火の呼吸で一生負けない脳をつくる無敗脳ヨガ道場の辻です．
…たまには真剣に勉強…
ということで先日は，学習院大学で開催された『日本心理医療諸学会連合第28回大会』に参加してきました．
この大会は，心理療法に関する講演やワークショップが一堂に会する大会です．
私の目的は，真栄城先生の内観療法のワークショップの参加です．
内観療法は，心理分野では有名な療法で，元々は，仏教の浄土真宗の「身調べ」という自分の行いをチェックする瞑想のことで，
吉本伊信先生が1940年代に今の原型をつくられ，1960年代に精神医療現場に導入されるようになりました．
今では，全国にある内観療法研修所で受けることができます．
真栄城先生は，その吉本先生が当時開設されて大和内観研修所の現在の所長です．
一度，実際にお話を聞いてみたいと常々思っておりました．
私が内観療法の理論と実践に興味があるのは，伝統的ラージャヨガのエッセンスが詰まっているからです．
元を辿れば内観療法もラージャヨガに行き着きますので当然といえば当然なのですが…
今，アメリカでは，グーグルの影響もあり，座禅に変わりマインドフルネスがブームですが，
マインドフルネスに足りないのはまさにこの内観療法の部分といえます．
マンドフルネスで「今この瞬間」をあるがままに見つめる，評価付けをしないメンタリティーというのは養えますが，
それが役立つのはヨガの身体観でいう意思鞘次元までです．
その先の理智鞘，歓喜鞘次元までは網羅していません．
少し話が難解になってしまいますが，
要は「扁桃体」の興奮は一時的に抑えられますが，
根本的な部分にメスを入れているわけではないので，その後もストレスや不安は定期的に襲ってくることが考えられます．
心の根の問題は非常に深いものなのです．
(詳しく勉強されたい方は，私の所の「リラックスヨガ」を一度ご受講ください)
真栄城先生のお話は非常に分かりやすく，自分の勉強している方向性も間違っていなかったと再確認することができました．
同時刻に同じ開場にて『バイオフィードバック』のワークショップも行われていましたので，
そちらは知人にお願いして聴講していただき，後でファミレスで情報交換をさせていただきました．
この大会は，合同で行うのはいいとは思うのですが，
興味深いワークショップが色々とありますので，時間をずらして開催していただきたくとありがたいですね．
…その後は，羽田空港に行き抹茶をいただきました．
おいしゅうございました(-_☆)
この日は，なぜか無性に抹茶が飲みたいと思っていましたら
偶然にも国際ターミナルに伊藤園のお店があったのでびっくりしました＾＾
国際ターミナルは初めてでしたが，出発を待つ人たちで夜でも賑わっていましたね．
…どれにしようかな…
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