『君知るや 名酒 あわもり』 | 金城優華の2012ミス・ユニバース・ジャパン沖縄大会公式ブログ
訪問いただき、ありがとうございます。


沖縄生まれ、沖縄育ち


生粋のウチナーンチュ(沖縄人)


胸を張り「沖縄が大好きです。」と言えるなんて、当たり前な様で幸せな事だと常々感じます。


さて、10月30日のビューティーキャンプでは、そんな沖縄の素晴らしいところを学ぼう。ということで『泡盛』についての講義も受けました。


『泡盛』といえば、沖縄ではポピュラーなお酒。

お酒が好きな私。
もちろん、泡盛は定番中の定番です。
初めてアルコールを飲んだ時、「呑んでも太りにくい。」と聞いたので初めてお酒を口にしたのが泡盛でした。
(私、太りやすい体質なんです。)

香り高く、銘柄にもよりますがのど越し滑らかで、程よい甘味と深みが泡盛の好きなところ。


しかし、「泡盛ってなんですか?」と聞かれると…

「沖縄のお酒です。」
「体にいいらしいですよ。」

としか答えられないのが現実です。


よく飲むのに、ただただ飲むだけ…

美味しさや、泡盛の事を上手く伝えられないもどかしさを感じます。


なので、『泡盛』について学ぼうと考え、蔵元に見学へ行ったりしていた時のこの講義。


学ぶ意欲が湧きます。


講師は、泡盛マイスター協会の方。

会長の新垣勝信氏も、いらしてくださいました。


新垣氏の泡盛を世界に広めたい。美味しさを知ってもらいたい。ミス・ユニバースとなったら、ここ沖縄の素晴らしい文化『泡盛』を広めてほしい等、熱い気持ちが伝わりました。


泡盛の歴史は600年にもなり、『世界最高の蒸留酒』だそうです。

沖縄の暑さに対応し、他の菌に侵食されないように黒麹菌が使われています。

黒麹菌は、酸性で酸が強いため侵食されにくいようです。


『君知るや 名酒 あわもり』この言葉は、泡盛の良さ、素晴らしさを世に知らしめるきっかけをつくってくださいました、東京大学名誉教授の故坂口謹一郎博士が出した論文。「黒麹菌という不思議なカビを育て上げ、泡盛という名酒を作り出した沖縄県民の素質と伝統に、限りない魅力を感ずる。」とありました。


黒麹菌を使っているとは知っていましたが、そんなに凄い菌である事を初めて知り、先人達の酒造技術の高さに感動し、そんな先人を持てた事に誇らしい気持ちです。


そして、気になる泡盛の栄養と効能。


泡盛は、微量なビタミンやミネラルは含まれていますが、蒸留酒なため低カロリーです。

日本酒やワイン、ビールといった醸造酒は、原料の糖分やアミノ酸が多く残るためカロリーが高くなるそうです。

また、赤ワインに豊富なポリフェノール。

実は、泡盛には酵素の働きがワインより活発になるという結果があるそうです。

この酵素が、血流を良くし脳梗塞や心筋梗塞等の血管性疾病予防にいいのです。

最近では、泡盛ベースのカクテル等もあります。


泡盛の魅力、まだまだ勉強が足りないのでこれくらいしかご説明出来ませんが、少しでも泡盛に興味を持っていただけたらと思います。


皆さまにとって素敵な1日になりますように…


優華