ゼネラルモータースでは4気筒エンジンを搭載するフォードA型が
登場するのを待ちかまえて、すでに次の手を打っていた。

エンジンでフォードより高級感を出すには直列6気筒にするのが効果的だった。
大衆車は4気筒、中級クラスが6気筒、そして高級車がV型8気筒という序列が
つくられていたので、シボレーに6気筒エンジンを搭載すれば、
フォードより高級なイメージを与えることが可能だった。

ゼネラルモータースでは、すでに1928年に新しい機構の
直列6気筒エンジンが完成していたが、フォードA型が登場してから
デビューさせる作戦を立てていたのだ。