日本最初の女性天皇といえば推古天皇(*33代天皇)。
学校の授業や受験勉強でもそう習ってきたが、それを疑問に思ったことはなかった。最近、歴史について興味を持ち始め、視野を広げて様々なものを見るようになった中で、
神功皇后
@wiki
という女性の存在を知った。
彼女は明治時代以前は第15代の女性の帝として日本でも教えられていた最初の女帝です。
1926年大正時代に詔勅により歴代天皇から外されたため、現在の教科書では、推古天皇が日本最初の女性天皇と教えられるようになった。
wikiによればその実在性について現在も議論もされているようだが、彼女は三韓征伐を行いこれを平定したと伝えられている。当時は日本平定よりも、九州から近い朝鮮半島(百済・高句麗・新羅)の侵攻から日本(倭)を守ることに重きを置かれていたという。
戦前は教科書にも記載された日本古代の重要人物だが、リンク先のwikiでも説明されているが、神功皇后は敗戦後にGHQの指導で下で教科書から一斉に削除されてしまった。三韓征伐が軍国主義の象徴とみなされたのではないかと。
そのため戦後では教科書に記載はなく、今では自発的に興味を持って勉強する人か、あるいは偶然知る機会があった人を除けば、知る機会がほとんどない存在となっている。
教育によって歴史からその存在すら抹消されてしまい、それを自然なこととして受け入れてしまう。戦争に負けるという事はこういう事なのかと切なく感じます。
etc 武内宿禰
、応神天皇