火の呼吸で一生負けない脳をつくる無敗脳ヨガ道場の辻です.



メンタルにはの顔との顔があります.


表の顔は普段の顔であり,裏の顔はストレスやプレッシャー,不安を感じた時の顔です.


通常,クリニックなどで自律神経検査を行った場合,血圧の測定同様に安静状態での測定になります.


これは当然といえば当然です.


しかし,安静状態では正常値を示している自律神経や脳波でもストレスを受けると全く別の値をたたき出してきます


交感神経の活性化により血圧も上昇します.


ストレスによるダメージを確認するのであれば,安静状態での測定以外にストレス状態での測定も必要になってきます.


重要なのはこの2つの状態を比較検討することです.


例えば,天気の良い日に海を眺めているととても穏やかな気分になります.


しかし,台風が接近している時の海はどのような状態でしょうか?


とても恐ろしい顔をのぞかせると思います.


先程まで楽しく遊んでいた川が大雨により急激に増水し,気がつけば流される危険性もあります.


メンタルや脳波もこれと全く同じです.


台風や大雨がストレスやプレッシャーにあたり,その影響により,安静状態とは全く異なる一面が現れてきます.


もしその特性を知らずに過ごしていけば,それは嵐の日に漁に出て行くようなものです.


メンタル面の裏の顔を事前に知っておくことでそれに対する手立ても考えられますし,


アスリートであれば「ここ一番」での弱さの原因も分析が可能になってきます.


ここ一番に弱い原因を探る場合,安静状態でのメンタル面の分析を行っても天候の良い日の海しか眺めることができません.


しかし荒れた海を知ることで,どこまで浸水してくるのか?防波堤の高さはどれくらいで設置すればよいか?


などのリスクマネジメントが可能になってきます.


自然災害にも様々なものがあり,ストレスの種類も様々です.


当然,様々なストレス刺激を与えての検査が必要になってきます.


精神生理学分野では,このようなストレス検査のことを


精神生理学的ストレス・プロファイル(Psychophysiological Stress Profile),略してPSPと呼びます.


本田選手の在籍するACミランでもこうした科学的な手法を用いたストレス分析を行っています.


サッカークラブでいえば,イギリスのチェルシーFCでも導入されています.


人の姿,形は様々なようにメンタルも様々です.


ヨガや脳波のトレーニング効果を上げるためにも事前のメンタル分析はとても重要な要素となります.


P.S.


最近は,不安障害自律神経失調症などに関するお悩みのご相談をよく受けます.


長時間勤務やソーシャルメディアによる影響で交感神経が過剰に働きやすい時代になっています.


生活水準を落とし,70年代,80年代と同じような暮らしに戻せばこういったトラブルはある程度おさまってくると思いますが,


それは現実的には不可能に近いことといえます.


そうであれば,ストレスに負けない強い心と,ストレスを受けた後のリラクセーションがとても重要になってきます.


人間の中には自己を高めたいという本質的な欲求,自己成長心が存在します.


薬を有効活用するのは良いことですが,


私のスタンスとしましては,「自己成長心」を芽生えるきっかけづくり,お手伝いが少しでもできましたら嬉しく思っています.


自分の力で克服した体験ほど,自信に効く薬はないからです.


柔道 メンタルトレーニング
(柔道国体選手のコーチと選手を兼任するお客様への「ストレス・プロファイル」実施風景)


【筑波大学発ベンチャー(株)サイバー・ヨガ研究所

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