現実をファンタジーに!

現実をファンタジーに!

現実世界をファンタジーに!世界の神話伝説を語り奏でる吟遊詩人。国際アーサー王学会会員。名前の読みは「みゅう」。◎吟遊予定→6/29大阪マーリンhttps://ameblo.jp/muharp/entry-12852932581.html

《ご予約受付開始!》

2024年10月12日(土)愛知高浜中世ルネサンスブックカフェテューア様にて。
「タロット×ストーリーテリング &タロット交流会」を開催いたします。

タロット×吟遊詩人の語りの技ストーリーテリング、公演とレクチャー。
テーマはタロット22枚の人生の旅「愚者の旅」。

タロット好きのためのタロット交流会もございます。こちらはタロット全般。

推し本を紹介したい!という方はご予約の際にお申し出くださいませ💪

ご予約は、件名「タロット予約」本文「お名前・コース名・人数」をお書きの上、ginyushijin@ymail.ne.jpまでメールくださいませ。



これは中世ヨーロッパのロマンス。
アーサー王のお妃グウィネヴィアを愛するランスロット卿。

これは、現代ではただの不倫で片付けられることかもしれませんが、中世の王侯貴族の間では政略結婚が当たり前の世界。

当時の人は、親が決めた結婚相手と結婚しなければなりませんし、簡単に離婚もできません。
政治的な利害関係が結婚によって左右されるからです。国の盛衰がかかっているのです。

王侯貴族は簡単に離婚する方ではなく、結婚は結婚、恋愛は恋愛と分けて考えるようになりました。つまり義務的に結婚状態を続け、心から愛する恋人は別に持つ……という状態です。

日本でも男性側が妾を持つというのがよくありましたが、外国では女性側が愛人を持つのもよく見かけます(『ベルサイユのばら』を見ればよくわかりますね)。

さらに中世ヨーロッパでは宮廷風恋愛という概念が生まれ、騎士が高位の既婚の女性を崇拝し、愛を捧げるということが流行ります。

愛する貴婦人との愛を夢見て、己を高めて、修行に励む。
つまりモチベーション管理(たとえるなら「推しを推してたら毎日やる気がでる〜!!」)をしていたのです。

そのような貴婦人崇拝である宮廷風恋愛をフィクションの世界で最もよくあらわしたのが、ランスロットとグウィネヴィアの関係といえるでしょう。

今回は、ランスロットがグウィネヴィアを思って冒険する最古の文献『ランスロまたは荷車の騎士』(12世紀フランス)のお話をさせていただきます。

ランスロットのまっすぐな愛を、ぜひご覧にいらしてください。

……ちょっと度が過ぎているところも見受けられますが、情熱的ということでどうかひとつ。

場所は大阪日本橋の「ジャッキーの隠れ家」。
異世界ファンタジーな雰囲気の酒場なので、そういう雰囲気が好きな方にはぴったりです。

お酒を飲みながら(ソフトドリンクもあります)ゆるりと吟遊詩人の語りと竪琴をお楽しみください。

イベント詳細
↓↓↓



アーサー王伝説ナイト

2024年9月7日(土)19:30〜21:00


◎会場 ジャッキーの隠れ家

大阪日本橋

詳細はHP↓

https://steam-jacky.com/news/63736ddbc808a445ae32ff88

お店はファンタジーな雑貨を沢山販売されているので、禁煙です。


なによりいいのが地下街なんばウォークの出口から徒歩2分なところ。

この猛暑には大事なことです。暑いところを長時間歩けませんからね。


約半分の席はファンタジーな雰囲気の樽の席。


樽席をいっぱい並べて皆で大きなテーブルをぐるっと囲む方式ですが、一応カウンター席もあります。


(写っていませんが手前にも3席くらいあったかと)


樽席がお尻痛そうだな……と思う方は開場直後に速攻でカウンター席に来られることをおすすめします。


樽席の方で皆とわいわい見たい!という方はもちろん樽席へ(演者が近いのは樽席です)。


◎料金は

1ドリンクオーダー+チャージ500円+投げ銭。


(投げ銭は、ふつうの冒険者殿でしたら1,000円くらいです。たまにリッチな騎士殿や貴婦人の方が上乗せして払ってくださいます。ありがたいことです😌)


飲みがメインの酒場なので、フード持込可です。

晩御飯を持ち込んでもりもり食べながら見ていただいてもいいですし、スイーツを持ち込んでスイートな気分でご覧いただくのもオススメです。


ドリンクの追加オーダーも大歓迎です🍹


◎語りと竪琴は吟遊詩人の妙遊。

わたくしです。


ちょっとだけ自己紹介。


世界の神話伝説をふだんから語っておりますが、アーサー王伝説に関しては「アーサー王の円卓の騎士ガウェイン卿✨」が大の推しも推しも推しで、彼に惚れ込んでしまったのです。


が、アーサー王伝説、そんじょそこらの情報だといい加減な情報が蔓延しております。

ネットも、本さえも。


「きちんと中世ヨーロッパの原典に載ってるガウェイン卿が知りたい!!!!!」

そう思った私は、アーサー王の中世文学を研究している専門家の先生(主に大学の先生ですね)がもりもり所属されている学会「国際アーサー王学会日本支部」に飛び込みました。


先生方によくわからないところをお訊きしたり、発表された論文をお送りいただいたり、研究発表をお聞きしたり、めちゃくちゃ面白い日々を過ごしております。

私もアーサー王伝説を広めることで貢献できたらいいな!と思っております。


◎ご予約はメールにて。

ginyushijin@ymail.ne.jp まで

件名「アーサー王予約」

本文「お名前・人数」をお書きくださいませ。


お店の店頭でも受け付けてますので、ジャッキーの隠れ家にまずは行ってみたい🎶という方はお店で直接でも。


ひとときの中世の夢を見に……

ぜひ、おこしくださいませ。



【イベント予告】


2024年10月12日(土) 愛知高浜

中世ルネサンスブックカフェテューア

「タロット×ストーリーテリング&タロット交流会」


吟遊詩人の語りの技を併せ使って、タロットカード22枚の物語『愚者の旅』を編み上げていくレクチャー。語りと竪琴の実演付き。


8月7日(水)20時〜ご予約受付開始!


 ブログタイトルそのまんまをやります。

 どーん。




めっちゃええ感じのお店なんです。

ファンタジーラブな人は遊びにきてみてください。



大阪日本橋。







樽のイス!!ファンタジーだ……お尻は痛くなるぞ(クッションかなにかがひつようだ!)


とにかく素敵げなる店内。

こちらでさせていただくのが楽しみです☺️


もう一回


都合がつく方はさっそくご予約をどうぞ!





今日は聖ヨハネの日。


オスカー・ワイルドの『サロメ』をご存知の方ならヨカナーンといった方がわかりやすいでしょうか。


あの首の人です。


キリストより半年先に生まれて、キリストに洗礼をほどこした人で有名。

(そして、死ぬとき首になる)


中世ヨーロッパ。

民衆の間には異教が根強く残っていました。

特にお祭りのときにそれが出てきます。


教会は知恵を絞り、異教の祝祭を、「キリスト教の」祝祭だったことにするということをやりました。

クリスマスがいい例です。


古代ローマの双頭の神ヤヌス神も、ヨハネに書き換えられます。

双頭なのでヨハネは二人います。


一人は洗礼者ヨハネ。サロメのヨハネですね。

もう一人のヨハネは、黙示録のヨハネです。


この世の終わりを描いた

怖い内容で有名な「ヨハネの黙示録」

あのヨハネです。


そして……

今の時期、なんの時期かご存知ですか?



夏至です。



太陽が長い時期ですね。


夏至はサロメのヨハネさん担当。

冬至は『ヨハネの黙示録』のヨハネさん担当。

そんなふうになっています。


というわけで一年も半分にきましたね。

残り半分も楽しい一年にしましょう✨✨


お読みくださりありがとうございました。

吟遊詩人の妙遊でした。


さてサロメのヨハネさん。

だいぶ野生的なカッコをしていたそうで。

そこらへん、アーサー王伝説の魔術師マーリンに似ています。


いわゆる悪魔みたいなカッコですね。

マーリン、そういうカッコに変身して、時の王様をからかったりして遊んでます(お悪い人w)


マーリンもまた双頭のヤヌスよろしく、

未来と過去のどちらもを見る存在です。


そんな不思議なマーリンさんのお話を

今週末します。

不思議な世界に足を踏み入れたい方、

どうぞおこしくださいませ。


↓詳細はコチラ。