映画『南極料理人』を観てきました。
南極観測隊に料理人として参加した西村(堺雅人)。同じ隊に参加した8名の男たちと、1年間の極寒共同生活をする……。
導入部は南極の寒さや、ドームふじの紹介。それから共同生活が始まり、クスリと笑える小さなエピソードがつながっていきます。後半になると、それぞれの家庭事情や長期出張から来るひずみなどが出てきて、ややほろ苦くなってきます。
全体に淡々としていて、大事件や困難な仕事などのクライマックスはありません。でも逆に、だからリアリティがありました。極寒での平凡(?)な生活を、隊員たちといっしょに震えたり笑ったり困ったりしながら、最後まで見入ってしまいました。
娯楽の限られた環境で、食事というのは隊員たちの一番の楽しみだったのでしょうね。「ラーメン食べたい」と訴えるタイチョー(きたろう)のせつない顔が印象的でした。
原作は、映画の繊細な雰囲気とはうって変わって、著者の豪快かついいかげん(笑)なテイストあふれる観測日記です。こちらも楽しかったので、興味のある方はぜひ。
読むと、ある実験をしたくなりますよ。ちなみに、うちは出来ました!
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原作『面白南極料理人』西村淳(新潮文庫)
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