火の呼吸で一生負けない脳をつくる無敗脳ヨガ道場の辻です.



今月号の『GONG格闘技』は,読みごたえがありましたね.

GONG格闘技3月号


巻頭特集にヒクソン・グレイシー中井祐樹先生の対談ですから…


このお二人は,今から20年前に「バーリトゥード・ジャパン95'」という格闘技の決勝戦の舞台で戦っています.


中井先生は,準決勝でジェラルド・ゴルドーという選手のサミング行為で右目を失明してしまいました.


その状態で決勝戦を戦ったのですから本当にすごいことです.


対するヒクソンの方も同じようにすごかったです.


なぜなら,決勝戦では,負傷で顔面が腫れ上がった中井先生の顔にほとんど打撃を入れることなく戦おうとして勝利したからです.


セコンドからは,顔面を殴れという指示が出ていたようですが,そんなことはしません.


この戦い方を見てヒクソンは単なる格闘家ではなく武道家だと思いました.


なかなか緊迫した状態で相手を思いやることはできません.


それも格闘技の試合ですからね.


そんなお二人ですが,その後,中井先生は右目失明からプロ格闘技の世界をあきらめ,柔術家になり後進の育成に回り,


また,ヒクソンの方は長男をバイク事故で亡くすという悲しい出来事がありました.


色々ありましたが,それぞれに柔術の人生があり現在に至っています.


…スピリチュアルな世界もいいですが,今我々はこの世を生きています


肉体レベルを卒業しなければいけないとか,魂が重要だとか…いろいろ言われていますが…


痛い思いをしてしっかり今を生きている格闘家の方がどうしても精神性が高いように感じてしまいます.


少なくともヒクソンにしても中井先生にしてもお言葉にリアリティーがありますよね.


ですので,私はヨガや禅の書物よりも「五輪書」「弓と禅」の二冊が好きです.


この二冊は,ヨガを修業している方にお勧めの本です.


両方ともヨガの精神に通じ,「弓と禅」では阿波師範がヨガの最高の精神状態で弓を射ていますからね.


弟子にしてみれば,難解な仏法の言葉を並べられるより,


ど真ん中に連続で矢を当てられるのを見せつけられた方がズシンとくるでしょう.


P.S.


2月3日にブランディングに関する交流会をする兼ね合いで,


空手道場がスポンサーを集めるために効果的なキャッチフレーズはないものかと空想していましたら…



道場するから金をくれ



というキャッチフレーズが思い浮かびました…


犬 リュウ


【筑波大学発ベンチャー(株)サイバー・ヨガ研究所

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