これは僕が中学生の頃、当時の巡回監督が演壇から話して聞いた経験です。
------------------------------------------
あるところに神権家族がいました。
両親と一人息子は忠実に奉仕をしていました。
しかしある時その息子は世に流されて、離れていってしまいました。
そしてその息子は、しばらくして交通事故に遭って亡くなってしまいました。
彼の葬儀の時に会衆の人は、
一人息子をなくして母親である姉妹はどれほど悲しんでいるだろうか、
と思い、慰めに行きました。
しかし、姉妹は全く泣いておらず、気を取り乱した様子もありませんでした。
不思議に思った会衆の人が、恐る恐る理由を聞いてみると・・・。
「私は少しも悲しくありません。
むしろ、息子が死ぬことを許されたことについて神に感謝します。
息子はハルマゲドンで滅ぼされず、楽園に復活する時にまた会えるのですから。」
------------------------------------------
この話を聞いた時、僕はまだ覚醒していませんでしたが、
なんと恐ろしい話だろうかと思いました。
同時に、やっぱ離れてもいいことないな、と感じたのです。
今思うと組織の思うつぼですね・・・。
周りのおばちゃん姉妹連中が
「ああああ、すごい信仰ね~~」
なんて言ってるのが思い出されます。
この話、だれかえらいひとが考えた下策な作り話であってほしいのですが、
巡回監督が演壇から話すくらいですからやはり実話なのでしょうか。
どちらにしても、とても「愛」によって生きるキリストの弟子のすることではありません。
先日ふと思い出したので記事にしました。
こういうことを考えると、やはり今は終わりの日なのかな?なんてことが頭をよぎります。
なんてったって
「終わりの日には、対処しにくい危機の時代が来ます。というのは、人々は・・・自然の情愛を持たない者・・・となるからです。こうした者からは離れなさい。」
(テモテ第2 3:1~5)
って書いてありますから。
確かに2世信者にとっては対処しにくい危機です。
ただ、この聖句には「対処しにくい」とあるだけで、「対処できない」とは書かれてないです。
「やればできる!」と信じて歩いて行くしかないので、がんばります。(我ながら曲解である)
この記事を書いてる間にも家族から奉仕に誘われました。
もちろん、「勉強してるから」と断りましたけど。