火の呼吸で一生負けない脳をつくる無敗脳ヨガ道場の辻です.



疲労困憊でも集中力を切らさないようにする


の続きです.


下記のポーズは,クンダリー二ヨガの代表的なポーズ『ストレッチポーズです.

禅道会 ニューロフィードバック

格闘家やアスリートであれば3分間この姿勢で「火の呼吸」を行います.


(ちなみに禅道会代表の小沢先生は5分以上楽に行われます)


やり始めの頃は30秒がやっとだと思います.


1分も行えれば上出来だと思います.


当スタジオではメンタル強化が目的ですので時間も長く行い,回数も多めに行います


少ない回数ではメンタルを強化するのは困難だからです.


「ストレッチポーズ」の場合,1分30秒できる方は実際は3分行えると私は思っています.


つまり,肉体的限界によって足を下ろしてしまうのではなく,精神的限界によって足を下ろしてしまうのです.


例えば,足の下が針山だったら皆,苦しみながらも何とか3分間やりきると思います.


私たちの肉体は,体が壊れないようにかなりリミッターが働いているといわれています.


ですので,足を下ろしたいと思う気持ちは,肉体面からのメッセージというより


精神面が肉体面からのメッセージを勝手に限界と認識して下ろしてしまっているのだと思われます.


「ストレッチポーズ」を行なっている間は,「ツライ!キツイ!」という感情がぐるぐる駆け巡ります.


この状態で「ツライ…ということを考えている自分」,「キツイ…ということを考えている自分」というように


「○○ということを考えた」と付け加えると,感情を客観的に見つめられるようになります


多くの人たちは,「キツイ,ツライ」という感情が自分自身となってしまい,感情に踊らされることになります


一度,不安感に襲われるとズルズルと気持ちがマイナス思考になっていってしまうのです.


このメンタリティーを確立するために,「キツイ,ツライ」という感情は放っておいて,


ヨガのポーズによる体内の変化(筋緊張,心拍の変化,チャクラの活性化など)を感じ取るようにします.


坐禅のような安静状態ではなかなかこうしたメンタルを構築することは困難といえます.


アスリートならやはり肉体を酷使した中でメンタルを強化した方が実践的なメンタルトレーニングとなります


当スタジオでは,ヨガ式のプッシュアップやスクワットも100回以上素早く行います


ヨガ式プッシュアップ『セラバンダンダ・クリヤ

火の呼吸 クンダリーニヨガ

火の呼吸 クンダリーニヨーガ

腕力ではなく,骨盤をうまく使って行います.


骨盤がうまく使えるようになれば女性でも26回行えるようになります.


腕が疲れるということはやり方が間違っているということです.

ヨガ式スクワット『フロッグ・ポーズ

火の呼吸 クンダリーニ・ヨーガ

火の呼吸 クンダリーニ・ヨガ

『フロッグ・ポーズ』はとても大切なエクササイズです.


目を閉じ,瞑想のように体内の変化を感じながら激しい動作を繰り返します


かかとは常に床から浮かしているところがポイントです.


表情からも内なる変化に意識を向けているのが伺えます.


つまりヨガスタジオのように他の生徒さんとポーズを競い合ってしまってはメンタルトレーニングとしては失敗なのです.


同様に肉体的な疲労は放っておいて,気の流れやチャクラの活性化を感じながら,


いわば瞑想するかのごとくハードなエクササイズを行います


これが本番でスタミナが切れてきた時などにとてもいきてきます.


競技中常に高い集中力をキープするには,疲労困憊の状況下で「今」に集中するヨガのトレーニングが必要不可欠になってきます.


集中する対象はクンダリー二ヨガの場合,エネルギーやチャクラです.


ポーズの出来不出来にこだわってしまうと,肉体的苦痛や疲労に意識が向かいやすいメンタリティ-となってしまい


マウントでパウンド(パンチ)をもらってしまえば,そこで完全に心が折れてしまうでしょう.


ヒクソン・グレイシーは,船木選手との戦いで目を負傷し,


しばらく視界がぼやけてしまったようですが,回復するまで冷静にじっと我慢していました.

ヒクソン 船木 ヨガ


こういったことができるのも,日々の「今」に集中するヨガ・トレーニングのおかげなのです.


伝統的ヨガでは肉体を粗雑次元の身体と表現します.


つまり肉体に捕らわれることなく,精妙な意識の世界に意識を向けることの大切さを説いています.


昔,スポーツ界でウェイトトレーニングが否定的に思われていた時代,


指導者たちは練習を通して必要な筋肉をつけるので余分な筋肉はかえって邪魔になるという考えでした.


しかし,練習では,いかに力みを捨て身体をうまく使って競技を行うかに集中するため,思うように筋肉はつきません.


そこでやはり技術練習以外にウェイトトレーニングも必要だということになり今日に至っています.


メンタルも同じです.


練習の中でメンタルが鍛えられればベストですが,


やはりメンタルの強化,心身のコントロールをメインの目的としたヨガは絶対に取り入れるべきなのです.


ヨガの効用を知っているだけに本格的なヨガを行っていないアスリートは非常にもったいないと思います.


試合では,いくら素晴らしいテクニックを持っていてもメンタルが弱いと全てメンタルに飲み込まれてしまうからです.


【筑波大学発ベンチャー(株)サイバー・ヨガ研究所

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