「火の呼吸」で一生負けない脳をつくる無敗脳ヨガ道場の辻です。
本番で強くなるには、本番を経験する、
いわゆる「場数を踏む」ことは、とても重要な要素です。
しかし、本番で強くなる、本番で最適なパフォーマンスを発揮するには、やはり、それ専用の練習が別途必要になってきます。
それには、プレッシャーのかかるような場面でもリラックスさせたり、集中を途切れさせないような脳の獲得が必要不可欠です。
ヨガなどのリラクセーションテクニックは、
自律神経のバランスを保ち、免疫力を高めてくれます。
さらに、伝統的なヨガでは、ものの見方を改善したり、
ストレスをたくさん加えるトレーニングをしますから、
ストレスに対しても有効的なトレーニングとなります(防衛体力の向上)。
しかし、
最適なパフォーマンスを獲得するためのトレーニングとしては、
やはり科学の力を借りて、個人の最適なパフォーマンスを数値化するトレーニングが必要になってきます。
何も手掛かりがない状態では、
パフォーマンスの最適化は、非常に困難だからです。
パフォーマンスの最適化のための脳波トレーニングは、
海外では、ゾーンや、フローに入るための手段として普及しておりますが、
国内では、まだリラクセーションを目的とした
アルファ波のトレーニングの方が主流といえます。
アルファ波はある程度、リラックスしているかどうかの指標にはなりますが、
スポーツやビジネス現場では、
リラックスし過ぎては、注意が散漫となってしまうため、
状況にもよりますが、あまりふさわしい脳波とはいえません。
スポーツやビジネス現場では、
注意・集中が高まる脳波状態の方が重要になってきます。
パフォーマンスを上げるためのトレーニングは、
アスリートにだけ役立つものではありませんので、
海外では、児童の学習効果を高めたり、
ビジネスマンのやる気を高めたり、
うつの予防トレーニングの一環として取り組まれています。
体に良い食べ物が皆にとって良いように、
パフォーマンスの最適化トレーニングも職業に関係なく有効的なのですね。
最適なパフォーマンスは、
就寝前や、試合中など場面によって異なってきますので、
重要なのは、脳波を自在にコントロールできる能力の獲得といえます。
本日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。