火の呼吸で一生負けない脳をつくる無敗脳ヨガ道場の辻です.



明日は,ディファ有明でDEEP 65 IMPACTという総合格闘技のイベントが開催されます.


その大会に禅道会から藤澤選手,三浦選手,LUIZ選手の3名が出場します.


藤澤選手とは,約4ヶ月にわたり,


ヨガ,バイオフィードバック,ニューロフィードバックで構成される『ピークパフォーマンス・プログラム』に取り組んでまいりました.


メンタル面の準備としては,やることは全てやり終えました.


行動を制御する脳や自律神経系が鍛えられ,体の使い方から,ものの見方,考えた方も変わったと思います.


逆説的に思われるかもしれませんが,勝負という執着心から解放された時に「ゾーン」という境地が訪れます


明日は試合というよりも人生の中のある一日が過ぎ去ってゆくというメンタリティーで挑んでもらいたいたいと思っています.


- 「観る者」と「観られる者」 -


試合ともなれば多くの選手を悩ますのがプレッシャーだと思います.


暴れ回る馬を見てパニックになってしまうのは,その手綱を引く騎手からの目線によるものです.


大切なのは,その馬の状態を遠くから見る主人(魂)としての目線です.


つまり感情に飲み込まれるのではなく,その感情を客観視することができる真実の眼です.


遊園地に行ってコーヒーカップに乗り,ハンドルを回せばすごい勢いで回りだします.


それは,自分自身がコーヒカップに乗っているからです.


この状態がまさに感情に飲み込まれている状態であり,自分自身が感情と一体となってしまっている状態です.


この状態では,自分自身が感情になってしまっているため,怒ったり,悲しんだりと,感情的になっている自分に気づきません


自分の感情を客観視できていないからです.


一方,外で待っている親御さんはいかがでしょうか?


乗っている本人とは違い,それほどカップが回転しているように見えないはずです.


これが客観視の状態であり,自分自身の思考や感情が自分自身と勘違いしてしまうとその感情に振り回されることになります.


これに関しては,マインドフルネス的にヨガを行うことで,自動思考が停止され,


集中すべき対象を客観的に見つめられる眼が養われていきます.


-「人生とは全てマーヤー(迷妄)である」-


これは伝統的なヨガの教えであり,自分自身がこうだと思い込んでいること,感じていることが


自分自身(騎手)だと勘違いしないように本質(主人)に目を向けることの大切さを説いた教えです.


ピリピリしている自分…を観ている自分


ピリピリしている…ということを考えた


このように頭に浮かんだ感情に対して,


「…ということを考えた」と付け加えるだけで,感情と自分自身が分離できるようになります


これが「観る者(本質)」と「観られる者(感情,マーヤー)」の分離,主座の転換と呼ばれるヨガの最も重要となる教えです.


伝統的ヨガの世界では,解脱したいという想い(執着)さえも最終的には自分自身と分離させないといけないそうですから…


…何とも厳しい世界ですね.


【筑波大学発ベンチャー(株)サイバー・ヨガ研究所

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