ざっくり系で焼き比べた中で卵が多いものは食感が悪く、生クリームを入れるとしっとり感が強くなることが分かったので、今回は卵を減らし、生クリームなしにしました。
粉100gに対しバター25gの分量です。
この分量ではベーキングパウダーが少ないとみっちりと詰まりすぎておいしくなかったので、ベーキングパウダーは小さじ1使っています。
生地の厚みは3.5㎝にしました。
クランブル状になった生地をまとめただけの状態で焼いたもの。
(奥クーヘン、手前エクリチュール)
周りのザクザク感が強く、中はしっとりほんわりとしています。
ぼろっともろい食感もあります。
こちらは生地をある程度手で押さえ、半分にカットして重ねたもの。
(奥クーヘン、手前エクリチュール)
重ねたことでパカッと割れ目ができています。
手で寄せ集めただけの物よりはややざっくり感減りました。
中はしっとり、大きな差ではありませんが少し詰まった感じになります。
左が生地をまとめただけ、右は重ねたもの。(クーヘン)
クーヘンで作った重ねた方のスコーンはパカッと割れ目ができています。
食感だけでなく割れ目を作りたいかそうでないかで、生地のまとめ方を変えるといいかもしれないですね。
左まとめただけ、右重ねたもの。(エクリチュール)
エクリチュールで作った重ねた方のスコーンはあんまりパカッとはなりませんでした。
これに関しては今回たまたまかもしれないので、また今後分かったら書きます。
断面:左まとめただけ、右重ねたもの。
左のまとめただけの生地はぼろっと崩れるように割れるので、半分に割るのは難しい。
そのままかぶりつくのがザクっと感を楽しめる。
右の重ねた生地の方は層になっているので、横に割りやすい。半分に割ってクリームやジャムを載せたりするならこっちの方が食べやすい。
クーヘンとエクリチュールでの食べ比べに関しては、大きな味わいの差は感じませんでした。
強力粉を入れるかどうか、全粒粉を入れるかどうかなども今後焼き比べていきます。