火の呼吸で一生負けない脳をつくる無敗脳ヨガ道場の辻です.
よくご質問をいただきますので,ヨガのひねりのポーズのバリエーション,
通称“ヒクソン・クラッチ”についてご説明をさせていただきます.
伝説の格闘家ヒクソン・グレイシーがよく行っているので私が勝手に“ヒクソン・クラッチ”と呼ばせていただいています^^
このポーズは難易度が多少高めですのであまり一般的にスタジオでは行われないと思います.
女性の方は案外簡単にできてしまいますが,男性の場合,よほどの鍛錬者でないかぎりほぼ不可能に近いといえます.
【実際のやり方】
①ひねる側の膝を立て,それをもう一方の足にまたぎます.
②膝を立てている方とは逆側の腕を膝の内側に外から通します.
この時,肘や腕の関節部分が膝の内側に深く入れば入るほどやりやすくなります.
そして通した腕の親指を上にします.
③反対側の腕を背中側からまわしてきて,膝の間に通した腕とクラッチさせます.
こちらの腕は親指を下にします.
④両腕がクラッチできましたら,しっかり身体をひねります(30秒~1分).
腕のクラッチをしてからひねりという手順です.
はじめは全くできないと思いますが,徐々に両腕の距離が縮まっていき,いつの日かクラッチできるようになります.
タオルや帯を膝の間に通して端をそれぞれの手でつかみ,徐々に両腕を近づけていくやり方もお勧めです.
はじめは腕を通さず,胴体だけをしっかりひねり,顔が真後ろに向けられるぐらいまでひねりの柔軟性を高めます.
顔が真後ろに向くようになってから腕を通す練習に移行してみてください.
肩を痛めやすいですので,くれぐれも少しずつ行うようにし,決して無理はしないでください.
腕が通るようになれば,このひねりのポーズは通常のひねりポーズと比べ全く別物になります.
肩甲骨が横に大きく伸ばされるようになり,肩こりにもかなり効果が期待できます.
スポーツでも肩甲骨の可動域は重要です.
イチロー選手も特殊なマシーンでの肩甲骨の柔軟には余念がありません.
特に筋肉があると凝り固まりやすい部位でもありますので是非トライしてみてください.
また格闘家であればアームロックがかかりにくくなるという防御面での効果も期待できます.
「無敗脳ヨガ」ではこのポーズの完成が目的ではなく,
雑念を放っておき,「今」に集中するメンタリティ-獲得のために行います.
クンダリー二ヨガは活性化が得意なヨガですので,交感神経の働きによりどんどん筋肉が収縮する傾向にあります.
ですのでハタヨガ系のポーズでしっかり筋肉を柔らかくする工夫もアスリートにとっては重要になってきます.
ちなみに身体が柔らかいのにこのポーズがうまくできない方は,
お腹周りや太もものぜい肉が邪魔になり,両腕のクラッチがうまくいかないケースが考えられます.
ダイエットしてからトライしてみてください.
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