“一息絶命”クンダリーニと共にあらん我がヨガ道
前回の記事 では,人間の動作には,
骨盤を①伸ばす・縮める ②丸める・反る ③捻る の3つの動きしかないことを知っていただきました.
【伸ばす・縮める】 お腹のチャクラの活性化 / 空手の突きなどの腕の動作
(左側に身体を倒しながら息を吸い,右側に倒しながら息を吐きます)
【丸める・反る】 下方のチャクラの活性化 / 走る,跳ぶ,前蹴りなどの足の動作
(前に骨盤を押し出しながら息を吸い,吐きながら脱力します)
【捻る】 上方のチャクラへのエネルギーの促進 / バッティング,回し蹴りなどの動作
(左に捻りながら息を吸い,右に捻りながら息を吐きます)
当然,アスリートのスポーツ動作もこの3つの動きで成り立っています.
そして,アスリートによって得意とする3つの動きが異なります.
それは競技によっても求められる3つの動きの割合が異なるからです.
コア(体幹)の重要性が最近問われていますが,それ以前にその内側の骨盤の動きが重要になってきます.
そして,その動きを支える上で体幹の筋肉がとても重要になってきます.
本来は,ウェイトトレーニングなどで大きな筋肉をつける前に徹底的にこの3つの動きをマスターする方が望ましいといえます.
筋肉をつけてもきちんとストレッチを行っていれば,柔軟性が損なわれることはありません.
しかし,どうしても筋肉は収縮する特性を持っており,
やはり,大きな筋肥大を起こす前に骨盤の動きをしっかりマスターしておくことの方が得策といえます.
この3つの動きは「胴体力」の伊藤昇先生が特に重要視されていた動きですが,
この動きをしたエクササイズがクンダリーニヨガには多分に存在します.
それはおそらく,伊藤先生自身が沖ヨガを長年実践されていた流れで
自然にそういった動作を重視していったのかもしれません.
クンダリーニヨガはクンダリーニやチャクラの活性を目的とした潜在能力開発系のヨガですので,
スポーツ動作を向上させるために行うということはありません.
ではどうしてこのような骨盤の運動を行うのでしょうか?
下記の図をご覧ください.
ヨガでは,背骨の前にチャクラが存在すると考えられています.
ですので,クンダリーニヨガでは背骨を動かしてその前にあるチャクラをつっついて活性化させようと試みます.
とてもシンプルな原理に基づいてエクササイズが取り組まれているのですね.
そして,その活性化には,尾てい骨に眠るクンダリーニ・エネルギーが必要になってきます.
つまり,背骨を動かす前にしっかりと「火の呼吸」でクンダリーニを活性化させておく必要があります.
この部分が弱いとつっついてもあまり大きな効果は期待できません.
クンダリーニヨガでは,背骨を動かしたり,呼吸法をしたり,マントラを唱えたり,バンダをしたり,イメージを使ったりと
あらゆるテクニックを用いてクンダリーニとチャクラを活性化していきます.
ですので,とてもパワフルなヨガといわれており,短期間で大きな変化が生まれてきます.
東洋の技法の場合,何年も修行してじわりじわりと効果が現れてきますが,
クンダリーニヨガはそれに比べて日に日に変化していくのが実感できます.
ですので,忙しい現代人のライフスタイルにとても合ったヨガといえます.
これらの骨盤や背骨を使ったセットは,「クンダリーニヨガ」の中のアクティベーションヨガの中で行っています.
チャクラを活性化し,尾てい骨から脳までのエネルギーを促進させ,
3つの動きを徹底的に繰り返すためにいつのまにかスポーツ動作も向上していくことになります.
「クンダリーニヨガ」は,メンタル面を重視していますが,
エネルギーレベル,フィジカル面の向上も同時に得られるトータルなヨガのテクニックで構成されています.
そのため,アスリートの方々にもとても喜ばれています.
忙しい現代人にとって,ヨガに費やせる時間は限られています.
さらに,そこに筋トレやストレッチ,カウンセリングなどをしていたら時間がいくらあっても足りません.
ご自身のライフスタイルに「クンダリーニヨガ」を取り入れてみたい方は,どうぞ「求道の会」の門を叩いてみてください.
きっと,自分自身の中に眠っている力の凄さに驚かされるでしょう.
(上記のエクササイズの通り,クンダリーニヨガでは左で吸って,右で吐くというのが基本となります.
これは,クンダリーニ・エネルギーの流れ,方向性を考慮してのことです.まれに逆パターンで行ったりもします)
P.S. ①
3月31日(火)のお昼にヨガ&スポーツ指導者向けのランチ交流会を六本木の華都飯店にて予定しています.
今回も6名前後の募集です.
来週に募集を募りますので,今しばらくお待ちください.
P.S. ②
今夜のNHK『SONGS』は工藤静香さん
「嵐の素顔」が有名ですかね?私の中では…
実は,中島みゆきさんが作詞に関わっているものが結構あるのですね.
「慟哭」も実は,みゆきさんの作詞なんです.
みゆきさん自身が歌われている「慟哭」もありますよ
これがまた渋くてとてもいいんですね^^
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