火の呼吸で一生負けない脳をつくる無敗脳ヨガ道場の辻です．
まとまった時間が取れましたので，インド「無敗脳」探求の旅ブログの続きを書きたいと思います．
現在ニューデリーのホテルに滞在し，時刻は深夜1時です．
日中の気温は40℃ぐらいですかね，ただ南インドのような湿度がない分，暑さはマシです．
まあ，本当に書ききれない出来事がわんさかありますが，
基本的にどんなトラブルも笑って済ませてしまうメンバーなのでストレスも疲労も全くなく，皆様いたって元気です＾＾
一昨日，私たちは，お客様を南インドのトリヴァンドラムの空港にお送りした後，
翌日早朝3時半にホテルを出発し，デリーに戻ってまいりました．
途中，「腹話術ネタ 」があるなど最高のお笑いムードを満喫した私たちでした＾＾
南インドでのメンタルトレーニングの旅を終え，デリーでは午後と次の日が丸々空いていました．
私も千佳さんもホテルの部屋でゆっくりというタイプではないので，私がデリーに着いた足でそのまま車で
「リシケシュに行こう！」と提案しました．
もちろん，誰も止める人はおらず，ツアーガイドのサンちゃんにお願いして，
リシケシュの「ヨーガニケタン」のアシュラムを予約してもらいました．
ヨーガニケタンは，私にとってホームのような場所．
なぜなら木村慧心先生の師匠であるヨーゲ・シヴァラナンダ大師のラージャヨガ施設だからです．
私は昔，木村先生とマナリのヨーガニケタンは訪問したことがありますが，リシケシュの方は初めてです．
リシケシュで伝統的ヨガを学びたい方は是非お勧めのアシュラムです．
最も広い施設を有し，まかないもいただけます．
もちろん本格的なラージャヨガは，
現在グルの認可を得ている木村先生とアルナ・ラリタ姉妹の下で修行されることをお勧め致します．
グルとインストラクターでは役割がそもそも異なりますので…
ヨーゲ・シヴァラナンダ大師が書き，木村先生が翻訳された『魂の科学』は本格的なヨガ修行者にとってはバイブル本です．
これと姉妹本の『実践ヨーガ大全』もお勧めです．
特に『魂の科学』の冒頭カラーページは本格的にヨガを修行する方にとってとても参考になります．
この本の真髄はチャクラやクンダリーにといった気の次元での話にとどまらず，
さらにその奥の段階の意識レベル，正確には「意思鞘」，「理智鞘」，「歓喜鞘」次元にまで話が及んでいるところです．
肉体レベルの「食物鞘」，「生気鞘」次元に関しては，
その部分を得意とするバジャン先生のクンダリーニヨガ関連の書籍の方が詳細といえます．
それは，それぞれが得意とされている専門分野が異なるからなのですね．
真のヨガはクンダリーニの覚醒後にスタートし，頭頂部の「サハスラーラ」から真我までの深い魂の科学を体験してゆく道です．
ヨガはヨガというより“魂の科学”という表現の方が近いと思いますね．
図書館には，先日訪問しましたヴィヴェーカナンダ大師の本もありました(日本語版)．
これは昔読んで，再度図書案で読み直しましたがやはり素晴らしい本です．
時間がございましたら『ラージャ・ヨーガ』，できればそのあとに続く伝統的ヨガの本も是非お読みください．
ちなみに，伝統的ヨガとは，①ラージャヨガ，②ギャーナ(ジュニャーナ)ヨガ，③バクティーヨガ，④カルマヨガの4つです．
話が長くなりますので割愛いたしますが，いわゆるヨガの行法を行なうのはラージャヨガで，
それはヨガの一部でしかありません…(また別の機会に明記せていただきます)
…話を戻しますが，距離的には，ニューデリーからリシケシュまで約250キロ程ですが，
通行止めやら超がつくほどの大渋滞に何度も見舞われ，13時に出発し，到着は23時でした…(゜д゜；)
朝の3時から起きていますから20時間ほど行動し続けています．
ただ全く疲れはありません．
ヨーガニケタンのアシュラムに着いてからは，ヨガのタイムテーブルを見てみると瞑想の時間は朝の5:15からでした．
急いで寝て起きたら目覚ましをセットしていたはずなのですが，目覚めたら既に5:15でした…(・・；)
他のどんなホテルよりもぐっすり眠れました…きっと良い場なのでしょうね．
瞑想には遅れて参加はできませんので，その後6:30からのヨガにだけ参加しました．
男性インストラクターの声がとても心地よく，完全に今に集中しながらアーサナが行えました．
内容は呼吸法のないハタヨガでしたが，おかげさまでメンタルの調整ができました．
やはり体調もメンタル，脳が関わっています．
脳が元気になれば体も元気になります．
ヨガはその相互作用を利用し，身体を整え，脳を元気にするテクニックです．
これはインドの“古代の科学”です．
気功，禅，中国，日本の武術，これらは全てヨガをルーツにしています．
ですのでヨガはやはり誰しもが学ぶべきものなのです．
…ヨガレッスン後，物足りない千佳グルは，クンダリーニヨガを行じるのでした…
ラージャヨガのお膝元でクンダリーニヨガをするとは恐るべし！
…帰りの車中では爆睡してましたけどもね＾＾
ここは護摩行を行うスペースでしょうかね？
ラージャヨガの道に入る者は，護摩行で入門式を行います．
そこで“聖名”を拝受します．
ちなみに私のラージャヨガ名は，“シッダンガ・ヨギ(「神智のヨーガ行者」の意)”といいます．
2007年にインド・マナリで拝受しました．
やはりヨガを教えていくことが使命のようです．
…朝食をいただいた後，サンちゃんがアシュラムに迎えに来てくれ，
そのまま私の希望でガンジス川に行ってきました(銅像はジヴァ神)．
今，子供たちが夏休みのせいもあり，物凄い人数の人たちでした．
色々な想いがここには集まっている気がし，人間とは何ぞや…
など川の流れを眺めながら走馬灯のように想いを巡らせていました…
…魚にエサをあげる…
行きしなに10時間近く移動にかかりましたので，ガンジス川を13時には出ました．
途中サービスエリアのような場所で遅いランチを取りました．
「ここは国際的に有名なハンバーガーショップ“マクドナルド”です！」と真顔でサンちゃんに言われ，
心の中で「知ってるよ～ん('-^*)/」と思いましたが…
“実るほど頭垂れる稲穂かな”の教えを実践すべく…
「ふ～む，随分ハイカラなショップですねーヽ(ﾟ◇ﾟ )ﾉ」とだけ言いました…
…ニューデリーのホテルには，18時に着きました．
休憩を除けば，移動時間約4時間半です．
行きしなの半分で済みました．
インドの渋滞は本当に半端ないことを知りました…
…明日は夜にデリーで東京組と合流し，そこから飛行機で国境付近のアムリットサルに行ってきます．
いよいよクンダリーニヨガ・ツアーが始まります！
乞うご期待！！
P.S.
ようやく南インドからリシケシュへの弾丸長時間の旅を終え，ニューデリーのホテルでほっと一息…
今日は無事に終え，何もないでしょう…
…と，思っていましたが，ホテル内のレストランでの食事後，
千佳さんが，「お店のアンケートにご協力ください」と，お店の方に言われ，
適当に5段階評価の★を連打して押していたら，途中，星が一個の評価もついてしまい(iPadでの入力のため)，
結果的にそのレストランの評価が5段階中，「2.4」という評価をたたき出してしまいました…(・・；)
その評価を見たウェイターさんが慌てふためいて，
「どうしましたか！？」，「何か問題がありましたか！？」，
「★2.4というのは半分以下の評価です！」
「…きっと押し間違いですよねっ！？，ねっ！？，ねっ！？」と千佳さんに詰め寄り，
一気に周りのコックさんや従業員たちが映画のワンシーンのように総出で代わる代わる詰め寄ってきました！
「…このままでは，ボスに報告せねばならず，私が怒られてしまうのです！」と言い，
千佳さんが押したアンケートを無理やりリセットして，押し直させようとしてきました！
私はこの自分たちの保身しか考えていない従業員たちの態度にアシュラムでの修行後にもかかわらず，
(ケンシロウの服が破れるかのごとく)怒りがこみ上げてきて…
「千佳さん，★2.4のまま変える必要ないですよ！」と言い放ち！
「そんな態度をとるんなら，こっちは★一つも辞さないぞ！」…
…とまあ，そこは千佳さんの優しさ？で★2.4をキープ！(これは優しいのか…？)
しかし，こんなアンケート，全く意味がないですよね…
…いっその事，リセットして「キャプテン・アメリカ」にでもなっちまいな！！(｀×´)
…失礼いたしました…m(u_u)m
…ではでは…(*v.v)｡
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