好きな事と得意な事は,残念ながら一致しません.
どの分野も努力すれば必ずいつの日か報われるといった自己啓発本は多いですが,
どの分野にも才能が必要です.
様々なビジネスセミナーや自己啓発セミナーでは,この少々ドライとでもいうべきポイントを見てみないふりする傾向にあります.
誰もが夢を見,現実を直視したくないからです.
心地よい気分になり,また参加してもらいたいからです.
主催者側はそれで良いでしょうが,受ける側は目覚める必要があります.
私は,才能のことを「種」という表現をします.
成功者と同じ土壌で肥料や水を与える量も同じにしても同じような成功者は出てきません.
これは,その成功者と本人の「種」の種類が異なるほかありません.
ですので,実際に計画を立て実行する前に,自分は一体どういう種類の「種」で,どういった土壌でスクスク育つのか?
この点をあらかじめ冷静に分析する必要があります.
生まれ持った時に各自が持っている遺伝的な気質の部分です.
この「遺伝的気質」の分析により自分の強みが分かると,どういった分野で自分が生き生き働けるかが分かってきます.
育てる土壌が分かれば次は,実際に水や肥料の与え方です.
これは,ビジネスでいうところの年間計画です.
文字通り花(夢)を咲かせるまでの年間計画です.
「遺伝的気質」は細かく分けると9種類に分かれますから,年間計画も9通りのアプローチが必要になってきます.
計画が分かれば,最後は,実際に水や肥料を与える行為です.
それは,「情熱」です.
これは,好きな仕事でないとなかなか生まれてきません.
ですので,「遺伝的気質」により方向性を定め,自分が心動かされるような仕事を選択する必要があります.
儲かるからという理由だけで新規ビジネスを行った場合,はじめの数ヶ月は良いでしょうが,
その後,死ぬまで毎日24時間そのことについて考え続けられるかというと当然無理だと思います.
その仕事が本当に好きな人が参入してきた場合,いずれはシェアを明け渡す事になります.
好きでないと「情熱」は生まれない…
色々と意見はあると思いますが,人間の脳(報酬系回路)がそのようにできていますので,
この部分を無視してしまうと,残念ながら花が咲く前に枯れていく運命を辿っていきます.
①自分の遺伝的気質で「強み」を知る
②気質に合った「情熱」が沸く分野を分析する
③気質により導き出した分野の「経営」の基本を学ぶ
これらのことを冷静に分析し,実際の経営の基本を学び,行動をすれば,ナンバーワンは無理でも相当なところまでいけるといえます.
なぜなら,「遺伝的気質」に合った分野の中から好きな仕事を導き出すからです.
①遺伝的気質(才能) × ②好きな仕事(情熱) × ③気質に合った経営
宮本武蔵は,当時の日本人としてはかなり身長が高かったと言われています.
これは,生まれ持った身体的才能です.
そして極めることが好きですから,きっと「自閉気質」と「執着気質」が混ざり合った気質を持っていたと推測されます.
もし武蔵が「循環気質」だったならば,剣の道を追求していくことは困難だったといえます.
13才で果し合いを経験し,その後も15年に渡り60回近くの実戦を経験しています.
実戦ですのでとても楽しいものではありませんが,根本的に好きでないとここまで続けることはできません.
さらに実際の戦い方や刀の持ち方,足の運び方などについて具体的に研究をしています.
つまり,武蔵が無敗を誇ったのは,①遺伝的才能,②情熱,③具体的な戦術
の3つがうまく循環していたからだと思われます.
この3つのうちどれか一つがかけても生き残ることはできなかったと思われます.
年始1月20日(月),渋谷ヒカリエにて,この3種類のアプローチについて徹底的に分析を行う「無敗脳セミナー」 を城岡さんと行います.
①は私が担当し,②は私と城岡さん,③は城岡さんのパートになります.
このセミナーは,いわゆる集客系セミナーとは異なります.
私たちは,スポーツが上達したいのなら,テクニックだけでなく,きちんと身体を鍛える必要があるというスタンスです.
テニスやゴルフ教室で身体を鍛えることはまずしません.
それは楽しくないからです.
そんなことをしたら会員さんがどんどん辞めていってしまいます.
しかし,身体ができてないので,身体の軸を安定させることができず,いつまでたってもうまくスイングすることできません.
それをフォームの改善で全て補おうと指導するのですが,本来は身体ができてこそのテクニックなのです.
私たちは,自分に合ったスポーツの選び方と,そのスポーツに合った身体の鍛え方,試合の運び方などについて具体的にアドバイスができます.
ですので,筋肉増強剤などを使って短期間のうちに楽をしてパワーアップをしたい方には向いていないセミナーといえます.
短距離ランナー型の遺伝子を多く持っている方には,よりスピードアップがはかれるトレーニングをレクチャーさせていただきますし,
持久力型の遺伝子の方には,より心肺機能が高まるトレーニングをレクチャーさせていただきます.
事前に,自分に合った遺伝子分析を行わないと,従来の競技スポーツ分野のように短距離ランナーでも多くの時間をランニングに費やす必要性が出てきます.
意味のない根性論のように遠回りをする必要は決してありません.
しかし,「効率的なトレーニング=楽なトレーニング」ではないということだけは頭に留めておいてください.
それでは,1月20日に渋谷ヒカリエのセミナールームでお待ちしております.
セミナー後のディナー会も奮ってご参加ください.
どうぞ宜しくお願い致します.
筑波大学発ベンチャー株式会社サイバー・ヨガ研究所代表取締役 辻 良史
⇒「サイバー・ヨガ
」ブログ
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