もんじゅの運転再開
耐震評価の不備の問題が報じられてから、しばらくニュースを見なかったので、さすがに危ないと思って運転再開は見合わせたのかな、と思っていましたが、着々と運転再開に向けて進んでいるようです。
福井新聞
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news0/index.php?page=article&storyid=20437&storytopic=2
普通の原発と違って緊急炉心冷却装置が無い、普通の原発の燃料の核分裂性ウランは3%程度なのに、もんじゅは15%~21%の高濃縮の燃料を使うので、チェルノブイリ原発のような暴走事故の危険性が高い、冷却材に液体ナトリウムを使い、高温、高放射線、大きな温度変化の下で運転されるため、14年前に運転開始後わずか4ヶ月でナトリウムが配管から噴出、炎上したように、配管や炉心、燃料棒、その他の装置類の劣化が早く、おそらく数ヶ月でまたナトリウム漏れ事故や制御棒挿入不能による暴走事故等の事故を起こすのではないか、と思われ、さらに経済的にも全く採算が合わず、プルトニウムを増殖してエネルギー問題を解決する、という当初の目論見も技術的に不可能であることが明らかとなり(長くなるので、この点はまた後日詳しく書きます)、高速増殖炉を発電目的で利用することが合理的でないことはすでに確認されているので、発電を主たる目的とする高速増殖炉は、今は世界中のどこの国も運転していません。
普通に考えれば、正気であれば絶対に運転再開するわけはない原子炉なので、日本原子力研究開発機構(もんじゅをやってる独立行政法人)がいくら運転再開しようとしても、さすがに地元の福井県がストップをかけるだろう、と思っていたのですが、地元は新幹線その他の公共事業と引き換えにもんじゅの運転再開を認めるようです。
これも福井新聞
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news0/index.php?page=article&storyid=20453&storytopic=2
次の事故が小規模な事故で済んでくれればいいのですが、もんじゅの場合は特に、福井県、北陸のみならず関西一円、風向きによっては関東までも放射能汚染で住めなくなるような大事故になる可能性が高いです。
今さらどうこうできるものでもないかもしれませんが、とりあえず、前にも貼りましたが、「原発解体!!!」のさかなちゃん☆ウクレレ歌人さんからのメッセージとリンクを貼っておきます。
以下、メッセージとリンク
3月に動かす予定だそうですが、メンテナンス作業は下請けに丸投げ、チェックできない体制(予算がないので)になってるそうです。14年前のナトリ
ウム漏れ当時よりもさらに厳しい状態で、稼動なんかしたら事故必須だそうです(全てのパーツを検査するのは無理ですし。14年間止まってた車を動かすより
恐ろしい状態というわけです)
注)署名の期限が過ぎていますので、署名集める前に、お手数ですが「核開発に反対する会」へお問い合わせください
核開発に反対する会
http://kakukaihatsu-hantai.jp/
ストップ・ザ・もんじゅ
http://www.page.sannet.ne.jp/stopthemonju/
ストップ・ザ・もんじゅの案内(pdf)
表
http://www.page.sannet.ne.jp/stopthemonju/home/monjunyuukai1.pdf
裏
http://www.page.sannet.ne.jp/stopthemonju/home/monjunyuukai2.pdf
原発解体!!!
http://ameblo.jp/sakanauta/
mixiやってる人は
高速炉「もんじゅ」を廃炉に!!!
http://mixi.jp/view_community.pl?id=4775019
福井新聞
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news0/index.php?page=article&storyid=20437&storytopic=2
普通の原発と違って緊急炉心冷却装置が無い、普通の原発の燃料の核分裂性ウランは3%程度なのに、もんじゅは15%~21%の高濃縮の燃料を使うので、チェルノブイリ原発のような暴走事故の危険性が高い、冷却材に液体ナトリウムを使い、高温、高放射線、大きな温度変化の下で運転されるため、14年前に運転開始後わずか4ヶ月でナトリウムが配管から噴出、炎上したように、配管や炉心、燃料棒、その他の装置類の劣化が早く、おそらく数ヶ月でまたナトリウム漏れ事故や制御棒挿入不能による暴走事故等の事故を起こすのではないか、と思われ、さらに経済的にも全く採算が合わず、プルトニウムを増殖してエネルギー問題を解決する、という当初の目論見も技術的に不可能であることが明らかとなり(長くなるので、この点はまた後日詳しく書きます)、高速増殖炉を発電目的で利用することが合理的でないことはすでに確認されているので、発電を主たる目的とする高速増殖炉は、今は世界中のどこの国も運転していません。
普通に考えれば、正気であれば絶対に運転再開するわけはない原子炉なので、日本原子力研究開発機構(もんじゅをやってる独立行政法人)がいくら運転再開しようとしても、さすがに地元の福井県がストップをかけるだろう、と思っていたのですが、地元は新幹線その他の公共事業と引き換えにもんじゅの運転再開を認めるようです。
これも福井新聞
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news0/index.php?page=article&storyid=20453&storytopic=2
次の事故が小規模な事故で済んでくれればいいのですが、もんじゅの場合は特に、福井県、北陸のみならず関西一円、風向きによっては関東までも放射能汚染で住めなくなるような大事故になる可能性が高いです。
今さらどうこうできるものでもないかもしれませんが、とりあえず、前にも貼りましたが、「原発解体!!!」のさかなちゃん☆ウクレレ歌人さんからのメッセージとリンクを貼っておきます。
以下、メッセージとリンク
3月に動かす予定だそうですが、メンテナンス作業は下請けに丸投げ、チェックできない体制(予算がないので)になってるそうです。14年前のナトリ
ウム漏れ当時よりもさらに厳しい状態で、稼動なんかしたら事故必須だそうです(全てのパーツを検査するのは無理ですし。14年間止まってた車を動かすより
恐ろしい状態というわけです)
核燃料サイクルの核となる、『高速増殖炉もんじゅ』廃止署名集めてます宜しくお願いします。
http://kakukaihatsu-hantai.jp/syomei/SYOMEI_B4.pdf
署名の電子版が出来ました。
http://kakukaihatsu-hantai.jp/net_syomei
是非、この問題、広めていただきたいので広報も宜しくお願いいたします♪
注)署名の期限が過ぎていますので、署名集める前に、お手数ですが「核開発に反対する会」へお問い合わせください
核開発に反対する会
http://kakukaihatsu-hantai.jp/
ストップ・ザ・もんじゅ
http://www.page.sannet.ne.jp/stopthemonju/
ストップ・ザ・もんじゅの案内(pdf)
表
http://www.page.sannet.ne.jp/stopthemonju/home/monjunyuukai1.pdf
裏
http://www.page.sannet.ne.jp/stopthemonju/home/monjunyuukai2.pdf
原発解体!!!
http://ameblo.jp/sakanauta/
mixiやってる人は
高速炉「もんじゅ」を廃炉に!!!
http://mixi.jp/view_community.pl?id=4775019
電波バトル15、石油と原子力
いつか石油は使えなくなる時が来る、その時のために原子力発電が必要。
この主張は百パーセント間違いなのですが、なんとなく信じてしまっている人がたくさんいるみたいなので、これまでにも書いていますが、もう一度説明しておこうと思います。
石油の次の時代のエネルギーとしてよく名前があがるのは、太陽熱、太陽光、風力、メタンハイドレート、バイオマスエネルギー、そして原子力などです。
天然ガスや石炭やオイルサンドは、石油と同じ化石燃料の仲間と考えられているので、石油の次の時代のエネルギーという形で語られることは少ないようです。これらについては、また別の機会に書きます。
太陽熱の利用は、太陽熱温水器などの形で、以前から小さい規模では利用されていました。ヨーロッパでは、サハラ砂漠に大規模な太陽熱発電所を建設し、ヨーロッパへ電力を供給する計画が進められているようですが、最終的にどうなるかは、まだわかりません。日本では1980年代前半に香川県仁尾町で太陽熱発電が試験的に行われていましたが、役に立たないということが明らかになり、その後、太陽熱の利用はごく小規模なものに限られています。
太陽光、風力については「電波バトル10」で、メタンハイドレートについては「電波バトル4」で詳しく書いたので、そちらをご一読下さい。
バイオマスエネルギーは、昔から利用されている薪、炭、植物油、動物油、アルコール、蝋、メタンガスなど、いろいろありますが、石油の次の時代のエネルギーと言う意味で注目されているのは、自動車燃料として利用されるバイオエタノールです。
バイオエタノールはブラジル、アメリカ、EUなどで利用が進んでおり、最も進んでいるブラジルでは、バイオエタノールの消費量は石油消費量の約20%程度です。
しかし、農地の少ない日本では、農地はできるだけ食糧の生産に使うべきで、バイオエタノールの利用を進めるとしても、今の膨大な石油消費量から見ると、ごくわずかの割合にしかならないでしょう。バイオディーゼル燃料と呼ばれるモノにしても、事情は同じです。
海で海藻を育ててバイオ燃料を生産するアイデアもありますが、まだまだ実用レベルには遠く、たとえ実用化されたとしても、今の日本の膨大な石油消費量から見れば、ごくわずかの量にしかならないでしょう。
このように、石油の次の時代のエネルギーと言われるモノで原子力以外のモノは、どれも今の石油の膨大な消費量に代わる次世代エネルギーとしては、ほとんど役に立たないことが明らかになっています。
ひとつだけでは少なくても、いろいろ組み合わせたら役に立つのでは、との意見も見かけますが、太陽光や風力のようにむしろマイナスのモノや、最大限普及しても1~2%のモノを複数組み合わせても、石油の次の時代のエネルギーにはならないのです。
このような事情を背景に、原子力が石油の次の時代のエネルギーとして期待されているようですが、原子力も他のエネルギー同様に、石油の次の時代のエネルギーには成り得ません。
放射性廃棄物の問題や事故の危険性については多くの人が指摘しているとうりで、またこれから詳しく書いてゆきますが、それ以前に、原子力発電とゆうモノが、石油の大量消費を前提にしている、という根本的な問題があります。
原子力発電の燃料となるウランは、カナダやカザフスタンやオーストラリアやナミビア等のウラン鉱山で採掘され、ウラン精錬工場で精錬され、さらに転換工場で加工され、日本に輸入され、そしてまた、濃縮工場、再転換工場での加工を経て燃料ペレットに形成され、被覆管に封入され、束ねられて燃料集合体となり、原子力発電所へ運ばれ、発電のための燃料となります。
このプロセスでは、輸送はもちろん、各工場での加工工程でも、エネルギーとして大量の石油が消費されます。
原子力発電を推進する立場の人の中には、やがては輸送も各工場の工程も、すべて原子力発電で作った電気を利用するようになる、と言う人もいますが、具体的に、いつ頃、どうやってそうなるのか、等の現実的な計画は全く存在せず、口先で言っているだけです。と言うより、それは不可能です。
さらに、原子力発電所の建設、原子炉や蒸気発生器やタービン、各種のパイプ、バルブ類、計器類やコントロール設備等の製造や運搬、据え付け、濃縮工場や再転換工場の建設、それらの工場で使用する薬品や機械装置の製造や運搬、それらのための原材料や建設資材等の製造や運搬、等々、あらゆる場面で石油を消費することを前提に原子力発電は成り立っています。
核融合発電が実現すれば膨大なエネルギーが手に入るので、核融合が実現するまでの間だけ、他のエネルギーで賄うことができれば良い、と考えている人もいるようですが、それはあり得ません。
長くなるので、またあらためて詳しく書きますが、核融合は半世紀近い長い研究の歴史を経て、発生したエネルギーを安定的に利用できる形で電気や熱に変えることができないこと、核融合を発生させるために消費されたエネルギー、装置や設備を作るために消費されたエネルギーを越えるエネルギーを得ることができないことが明らかになっており、実用レベルで発電に利用することは不可能であることが明らかになっています。
核融合を研究している技術者は、「数十年後には実用化が可能」と言っていますが、彼らはそのように言うことによって研究費や給料を受け取っている人達なので、何十年も前から「数十年後には実用化が可能」と言っており、何十年後も「数十年後には実用化が可能」と言っているので、真に受けてはいけません。
石油を今のように、不自由なく大量に利用できる時代は、近い将来、遅かれ早かれ、終わりますが、その次の時代が原子力の時代になることは、あり得ないことなのです。
この主張は百パーセント間違いなのですが、なんとなく信じてしまっている人がたくさんいるみたいなので、これまでにも書いていますが、もう一度説明しておこうと思います。
石油の次の時代のエネルギーとしてよく名前があがるのは、太陽熱、太陽光、風力、メタンハイドレート、バイオマスエネルギー、そして原子力などです。
天然ガスや石炭やオイルサンドは、石油と同じ化石燃料の仲間と考えられているので、石油の次の時代のエネルギーという形で語られることは少ないようです。これらについては、また別の機会に書きます。
太陽熱の利用は、太陽熱温水器などの形で、以前から小さい規模では利用されていました。ヨーロッパでは、サハラ砂漠に大規模な太陽熱発電所を建設し、ヨーロッパへ電力を供給する計画が進められているようですが、最終的にどうなるかは、まだわかりません。日本では1980年代前半に香川県仁尾町で太陽熱発電が試験的に行われていましたが、役に立たないということが明らかになり、その後、太陽熱の利用はごく小規模なものに限られています。
太陽光、風力については「電波バトル10」で、メタンハイドレートについては「電波バトル4」で詳しく書いたので、そちらをご一読下さい。
バイオマスエネルギーは、昔から利用されている薪、炭、植物油、動物油、アルコール、蝋、メタンガスなど、いろいろありますが、石油の次の時代のエネルギーと言う意味で注目されているのは、自動車燃料として利用されるバイオエタノールです。
バイオエタノールはブラジル、アメリカ、EUなどで利用が進んでおり、最も進んでいるブラジルでは、バイオエタノールの消費量は石油消費量の約20%程度です。
しかし、農地の少ない日本では、農地はできるだけ食糧の生産に使うべきで、バイオエタノールの利用を進めるとしても、今の膨大な石油消費量から見ると、ごくわずかの割合にしかならないでしょう。バイオディーゼル燃料と呼ばれるモノにしても、事情は同じです。
海で海藻を育ててバイオ燃料を生産するアイデアもありますが、まだまだ実用レベルには遠く、たとえ実用化されたとしても、今の日本の膨大な石油消費量から見れば、ごくわずかの量にしかならないでしょう。
このように、石油の次の時代のエネルギーと言われるモノで原子力以外のモノは、どれも今の石油の膨大な消費量に代わる次世代エネルギーとしては、ほとんど役に立たないことが明らかになっています。
ひとつだけでは少なくても、いろいろ組み合わせたら役に立つのでは、との意見も見かけますが、太陽光や風力のようにむしろマイナスのモノや、最大限普及しても1~2%のモノを複数組み合わせても、石油の次の時代のエネルギーにはならないのです。
このような事情を背景に、原子力が石油の次の時代のエネルギーとして期待されているようですが、原子力も他のエネルギー同様に、石油の次の時代のエネルギーには成り得ません。
放射性廃棄物の問題や事故の危険性については多くの人が指摘しているとうりで、またこれから詳しく書いてゆきますが、それ以前に、原子力発電とゆうモノが、石油の大量消費を前提にしている、という根本的な問題があります。
原子力発電の燃料となるウランは、カナダやカザフスタンやオーストラリアやナミビア等のウラン鉱山で採掘され、ウラン精錬工場で精錬され、さらに転換工場で加工され、日本に輸入され、そしてまた、濃縮工場、再転換工場での加工を経て燃料ペレットに形成され、被覆管に封入され、束ねられて燃料集合体となり、原子力発電所へ運ばれ、発電のための燃料となります。
このプロセスでは、輸送はもちろん、各工場での加工工程でも、エネルギーとして大量の石油が消費されます。
原子力発電を推進する立場の人の中には、やがては輸送も各工場の工程も、すべて原子力発電で作った電気を利用するようになる、と言う人もいますが、具体的に、いつ頃、どうやってそうなるのか、等の現実的な計画は全く存在せず、口先で言っているだけです。と言うより、それは不可能です。
さらに、原子力発電所の建設、原子炉や蒸気発生器やタービン、各種のパイプ、バルブ類、計器類やコントロール設備等の製造や運搬、据え付け、濃縮工場や再転換工場の建設、それらの工場で使用する薬品や機械装置の製造や運搬、それらのための原材料や建設資材等の製造や運搬、等々、あらゆる場面で石油を消費することを前提に原子力発電は成り立っています。
核融合発電が実現すれば膨大なエネルギーが手に入るので、核融合が実現するまでの間だけ、他のエネルギーで賄うことができれば良い、と考えている人もいるようですが、それはあり得ません。
長くなるので、またあらためて詳しく書きますが、核融合は半世紀近い長い研究の歴史を経て、発生したエネルギーを安定的に利用できる形で電気や熱に変えることができないこと、核融合を発生させるために消費されたエネルギー、装置や設備を作るために消費されたエネルギーを越えるエネルギーを得ることができないことが明らかになっており、実用レベルで発電に利用することは不可能であることが明らかになっています。
核融合を研究している技術者は、「数十年後には実用化が可能」と言っていますが、彼らはそのように言うことによって研究費や給料を受け取っている人達なので、何十年も前から「数十年後には実用化が可能」と言っており、何十年後も「数十年後には実用化が可能」と言っているので、真に受けてはいけません。
石油を今のように、不自由なく大量に利用できる時代は、近い将来、遅かれ早かれ、終わりますが、その次の時代が原子力の時代になることは、あり得ないことなのです。
