RWBY 第2話 感想 複数のキャラが同時進行で連携する極上のバトル | ながめせしまに@無為

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RWBY 第2話 感想

 

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|.....||__|| (     )   久し振りにこのバトルシーンみたがやっぱ凄いわ
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簡易感想

・見せ場まで持っていきたかったのか、物語の繋ぎがだいぶ強引なところが見受けられた

・バトルについては、日本の多くのアニメで見られる誤魔化しが少なく繰り返しみていても飽きない

・複数のキャラが同時にそれぞれの特技を活かして戦闘するという珍しいアニメーションが見られる

・ブレイクちゃんきゃわわ

 

 

一度見ていることもあって、物語は圧縮され省略されている部分についても自分で補完できるが、それでも『ん?』と一瞬とまどうシーンもあり、勿体ないという印象。今回のエピソードでは最大の見せ場といっても過言ではない複数のキャラによる連携戦が見所であるため、そこまで行きたかったのだろうとは想像がつくが、物語をしっかり描いてこそ、戦闘も映え興奮できるというもの。

 

そこをおざなりにして見せ場まで急いだのはあまり印象は良くないが、久しぶりに見たこの連携戦のバトルはやはり見応えがあった。 バトルについて、日本を代表するアニメ、例えばドラゴンボールZなどでは、高速になるとキャラは描かずに衝撃波だけが見えないところでぶつかってるという演出をしばしば見かける。それほど速いということを見せるための演出なのだろうが、あまり多用すれば正直手抜きにしか見えない。(※ドラゴンボール超は見ていないので知らない)

 

RWBYもそうした高速の演出はたまにあるが、基本的にキャラの動きが戦闘中でも細かく描写されており、跳んでいるシーンでもキャラが武器を動かしてアクションを起こし、次の動作の準備をしている。こうした戦闘シーンというのはCGだから出来るのかもしれないが、日本のアニメではなかなか見かけることがない珍しい戦闘シーンであり、端的にいえば誤魔化しが少ないバトルといえる。

 

 

また日本のアニメでは1vs1が多く、1vs多数の場合は無双で一瞬で片付けるような戦闘が多く、あまり戦っている感じがしない。一人のキャラが動いてる時は他のキャラは描写されなかったり、解説役をしているなどが多いが、RWBYでは複数のキャラが同時に動いていて、モブが適当な動きをしているわけではなく、それぞれのキャラが目的を持って動いて戦っているものだから、戦闘に命が吹き込まれている印象を受ける。

 

日本のCGアニメ神撃のバハムートも圧巻のCGではあるが、バトルに限っていえばやはり演習や見せ方は日本のアニメのそれから抜け出せず、複数キャラが同時進行で連携して戦いをするという点では、残念ながらRWBYのそれには及んでいないように思う。RWBYはこの連携バトルを、時には1つの画面の中でメインキャラを複数同時に動かしているのだから圧巻である。CGの質では物足りないが、その不足を補うに余りある魅力をバトルで見せている。

 

第2話の圧縮ぶりを見ると、この先の構成の繋ぎにも少し不安は残るが、初見組にも理解しやすい構成になることを期待したい。

 

 

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