
雲ひとつない、暖かい日です。暖房を極力カットしている職場にとっては、大変ありがたい陽気です。
窓からの日差しで、フロアは朝から暖房いらず。ぬくぬくして机に向かっています。
冷たい風も窓ガラスが防いでくれます。
まあ、毎日の定例で、別棟に書類を取りに行くという仕事はありますが。それも春のような日差しで相殺され、外出が苦になりません。手袋をすれば快適そのものです。
会社の外の、道路に面している生垣は、椿です。冬の間、書類を手に行き来する私を楽しませてくれた花も、そろそろ店じまいのようです。だいぶピンクがくたびれてきました。つぼみはもう数えるほどしかありません。
早春の花たちに、季節をバトンタッチする時期なのでしょう。いま菜の花が満開だそうです。梅もそろそろ見頃のようです。
生垣の椿を1本1本通り過ぎながら。
ありがとう。また来年、お目にかかりましょう。
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写真は近所の椿。こちらはまだまだ色が元気です。
通勤電車に乗っている時間は、20分ほどです。
まとまった時間というわけではないので、読書やうたた寝はできません。
なので、携帯電話でブログを見たり、メールのチェックをしたりして20分を使っています。
今朝、いつものように携帯をいじっていたら、視界のすみを黄色いなにかが走りました。
鮮やかな色に、思わず顔をあげました。
窓の外、流れていく風景の、ところどころに黄色のかたまりが入っています。また黄色。また。
目をこらしました。なんだろう?
菜の花でした。
若々しい黄色と、茎の黄緑色。
枯れた風景の中、そこだけが光を放っているようでした。
見ほれていると、視界に、白い点々も入ってくるのに気づきました。こちらは点々がばらばらと、大きく広がっています。
白梅でした。もう花は五部咲きになっていました。
いつの間に ……? 驚きました。
私が携帯ばかり見ていた間に、季節は真冬から、初春へと移り変わっていたのでした。
うつむいて携帯の画面しか見ていなかった自分を反省しました。
明るい花の色は、わたしの顔を上げさせ、丸くなっていた背中を伸ばしてくれました。
週末は晴れるとの予報です。栗栖氏と自転車をかって、遠くの梅林に行ってみましょうか。
きっと見頃の花たちが、足元の菜の花や水仙とともに、迎えてくれることでしょう。

冬の楽しみは、中華まんです。
温かくて、100円前後で買えて、歩きながら食べてしまうこともできる(ハンバーガーだとこれができないんですよねー)。
この手軽さがいいですね。
そして、中身の具によって軽食にも、おやつにもなる。
この柔軟さも魅力です。
コンビニに行くと、ついケースをのぞいてしまいます。
今日、セブン-イレブンで見つけた中華まん。その名も、
「とろけるスイーツ三色まん」
どんな味だろう? わくわくしながら袋を持ち帰りました。
最初考えていたのは。
黒=チョコレート。黄=カスタードクリーム。白=こしあん。
実際割って、食べてみると。
黒=チョコレート(これだけ合ってた)。黄=メイプル。白=塩キャラメル。
メイプルは、なかなか分からなくて、「りんごジャム? あんずジャム?」と、栗栖氏といっしょに首をひねりながら食べました。
中にどんな味が入っているのかな? と想像する楽しみも、中華まんにはありますね。
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とろけるスイーツ三色まん(中村屋)130円

節分に豆まき。
──と、ケーキ。
お義父さんが買ってきてくれました。ごちそうさまです! (^^)
FLOのロゴで有名なフロプロステージュ。
今回は、ショートケーキとモンブランです。
モンブランは今回が初めてです。タルト生地がかなり固いのにびっくりしました。フォークを縦にして、シャベルかノミみたいな気分で割りました (笑)。口に入れたら意外にモロモロとくずれ、おいしく食べれました。
クリスマスのケーキみたいな、節分のケーキ。
去年までは、誕生日とクリスマスしかケーキを食べれなかったけど。
もしかしたら今年は、3月には桃の節句でケーキ、4月には花見でケーキ、5月は……ふふふ、これからはひと月に1回はケーキが食べれるかも?(#^^#)←取らぬ狸の皮算用

真っ赤なお鼻のダーリン栗栖氏。
家中のくずかごが、ティッシュの山になっています。
鼻がつまっているため、息も苦しそうです。呼吸の合間にご飯を食べ、でも味が分からないようで物足りない顔をしています。
そんな状態が数日続き。
仕事から帰ると、ちょうど出かけようとしている栗栖氏とはち合わせしました。
「どこへ行くの?」
「コンビニまで、アイスを買いに」
「ええっ」
そんなの食べたら風邪が悪化する、と止める私と、いや食べる、風邪の時いつもアイスを食べていた、と言い張る栗栖氏で押し問答になり、結局、いっしょに買いに行きました。
夕飯後。
淹れたてのコーヒーと、設定温度MAXのこたつ。体の中も外も、保温対策を万全にして。
いただきました。
ピノの新作、生キャラメル味。
最初はごく普通(?)の冷たいアイス。
それが、舌の上で溶けていくにつれ、口いっぱいにキャラメルの甘く、濃厚な香りが広がっていきます。
んー、キャ ラ メ ル (#^^#)。
うっとりしていると、栗栖氏も自分の分をぱくりと口に放り込み、
「うん、キャラメルだねー」
おいしそうに目を細めました。
あら?
「匂い、分かるの?」
とたずねると、
「少し、嗅覚が戻ってきたみたいだ」
赤むけた鼻も痛々しい栗栖氏、匂いの確認にもう1個とばかりに、次のピノに手をのばしました。
「うまい」
よかった。鼻が通るようになってきたみたいです。
じきに、風邪も良くなることでしょう。

不況の影響で、我が家も緊縮財政です。
「そこの喫茶店でお茶でも」「夕飯は外で」というのが、なかなかできなくなりました。
買い物の帰り道、ミスドの店頭で、新作のドーナツの旗を見つけました。
フロッキーシュー。
ポン・デ・リングとフレンチクルーラーをミックスしたものだそうです。味はブルーベリー、チョコ、アップルの3種類。
あっさり誘惑にかられました。
こっそり食べていっちゃおうかな? 黙っていればバレないし。お小遣いはまだ残っているし……
入りました。
「いらっしゃいませ」
「フロッキーシューの、チョコレートとブルーベリー。あとコーヒーをください」
「お持ち帰りですか?」
「いいえ、こちらで食べていきます」
証拠隠滅。
「かしこまりました」
トレイを持って、店員さんはレジに向かいました。
急に、後ろめたくなりました。
あとで一人で食べたと知ったら、きっと栗栖氏はがっかりするだろうなあ。
それに、コーヒーが262円……ドーナツも入れたら400円になる。もしドーナツ2個だけなら、300円しないで買える。
うーん……
すみません、と店員さんに声をかけました。
「……やっぱり、持ち帰りにしてもいいですか?」
「いいですよ」
店員さんは、客の心変わりには慣れているようすで、
「手提げ袋はご入用ですか?」
「いえ、紙袋だけで結構です」
すっきりした気持ちで、店を後にしました。
イートインするより安くなったし、なにより、独り占めする後ろめたさもなくなりました。(笑)
帰ってきた栗栖氏と、新作のドーナツでお茶をするのが楽しみです。きっと喜ぶでしょう。
チョコレートとブルーベリー、私はどっちにしよう? それとも半分ずつにして、両方味を見ようかな……?
(後日談)
ちなみに。食べてみたら、いまいちでした。やっぱりポン・デ・リングとフレンチクルーラーは、別々がいいなあ。
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フロッキーシュー。136円。
栗栖氏が風邪をひきました。暖房のない職場でがんばっていたせいでしょう。
ここ数日、帰宅するとティッシュの箱をそばに置き、コタツで横になってぐったりしています。
今夜もコタツに。熟睡するといけないので、揺り起こしました。
「そこで寝てると風邪を引くよ」
……って、もう引いてますけども (^^;)。
布団を乾燥機で温め、寝かせました。
大人しく横になる栗栖氏。あたたかそうに目を閉じています。口が乾かないようにか、布団を鼻の上まで掛けています。
「なにかいる?」
「桃缶」
「――は、ないかも」
「じゃあ、紅茶。あったかいやつ」
「ティーバッグでもいい?」
「うん。すぐにね」
「はいはい」
まるで子供のようです。きっと今は、大人の顔がお休みなのでしょう。
「はい、紅茶」
「ありがと」
よっこらしょと上半身を起こす栗栖氏。カップに手をそえて、飲ませてあげます。
「他にいるものある?」
「ううん、大丈夫」
「そう? じゃあ、コップ、ここに置いておくね」
「うん」
こくん、と彼はうなづき、そのしぐさがまた素直で少年のようで。なんとなく私は、お母さんになったみたいな気分になり――
ああ、私はまさに、彼のお母さんになっているんだ、と閃きました。そして今ここにいるのは、少年時代の栗栖氏だ。
いつか見せてもらった、写真の中でしか知らない、やんちゃな笑顔のあの子に、私は会っているのだ……
具合はどう? 栗栖。ゆっくり休んで、風邪を治してね。早く元気な顔を見たいわ。
お会いすることのなかったお義母さんは、こんな気持ちで、小さい彼を見守っていたのでしょうか……。
額に手をやると、少し熱が出てきているようでした。
「なにか用事があったら、声をかけてね」
「うん」
私は立ち上がって、天井の明かりを小さくしました。
「おやすみ」
暗くなった部屋から、「おやすみ」と、くぐもった声が返ってきました。それは大人のようでもあり、子供のようでもありました。
私は音をたてずに戸を閉め、そっと、階段を下りていきました。
冬服を出しました。極寒の職場用に (^^;)。十年以上、小さく折りたたまれていたもので、ストレッチ素材。
朝、さあ着ようと引っ張ったら、そのまま戻らなくなってしまいました。縮めようとしましたが、力なく伸びたままです。
もったいないからと、1日それを着けてたけども、どうにも着心地が悪い。
もったいないけど、その日のうちに捨てました。
野菜などは、すぐに腐るので、「悪くなる前に使ってしまおう」と思うけれど。
服は、なんとなくタイミングを逃すと、着る機会を失ったりするんですよね。捨てようとも思うけれど、腐るものじゃないし。もしかしたらいつか着るかもしれない、とまた箱に戻したりして。
そしてタンスのこやしになる (^^;)。
でも、どんなにいい服でも、10年も20年もたてば、さすがに生地は硬くなるし、ゴムも弾力を失って切れてくる。腐らなくても、カビは生えるかもしれない。
せっかく「すてきだな、欲しいな」と目にとまって手に入れた服です。ただ置いておくだけでは、まるで会社の窓際族。仕事をさせずに、そのうち肩たたきなんてことにならないように。
できるだけ袖を通して、いっしょに過ごさせてあげよう、と思いました。
家で、職場で。
