映画『南極料理人』を観てきました。
南極観測隊に料理人として参加した西村(堺雅人)。同じ隊に参加した8名の男たちと、1年間の極寒共同生活をする……。

導入部は南極の寒さや、ドームふじの紹介。それから共同生活が始まり、クスリと笑える小さなエピソードがつながっていきます。後半になると、それぞれの家庭事情や長期出張から来るひずみなどが出てきて、ややほろ苦くなってきます。

全体に淡々としていて、大事件や困難な仕事などのクライマックスはありません。でも逆に、だからリアリティがありました。極寒での平凡(?)な生活を、隊員たちといっしょに震えたり笑ったり困ったりしながら、最後まで見入ってしまいました。

娯楽の限られた環境で、食事というのは隊員たちの一番の楽しみだったのでしょうね。「ラーメン食べたい」と訴えるタイチョー(きたろう)のせつない顔が印象的でした。


原作は、映画の繊細な雰囲気とはうって変わって、著者の豪快かついいかげん(笑)なテイストあふれる観測日記です。こちらも楽しかったので、興味のある方はぜひ。

読むと、ある実験をしたくなりますよ。ちなみに、うちは出来ました!


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今日付けで、職場を退職することになりました。不況のあおりを受けた形で。いわゆるリストラというやつです。
まあ、いずれ閉鎖する会社ではあったので、辞めるのが1年後になるか、今日になるかの違いしかありませんでした。
だから、あまりショックではなかったです。もちろん、最後までいられなくて残念だという気持ちはありましたが。

いろいろと勉強になった職場でした。

私は今まで事務仕事だけをしてきていました。現場との接触がある仕事というのは、今回が初めてです。
目の当たりにした、日本のモノづくりをする人達の、働く姿――毎週のようにおこる不具合の対策をしたり、業者との調整をしたり、予算の捻出に頭を悩ませたり、他部署とほとんどケンカ腰になりながら連携を取ったり……
本人たちは、ただの冷や汗ダラダラの毎日だと言うでしょう。が、あの背中は、私には輝いて見えました。たくさんのことを学ばせていただきました。


あいさつのメールも出し終わりました。
机の整理をしながら、私は仕事の書類やメモをひとつずつ処分していきました。
シュレッダーにかけられていく紙は、季節の終わりに、地面に降りつもる雪のようでした。

いつか雪が溶けた時、それは大地をうすおす水となり、新たな季節を始めるための栄養となるでしょう。


1年と4ヶ月、短い間でしたが、大変お世話になりました。ありがとうございました。どうぞ皆さん、お元気で――。

祝日ですが、出勤です。
普段は立っている人をよけながら乗る電車も、今日は空いています。
座っている人さえまばらで、車両には15人ほどしか乗客がいません。
見回すと、みんな普段着です。やはり今朝は、仕事に行く人は少ないのでしょう。

私はシートの好きな場所に腰をおろし、足をのばしました。(こんな贅沢は久しぶりです)

向かいに座っているのは、真っ黒に日に焼けた60代の男性。着古した紺のシャツを着て、粋にキャップを逆さにかぶっています。足元には大きなリュック。登山でしょうか。
その隣では、子供連れのママが2人、おしゃべりしています。子供を幼稚園に送る途中か、どこかへ遊びに行くのか。楽しそうな笑顔です。
布地のスーツケースを前に置いている女性がいます。大きさが中くらいなので、数日の国内旅行といったところ。東京あたりで友人と合流するのかもしれません。組んだ両手を見つめています。

人が少ない電車はゆうゆうと広く、窓からは光が明るく差しこんでいます。
一日のはじまりの期待が、車内を静かに満たしています。

のんびりした週末です。

土曜日は、まず洗濯。それからホームベーカリーでグラノーラパンを作りつつ、ちょっとうたた寝。
昼は栗栖氏と、久しぶりに図書館まで。選ぶのが楽しかった。数冊本を借り、帰りにスーパーへ寄って買い物。
午後は2人共ずっと読書ですごし……と言いたいところですが、私はまたうたた寝。いやもう今週は忙しくて。7時前に起こされました。
夕飯は栗栖氏お手製の餃子。私は包むのを手伝い、あとスープを担当。プランターのバジルが枯れかけているから、なにか料理に使わなくちゃね、などと話をしながら。ゴーヤは花を咲かせたけど、実はなるだろうかとも。
お腹がいっぱいになった栗栖氏は、9時にはことんと寝入ってしまいました。私はようやく目が冴えてきたので読書開始。12時半に消灯。

日曜日は朝から快晴。布団を干して、また2人で読書。
午後は『レディ・ホーク』のDVDを観ました。あのシンセを多用した音楽はコスチュームものには合わないのでは、という意見が交わされました。
それから栗栖氏は読書のつづきを。私は『アイアン・ジャイアント』のDVD。ストーリーが秀逸。
夕飯は、前日の残りを利用した水餃子鍋。半分だけ使って、後日ラビオリ用にと取っておいた数個も、「なんだか食べ足りないぞ」と鍋に投げこまれてしまいました。
豆を挽いてコーヒー。
食後は誘われてコンビニへ。金木犀の香りがただよう夜道、昔話に花が咲きました。コンビニではハーゲンダッツの新作、期間限定の“アーモンドプラリネクリーム”を発見。2人で分け合って食べました。美味!


栗栖氏は読書の続きをしています。私はこうしてブログの更新。さて文章ができました。アップしましょう。
それでは皆さん、おやすみなさい。よい週末を。


「コンニチハ」

にこにこ笑うマトリョーシカさん。
気持ちよさそうにくつろいでいます。

たまにコマになって
くるくる回って遊んだりもします。

太陽は 翳り
足元は 揺らぐ

嵐の 幕開け

パンドラの箱を 開けたのは
誰だ
旗をもって 讃えられた者は
踏みにじられ 死んでしまった
異形のものたちが
闇の 布陣をはる

深海魚は 海の底を ただ漂い
毒の潮は 石くずのみを運ぶ
鋼のきしむ音は ここまでは届かない

長いロープの上で 跳ね遊ぶ子らよ
下の泥の海が見えないか?
固い地面を 流し去ったのは
おまえたち自身だというのに

裂け目から リヴァイアサンも 笑っている


出でよ
 ノアの
手を上げろ
 子孫たちよ

奪われた道具を かかげ
失われた言葉を 唇にのせ

行く先は 彼方ではない
北の星をめざし

箱舟を 燃やせ

炎は
大地を 乾かし
波を 照らし
明日を 曲げるだろう


そして灰は 葦舟となり
いくつもの玉を 運ぶ

ノアの 子孫たちよ

今回、生まれて初めて選挙に興味をもちました。

テレビや新聞によると、自民党はボロボロで、民主党が圧倒的な優勢だそうです。

まあ、本当にそうかもしれない。
ただ、それを連日のように流すということが、なんだかなあと思うのです。いいかげん同じ論調ばかりでうんざりしてきました。まんべんなく公正なニュースを見たかった。

一般人が特定の候補者や政党を(ネットなどでも)応援するのはいけないそうですね。自民党がんばれとか、共産党の意見とか。
公職選挙法に違反するおそれがあるらしい。

しかし、同じことをマスコミもしていますよね。
公共の電波で、新聞で。
民党はもうお終い。民主党が政権交代だ。麻生は失言した。
毎日毎日。

マスコミこそが、公職選挙法違反に問われるべきではないかと思うのです。
それとも個人はダメだけれど、大組織なら許されるのでしょうか? ああ、たぶんそうなのでしょう。そういう世の中に、私たちは住んでいるのだと、悲しみと静かな恐怖を覚えました。

自由に生きてきたつもりだった。だけど、与えられた情報だけ食べて飼育された家畜だったのかもしれない。


「男には、戦わなければならない時がある。たとえそれが負けると分かっていても」

昨日、なぜかふいに思い出した言葉です。
たしか、子供の頃見ていたアニメの中のセリフでした。キャプテン・ハーロックだったか、『ドカベン』の里中クンだったか……(^^;)。

「男」の部分を、別の言葉に置き換えてみたらどうだろう、と考えました。
人には、戦わなければならない時がある。たとえそれが負けると分かっていても――。
その時は、きっと今。


小さな1票。入れても入れなくても大局は変わらないでしょう。
でも、もし入れなかったら、今の社会の流れを容認することになるから。
だから私は、私の信じるところに、入れます。

今日、選挙に行ってきます。

『7月、早朝(仮題)』('09/7/15)を、去年の日付('08/7/19)に変更しました。
もともと去年に書いていたのを、最近手直ししてUPしたものでした。

読み返してみると、今の自分はここまで思えない…… (^^;;;
やっぱりこれは結婚前の心境ですよね!
(ダーリン、ごめん。愛が冷めたわけじゃないのよ~☆)

というわけで、去年書き始めた日付にしました。
よろしくどうぞ。(ビジネス調)

'08/8/10『3分間体操』をUPしました。
リンクからどうそ。

去年の今頃書いたものです。
どうも最後の文があざとくて、気に入らなかったんですよねー。1年間寝かしてました。たまにのぞいてみたりして。漬物みたい(笑)

で、結局そのままです (^^;

まあ、文章的にはちょっと力みがあるかもですが、本当に実際にこんな感じでやってますし、もういいやと。(頭の中できっちりカウントしてます!


ちなみに、肩はまた鳴り始めました。冷房のせいかな~?