょう。
店の貼り紙は、わかりやすいかどうか。
チラシは、わかりやすいか、どうか。
お店の名前は、覚えやすいか、どうか。
そういうことを、ひとつひとつ考えられることが「プロの仕事」なのです。
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