火の呼吸で一生負けない脳をつくる無敗脳ヨガ道場の辻です.



…今から12年前,私はアメリカでヨガの資格を取りました.


アメリカでヨガの資格というと現代的なヨガをイメージされるでしょうが,


私が取得したのは伝統的なクンダリーニヨガの資格です.


なぜアメリカかといえば,その当時,


クンダリーニヨガのマスターであるヨギ・バジャン師がアメリカのニューメキシコ州にずっと住まわれていたからです.


今みたいにクンダリーニヨガが日本では十分に学べない環境でしたし,


直感的に今,バジャン先生のところに行かないといけないと感じたのが渡米のきっかけでした


(バジャン先生は翌年の2004年にお亡くなりになりました).


ニューメキシコに行くには日本からですと,直行便がなかったですので,


デンバーかサンノゼあたりで乗り換え,アルバカーキー空港に降りるというルートでした.

アルバカーキー空港


空港で荷物を待っている間,隣に座っていたおばあさんが突然大きなタッパーを取り出し,


何か同じ野菜をずっと食べ続けていました.


私と目が合ったそのおばあさんは,「ケールは身体にとても良いのよ」とアドバイスしてくれました


(もちろんそうなんでしょうが,食事はバランスが命なのではないのだろうか?)


…アルバカーキーの周辺は,まあ特に何もないですね.


大きなショッピングセンターが一つあり,その隣のホテルに泊まり,


日中はショッピングセンターで時間をつぶす…そんな感じで着いた日は過ごします.


(今だと,UFCで有名なジョン・ジョーンズとかジョルジュ・サンピエールを輩出したジャクソンMMAのジムがあります)


そのホテルに向かうには,空港からタクシーに乗ります.


私は海外では,ぼったくられないように必ず乗る前に行き先までかかる料金をドライバーに聞きます.


(人間,突然の質問に対してはなかなか嘘はつけないという心理があります…また高すぎると感じれば乗らなければ良いだけです)


この時のドライバーさんは,海坊主のようなタフガイでした.


「日本からわざわざ何しに来たんだ?」と聞かれ,


「ヨガのワークショップを受けに来たんですヽ(゚◇゚ )ノ」


「???」


…^^無理もありません,2003年当時,アメリカでは,ちょうどヨガがブームになり始めた頃でしたが,


まさか海外からヨガを学びにわざわざニューメキシコに行く人など皆無な時代だったからです.


ちなみに,私がヨガを始めた1999年は周りでヨガをやっている人は誰もおらず,


大きな本屋さんに行ってもハタヨガやインド哲学的な辞書みたいな本が2,3冊あるくらいでした.


(日本のヨガブームは2004年,本格的には2005年以降です)


…そんな,海坊主さんと出会ったわけなのですが,距離の割には一向にホテルに着きません…


そして,いきなり途中でメーターを止め,ホテルとは全く関係のない方向に向かい出したのでした!


“この時,私の中には妙に冷静になっていく自分が存在し,


最悪の事態に備え,拳に全神経を集中させていったのだった”…つづく - 辻 談 - (←空手バカ一代 風)


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