火の呼吸で一生負けない脳をつくる無敗脳ヨガ道場の辻です.
最近,お客様より,『呼吸最適化プロファイル』により分析した最適な呼吸法の実践により,
日常生活の様々な場面で,かなりの効果を感じるという嬉しいご報告を頂いております.
この理由として,
①「今ここ」に集中しやすい脳の構造に変化したこと
②副交感神経の反応性(感度)が向上したこと
が考えられます.
①に関しては,呼吸ペーサーを見続ける行為が脳にとても良い効果をもたらします.
伝統的なヨガでは,瞑想の前の準備段階として,一点集中行(ダーラナ)のトレーニングを行います.
それは,オームのマークや,マンダラ模様,ろうそくの炎などを見続ける行為です.
こうした静止したものを見続けることで,集中力は増していきますが,日常生活では,そのほとんどの対象物が動いています.
そう考えますと,揺れるろうそくの炎を見つめたり,
呼吸ペーサーのように動き回るものを見続ける方がより実践的な集中力が得られると思われます.
そして次に大切なことは,呼吸ペーサーを目で追い続けながら,呼吸法中の体内の変化を感じることです.
身体意識が内部に向かうことで脳の「島皮質」と呼ばれる部位が活性化し,「今ここ」に集中しやすくなります.
②に関しては,ゆったりした呼吸法をすると副交感神経が優位になり,リラックスできます.
しかし,そういった短期的な効果だけにとどまらず,
呼吸法には,長期間に渡り実践することで,副交感神経の感度が上がっていくという長期的な効果があります.
副交感神経は車でいうところのブレーキの役割を担っていますから,緊張が襲ってきてもリラックスしやすくなっていきます.
それが自信となり,緊張自体が生まれにくくなっていくという好循環が起きてきます(予期不安の減少).
呼吸最適化による呼吸法は,不動心が得られるだけでなく,
少ない睡眠時間でもしっかり身体が回復し,翌日まで疲労が残らないというご感想もたくさんいただいております.
それは,エネルギーを回復させるのは副交感神経の役割であり,
寝る直前に最適な呼吸法を行うことで睡眠中の副交感神経の活動が高まるからなのです.
次の日に大切なイベントがある場合は,交感神経がいつもより優位な状態になり,なかなか寝付けず,
睡眠中の副交感神経活動の低下により,あまり寝た気がしないという現象が起きてきます.
次の日に大切なイベントがある方は,是非この呼吸法を寝る直前に10分間行ってみてください.
入眠をスムーズにし,いつもと変わらぬ睡眠がとれると思います.
逆にパフォーマンスを上げる場合は,アクセルの役割の交感神経の活性化が重要になってきます.
これは,「火の呼吸」を適用します.
当スタジオの方針として,自己コントロールはせず,
本番までに自己コントロールを必要としない脳を事前につくっておきましょうというスタンスです.
呼吸法だけにとどまらず,ACミランの選手と同じように『脳波最適化プログラム(サイバー・ヨガ)』により,
状況に応じて今どういう状態に持っていけば最高のパフォーマンスが発揮できるか,
それを脳に記憶させていくトレーニングも行っていきます.
これは,不動心のための自動制御装置を脳に取り付ける作業です.
東京都 港区 田町【無敗脳ヨガ道場】辻でした.
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