火の呼吸で一生負けない脳をつくる無敗脳ヨガ道場の辻です.



先週,国立オリンピック記念青少年総合センターで開催された「第7回アジア南太平洋国際スポーツ心理学会大会」に行ってきました.


…結構,駅から歩くんですよね…

第7回アジア南太平洋国際スポーツ心理学会大会


この学会は,スポーツ心理学の国際学会で4日間に渡り行われました.

第7回アジア南太平洋国際スポーツ心理学会大会


今回,キッセイコムテックの花村さんから海外から研究者を呼んで


「スポーツ・バイオフィードバック」のランチョンセミナーとワークショップを主催するとの連絡を受け,楽しみに行って参りました.


「バイオフィードバック」とは,生体センサーを身体や脳に取り付け,


その状態をデータで確認しながらリラクセーションを促すトレーニング法のことを指します.


「Bio(生体)」「Feedback(フィードバック)」するという意味でこういう名前になった経緯があります.


バイオフィードバックの中の脳波や脳血流を専門的に行うものを「ニューロフィードバック」といいます.


当スタジオのサイバー・カウンセリングなどの自律神経分析や呼吸分析は,バイオフィードバックにあたり,


サイバー・ヨガニューロフィードバックにあたります.


バイオフィードバックは,“Electrict Zen”とか,“Yoga of West”と呼ばれ,科学的な禅やヨガという異名を持っています.


ヨガをヒントに作られていますので,ある意味それは正しいといえます.


ピラティスや禅,気功なども元々はヨガから派生してできたものですからいかにヨガが完成されたものかということが理解できます.


今回のスポーツ心理学会でもこういったワークショップが行われるようになってきたということは海外の流れからも自然のことだといえます.


…少し早めに行ってポスター発表を見物

第7回アジア南太平洋国際スポーツ心理学会大会
第7回アジア南太平洋国際スポーツ心理学会大会


…そうこうしているうちにランチョンセミナーが始まりました.

第7回アジア南太平洋国際スポーツ心理学会大会

ハリー博士によるHPモデル理論


簡単にいいますと,バスケットのフリースローや,テニスのサービス,ゴルフのパッティングなど,実際の動作に入るまでの生体反応は様々でも


良い状態でパフォーマンスが行えた時は,皆同じような生体反応を示すというものです.


動作が終わった後の反応はまた人それぞれ違ってくるようです.


要は,パフォーマンスの瞬間に最高のピークを持ってこれれば理想的といえます.


そのピークに持っていく方法を,様々な生体反応,スポーツ動作,ビデオ記録などから個別に分析していきます.


私のところでも似たような分析を行っています.


やはり,バイオフィードバックの研究者はリアリティーがあっていいですね.


研究内容も手堅いですし…


今後さらに自律神経や脳波,ビデオ記録の分析によりピークパフォーマンスに関する知見が深まっていきそうです.


私にとって,最新鋭のこうしたメンタルトレーニングも伝統的ヨガもどちらも同じように大切なものです.


一方だけではやはりメンタルトレーニングとして成り立たなくなってきます.


例えば,ヨガを毎日行っていくと感覚が鋭敏になってきます.


ですので,リラックスさせる脳波を増やしてサマーディ(変性意識状態)”の状態になったり,


集中力を高める脳波を増やしてゾーン(最高の集中状態)”に入ることも自在にコントロールできるようになります.


ただ,それはあくまでも安静状態での話で,アスリートは,あくまでも緊張状態でそれが行えなくてはいけません.


ですので,全く異なるアプローチが必要になってきます.


キーワードは,「記憶」です.


今後も古今東西の様々なものを研究し,自分のメンタルトレーニング理論である無敗脳メソッドをアップデートさせていきたいと思っています.


【筑波大学発ベンチャー(株)サイバー・ヨガ研究所

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