火の呼吸で一生負けない脳をつくる無敗脳ヨガ道場の辻です.
- 才能あふれる子はどこにいるのか? -
どの分野でも抜きん出るには,努力はもちろんのこと,少なからず才能が必要になってきます.
才能には様々なものがありますが,どの分野にも必要なものは「感受性の豊かさ」だと思います.
皆と同じものを見てそこからどれだけ想像,イマジネーションをふくませられるか?
これはスポーツの分野でも同じだと思います.
同じようにコーチからテクニックを学んでもそこからの学びは人によって大きく異なるでしょうし,
一を学びそこから大きく応用,発展させられる子達もいます.
感受性が豊かな子の場合,良い方向に向かっていれば学びがどんどん進化していってとても良いのですが,
そうでないケースも多々出てきます.
なぜなら,感受性が豊かな子は,世の中に存在するものの全てが,他の子達よりも刺激的に感じる傾向にあるからです.
外界の刺激(出来事)に対して敏感であれば,いずれ外に出歩くのが億劫になってきます.
ですので,引きこもりの子達は,実はタレント(才能)の塊なのではないだろうか?と個人的に考えています.
…未来に向かって一人でも多くの子達が表舞台に出てきて活躍して欲しいなとつくづく願っております…
P.S.
私の子供の頃は,学校では,読書感想文などを書かせることで感受性の部分を高めようとしていましたが,
自分に限ってはあまり効果がありませんでした.
本は想像力を高めてくれる数少ない道具ですが,むしろその本が嫌いになり,逆効果だったといえます.
現代は違うのかもしれませんが,当時の感想文の良くないところは,感想文に対しての先生からの評価があるところです.
人がどう感じ,思ったことに対して良いも悪いもあるのだろうか?と小学生ながら思慮にふけっていました.
私は帰国子女で,アメリカの保育園,幼稚園,小学校と経験していますが,
アメリカにいた頃は,今の気分を音や踊りで表しなさいと即興を求められるものが多く,
その代わり,先生は何をやってもOKといいます.
つまり自信を持って伸び伸び自分を表現できるのですね.
このようにどう表現をしても許される安心感があってこそ右脳のひらめき,イマジネーションは十分に働くのだと思います.
先生に褒められようと優等生的な回答しか考えないのであれば,絶対に想像力は鍛えられないでしょう.
…日本での読書の時間により,このままでは心底,本が大嫌いになってしまうと焦った私は,
読書の時間に本を読まなければいいんだ!…ということを,ひらめいたのでした…
そして,唯一学校の図書館に置いてあった漫画,白土三平先生の辞書並みに分厚い『カムイ伝』を読みあさるのでした…
時の戦国時代,様々な領土で戦がありましたが,
どの領土を誰が支配しても,下忍(忍者の一番低い身分)や農民の暮らしはずっと貧しいままで何も変わらない…
そして教科書では有名な合戦やいわゆる戦の勝利者にしかスポットを当てませんが,
多くの敗れた側の歴史や貧困層の歴史については何も書かれていないのですね…
なので,カムイ伝のおかげで,表の歴史と裏の歴史を両方勉強でき,ものの見方は決して一つではないということを重々悟ったのでした.
この時から白土先生の漫画は好きで,今も『カムイ伝』,『カムイ外伝』,『忍者武芸帳』の復刻版は所持しています.
私が長野県の川上犬が好きになるのも実はこうした深い背景が関わっているのですが長くなりますので今回は割愛致します…
…広告に関わる専門家の方々は一様に
活字より動画の方が何倍も消費者に情報量を与えることができて広告として効果的だといいます.
それはもっともですが,逆にいえば,
外から入ってくる情報が邪魔して自分自身の中で湧き上がる想像力を阻害してしまう要因だといえます.
…なので何が言いたいかといいますと,皆で『カムイ伝』を読もう!
ということです.
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