火の呼吸で一生負けない脳をつくる無敗脳ヨガ道場の辻です．
…いやぁ本当にいい試合でした．
(6-4 6-7(5) 6-4でシャラポワが勝利！)
やはりフルセットに持ち込まれましたね．
今，日本時間で午前2時になろうとしていますが(早く寝ろ！)，
試合時間は3時間2分だそうです．
グラフ対サンチェス以来の長さだとか…
(あの試合は相当前でしたが，私も中学生の頃，見ていました)
試合が大きく動いたのは，第3セットの第4ゲームでしょうね．
お互い，デュースとアドバンテージを繰り返した末，シャラポワがこのゲームを取りました．
競った挙句，大体シャラポワがゲームを制します．
こういうところが彼女のメンタルの強さだと思います．
競り負けした方は，相手の方に流れが移ってしまう感じがし，非常に嫌なムードになっていきます．
試合に「もしも」はありませんが，もしハレプがこのゲームを死守していたら彼女の方に勝利の女神は微笑んでいたかもしれません．
決定打は第9ゲーム，ハレプはシャラポワの打ってきたボールをアウトだと思い込み打ち返さなかった場面です．
審判がコートに残ったボールの跡を見て入っているとのコレクトコールをしました．
本来は，アウトコールされたボールが入っていた場合，やり直しになる場合が多いのですが，
今回は，アウトコールの前にハレプが打ち返さずボールを見送ったために失点となりました．
コールがあるまでは試合続行ですからね．
こういうことが起きるのも消極的なメンタルによるものです．
アウトだったらいいのにな，というように相手のミスを期待してしまっている状態であり，
自分から積極的にポイントを取るという攻めの姿勢が薄らいでいるのですね．
シャラポワは試合巧者ですから，この状況を見逃すはずもなく，そのまま一気に勝利を手繰り寄せていきました．
お互い，本当に良い選手で，ラリーの攻防だけなら本当に五分でした．
結果的に勝者と敗者の違いは大事な場面でのブレないメンタルでした．
シャラポワの試合はメンタルに関心がある方にとってとても参考になると思います．
メンタルが強いアスリートとはどういうアスリートなのかが分かると思います．
…やはりどの分野も最後はメンタルだと思いますね．
ビジネスも格闘技のような階級の違いもなく，体が大きいからビジネスが有利になるわけでもなく，足が速いから有利になるということもありません．
そう考えると競技スポーツ以上にメンタルが重要なウェイトを占めてくるといえます．
ブレないメンタルに必要なのは「意義」ですね．
自分の「ビジネスの意義」です．
何のためにそれをやるのか？
「意義」がしっかりしていると，
自分の歩みと想いと商品(サービス)が共鳴し出し，やがて大きなムーブメントを引き起こしていくのだと思います．
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