酸素センサーはヨーロッパの部品メーカーで製品化されていたが、
これらを正しく機能させるのは、それぞれのエンジンで
試行錯誤をくり返して結果を出すしかなかった。
これは生やさしいことではなかった。
厳しい排気規制をクリアするために、
自動車メーカーの技術者は必死で取り組んだのである。

こうした技術的に困難な開発を成功させることによって、
エンジンを電子制御するノウハウを獲得することができた。

そのうえ、排気対策に取り組む過程でエンジン内の燃焼できる技術を身につけたことで、
エンジンの新しい技術を開発する方法をつかんだ。

それまでは、出力を上げようとすれば燃費の悪化は避けられないものだったし、
高を優先すれば低速性能が犠牲にならざるを得なかったが
電子制御することで、それを図ることが河能になった。