夢の中で、忙しく動き回っていた。しゃべっていた気もする。
目を開けた瞬間、それらはテレビのスイッチを切るように消えてしまったけれど。まぶたにちらつく残像。

電車に乗っても覚めきらず、ぼんやり歩く通勤路。どこかにある夢の世界で、自分の一部がまだ走っている。

ホームベーカリーで焼いたバナナパン。
高さがない。パンケースより低いです。

久しぶりに失敗作を作ってしまいました~!(*^^*)
(食べれなくはないけれど、食感がポン・デ・ケージョです)

作るのにムラがあるパンは難しい。

けど、楽しいです。
原因が、どこかにあるはず。バナナの熟成具合か、水の量か、時間か(今回はタイマーを使用していました)。

これから、それを探していこう。
 

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植物園の片すみで。

河津桜が、満開でした。

「河津のよりも、よく咲いている」
年配の女性が、なんだかおかしそうに笑いながら、ご主人と並んでほれぼれと見上げています。

本当に、見事に咲いています。

「昼頃まで雨か雷雨になりますが、気温が上がり、5月上旬の陽気になるでしょう」
と、天気予報からのメール。

5月!? そりゃ大変だ。きっと今日は暑くなる。

そうと知ったら、衣替え。服を1枚脱いでと。タイツはいらない。マフラーもはずしてしまおう。
ぽいぽい取って、よしOK。これならどんなに蒸し暑くても、涼しく快適でしょう。

と、ドアを開けたら。
ひやっと冷蔵庫のような空気と、冷たい雨。風に飛ばされた細かいしぶきが、コートにしみこんでいきます。

え、寒い? 吐く息が白い!? きゃ~鼻水が~!!
今日は暑くなるんじゃなかったっけ? だって天気予報が――

思い出しました。
5月の気温になるのは、雨の“後”。
どしゃぶりの今はまだ、ただの2月でした……。

職場の、斜め後ろの席のおじさん。着信があるたび、「アヒルのワルツ」が流れます。
ブンチャッチャ、ブンチャッチャ。のんびりしたメロディに、楽しくてつい笑みがこぼれます。
でも皆が笑うせいか、最近はただの電子音になってしまいました。お願い、戻して~。

職場の、隣の席のおじさん。携帯が着メロです。着信があるたびに、タッタッタカターと軽快なメロディが響きます。
今日、はたと気づきました。『相棒』のテーマでした。
おじさん、ファンだったのね。(^^)

遠くの山は蒼く、深く。
上には寒々とした雲がかかり、その境は、あいまいとしている。
うっすらと雲の色を移した山のほうから、寒の戻りを告げる風が吹く。

春はまだ、遠い。


久しぶりにSさんとお茶をしました。
約半年ぶりでしょうか。新しい姓になって初めて、彼女に会います。

「結婚したってハガキをもらった時は、本当にびっくりしましたよ。でも、良かったですね」
おめでとうございます、ありがとうございます、とお互い頭を下げて。

はい、と紙袋を渡されました。
「お祝いです」
中に入っていたのは、シャンパンのチョコと、サン・ダルフォーのジャムと、ハート型のマシュマロでした。

これ、意味がふるっていました。(あとでメールで教えてもらったのですが)
めでたいな、乾杯、でシャンパンのチョコ。
甘い二人に砂糖は不要、で砂糖不使用ジャム。
ラブラブピンクハートな新婚生活を、でハートのマシュマロ。
うまいなあ。(感心)


結婚式が遠い記憶になってきたころに、またお祝いをいただくのは、いいものですね。
私はこの人と一緒になるんだ、と意固地なくらい思っていたあの頃。式当日の、高揚した気持ち――
「おめでとう」と言われると、それらを昨日のことのように思い出します。

そして改めて、これだけ月日が経っていても、変わらずほほえんでくれる夫に、感謝の念を抱くのです。

チョコは当日に、マシュマロは数日後になくなりました。今はジャムが、食卓を楽しませてくれています。
ナイスなセレクトをありがとうございました、Sさん。(^^)

強い風に、帽子をはたき落とされました。
暖かくも荒っぽい、春の歓迎。


仕事の帰り道、バレンタインのチョコを買いに、デパートに立ち寄りました。
ゴディバは、普段は閑散としているのに、今日は長蛇の列です。他のショーウィンドウも、商品を見比べる女性たちでいっぱいです。店員さんたちも、きれいに包装された箱をいくつも紙袋につめるのに忙しそう。

私も走り回ります。まず洋菓子フロアを下見してから、中央広場をのぞいて来、それから総合案内のお姉さんに、他に出店があるかたずねてみて。ああ忙しい。

今年は不況だから、週末だから、そんなに買う人はいないだろう、とたかをくくっていました。
読みが甘かったです。手ごろな値段で、パッケージがきれいで、中身のバラエティが富んでいる3拍子そろったチョコは、軒並み売り切れていました。きゃー、前日なんかじゃなくて1週間前に来なければいけなかったのね~。

ぐるっと一回りして、その中から候補をしぼって。また見比べて。
バランスを考えると家族用にはこれがベスト、というものを買いました。ついでに自分チョコも買って。
帰りの電車に飛び乗りました。

何駅かすぎ、椅子に座れてから、やっと一息つきました。ああ良かった。ぎりぎりだったけど、そろえられた。
これがお義父さんのでしょ、これが実家の父の、これが自分……の……

あ゛~~~っっっ!!
脳天を衝撃が走りました。

……ダーリンのチョコを買い忘れた……


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(上の写真はパパ'sチョコ(右)と自分チョコ(左)。& 下の写真は、駅のキヨスクであわてて買った本命チョコ。値段シール付き。ああもう一生の不覚よ~っ (>_