お恥ずかしい話、
今回の試合を初めて「フル」で見ました。
かなり面白かったです。
そしてDFが思ってた以上に機能してることが分かりました。
逆を言えば前線のプレスがダメダメなのですが…。
カルディオラのパスカット予測がハンパなかったです。
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・デルビー・デッラ・モーレは再びの白熱ドロー!(文・構成 セルゲイ・ムカデコフ)
そろそろ我々は認めるべきではないだろうか?
トリノFCはユベントスと実力を並べたのだ。
ポゼッションで負けているのはスタイルの差であり、
事実、シュート数はトリノの方が多かった。
トリノはElmを1.5列目に使う変則フォーメーションで、
前線での高さで有利にしようとする。
Elmが守備的に動くことで前線でのボールロストを少なくすることには成功したが、
執拗なマルキージオのタックルに削られる。
試合は序盤からユベントスが攻め立て、カウンターを狙うトリノの形が続く。
波状攻撃もカルディオラのパスカットが冴え渡り、パッツィーニ、ハッサンにボールがわたらない。
均衡が破れたのは前半ロスタイム。
ジエゴのスルーパスにジョビンゴが飛び込む!
これはロメロが好セーブするもそのまま詰めていたジエゴが押し込んでユベントスが先制して前半を終える。
後半、削られたElmにかわりタフェルをFWに投入。
積極的にシュートを放つタフェルが徐々に攻撃陣を牽引していく。
さらに60分過ぎにはトリノは早くも2枚カードを切る。
ポリに代わりブオナノッテを中央で使い、疲れの見えるボットーネをデヴィデスに変える。
一気に攻め始めるトリノは72分にヴァイラッティがタフェルにボールを預けると、
フリーのブオナノッテにボールを預けるように見せて反転!
ロングシュートを放つとブッフォンも間に合わず、ゴール!
同点に追いついた後も責めるトリノだが、試合はそのまま終了。
勝利はならなかった。
試合後、サポーターの喜びとは裏腹にうなだれるトリノの面々が印象的であった。
あの知らせが耳に入ったからかもしれないが。
残り5試合ある中で、一部を除く上位戦線の今後も注目される。
※何かがおかしい順位表。後残り五試合あるはずなのだが…。