火の呼吸で一生負けない脳をつくる無敗脳ヨガ道場の辻です.



ヨガとは何か?


ある人は,スタジオで女性たちが様々なポーズをしているイメージをし,


ある人は,グニャグニャの身体をしたヨガ行者のイメージが湧いてくるかもしれません.


しかし,ヨガとは,身体を通して行う古代の心理療法(サイコ・セラピー)なのです.


自分自身を魂レベルでコントロールし,人生の勝ち組になることを目指します.


ヨガの世界でいうところの「人生の勝ち組」とは,


いかなる試練や誘惑に対しても打ち負かされることなくブレない人生を歩むことを指します.


伝統的なヨガの教えでは,人間五蔵説という身体理論があり,


インドの叙事詩である「バガヴァッド・ギーター」などでは,


馬に乗った将軍アルジュナとクリシュナ神の逸話を通して学んでいきます.


バガヴァッドギーター


私たちの身体には,外部の刺激に対して反応する運動器官や知覚器官など


10種類の感覚器官が備わっており,これをヨガでは10頭の馬として表現します.


現代人は,「あれがしたい」,「これが欲しい」…など,外に向けられた感覚器官,


つまりこれら10頭の馬が暴走しているために馬車を操縦する騎手は,行きたい場所(人生の目的)に到達することができません.


そこでヨガでは,この暴れ回る馬を鎮めるために,ヨガの聖典を学び,認知を変えるように努力します


ヨガの一番初めに「ヤマ(禁戒)」「ニヤマ(勧戒)」を学ぶのは,


ヨガの教えに対して自分の行動はいかがなものか?とセルフ・モニタリングをするためです.


馬がおとなしくなったなら,騎手の運転テクニックを向上させる必要があります


そうしないと目的地に向かう途中で事故を起こしかねません.


ここら辺からヨガのポーズや呼吸法,瞑想法などで騎手の意思をコントロールするようにトレーニングしていきます.


騎手の後ろに乗っているのが「魂(主人)であり,この魂の行きたい目的地(心の本質的欲求)に向かうために,


騎手は馬をうまくコントロールしてその人生の真の目的を達成するのです.


この10頭の馬の絵は,伝統的なラージャヨガを学ぶ者にとって知らぬ者はおらず,ヨガ全ての極意に通じるものといえます.


スポーツ心理学でいうところのメンタルの自己コントロールというレベルではなく,


ヨガでいう自己コントロールとは,様々な誘惑を払い除け,真の目的を達成するための強い自己の形成,


真の「人生の勝ち組」になることを意味します.


いずれにしましてもまずは,暴走する馬をたしなめる必要があります.


そうしないと,心の奥深くに眠る魂の真の欲求を感じることは到底不可能といえます.


名声や富を手にしても満足できないのは,それは本当に魂が望んでいることではないからとヨガ聖者は考えます.


マザー・テレサさんが修道院を出て,厳しい環境に飛び込んで行った時の心境として,


「神の声が聞こえたから…」と述べたのは有名な話ですね.



…あなたは,スイーツと断食,どちらを選びますか?



P. S.


アスリートであれば,外部環境に惑わされず,


競技を通じて「心の本質的欲求」を満たす行為に意識を集中させることが大切になってきます.


神がかり的なプレー(ゾーン)はそうして訪れます.


ゾーン SMR


【筑波大学発ベンチャー(株)サイバー・ヨガ研究所

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