今年は平成最後の年
平成元年はボクがまだ二十歳の頃
嬉野温泉の近くでお世話になった
佐賀のおばちゃんを思い出した。
どうも
歌う幸せ配達人『麦わら』です!(≧∇≦)
■第99回天皇賞(春)■(^^)b
平成元年の天皇賞(春)
まだ天皇賞が4月29日に開催されていた頃
その頃ボクのまわりでは
サイン競馬というものが流行っていた。
どういうことかと言うと
競馬の予想を
競走馬の能力で判断するものではなく
競馬とは興行で、演出されていると考え
レース名などから勝ち馬を連想し
着順を当てるという競馬予想だった。
レース名は天皇賞(春)
レース2日前のスポーツ紙に掲載される
サラブレッドインフォメーション
キャッチコピーはこうだ。
古馬の伝統
ん?
7枠14番にはプレジデントシチーがいる
何故プレジデントシチーに目がいったのか?
プレジデントは天皇賞にお似合いだし
7歳馬といえば古馬も古馬
プレジデント(伝統)シチー
古馬のプレジ伝統シチーなのだ
7枠から天皇に関係ある数字を連想
その年は昭和天皇が亡くなられた年
昭和天皇が亡くなられたのは1月7日
難波球場の場外馬券場
まだ馬連などなかった時代
ボクは枠連で1ー7を1点だけ1万円購入
800m手前
中団からイナリワンが仕掛け上がってくる
1着1枠1番イナリワン
2着7枠13番ミスターシクレノン
枠が勝てばいいので
プレジデントシチーでなくてもいいのだ。
■佐賀のおばちゃん■(^^)b
ゴールデンウィークの初日
ボクは33万2000円を握りしめて
場外馬券場から九州へ
フラッと宛のない旅に出掛ける。
何故か福岡を通り越して佐賀県の嬉野温泉
当然、旅館やホテルはどこも満室
困っていたら観光案内所の
40代後半ぐらいのおばちゃんが
お兄ちゃん、ちょっと待っとき
と声をかけてくれた。
おばちゃんは電話をかけ始める。
暫くして、お兄ちゃんどこでもエエか?
そして案内してくれたのが
築年数が結構いってるモーテルみたいなところ
ボクとしては雨風凌げれいいと思ってたのでありがたかった。
隣の部屋の声が聞こえないかと
コップを壁にあてたのは楽しい思い出
翌朝、7時頃内線が鳴り受話器を取ると
案内所のおばちゃんから電話
家が近所だから朝ごはん食べにおいでって!
何でこんなに良くしてくれるのか訪ねたら
ボクと同年代の息子さんが東京にいて
その息子さんと被ってほっとかれへん
そう言って朝ごはんを出してくれて送り出してくれた。
もう、連絡先もわからなくなってしまったけど
あのときは
ありがとうございました!m(__)m
30年前の平成元年のお話でした。
歌う幸せ配達人!! 麦わらでした。
惟神霊幸倍坐世。(^人^)