麦わら物語 その七

 

 

 

 

ボクはアウトローに疲れて福知山へと帰ってきた。

職安でボクはこれまでの仕事とは正反対の

福祉関係の仕事をさがした。これまでの贖罪のように・・・・・


職場では同僚とは必要最低限の会話

連絡事項や引き継ぎ事項だけ
飲み会等のお誘いもすべて断り

職場と家との往復の毎日
休日はどこへも行かず

家から一歩も出ずに引きこもった。

 

 


ボクの家にTVはないんねんけど

職場でたまたまついてたTV

ナイナイアンサーで

髭の男の人がギャル曽根さんを相手に
カウンセリングをしていた。

ネットでこの人は何者かと調べたら

心屋塾の塾長
心屋仁之介さんという

心理カウンセラーさんだった。
 

 

 

このままでは、自分は終わってしまう

そう思ったのか
この人のカウンセリングやセミナーを

受けたいと思った。

しかし、一般にカウンセリングもセミナーも

もうされてはいなかった

とりあえず、そのお弟子さんでもいい・・・
そう思い、一番近い日程の

初級セミナーに申し込んだ。
それが、2013年のことである。

その初級セミナーの講師が

二条まりあ姐さん!
 

 


この日からボクは自分を『麦わら』

と名乗った。

悪い海賊だけど、サウザンドオーシャンを股にかけ

仲間を守って 仲間に愛され
肉食って お宝ザクザク


そんな

アニメの主人公のようになりたかった。

初級セミナー受けてホントによかった!

元々はぢんさんの言葉なんだろうけど


『やりたくないことをやめて、やりたいことをやる』


まりあ姐さんの言った言葉が
すぅーっと入ってきて胸のど真ん中でとまった。
この日からボクのブレーキを本気で外したい

そう思った。

懇親会で
『わたしのこと苦手でしょ!?』
そう言われた。
そりゃあ苦手でしたよ!
これまで人間嫌いっだったボクの

パーソナルスペースにぐいぐい入って

来られるんですから

ええ!面喰いましたとも!!!
でも、半分は緊張してただけなんです。

帰ってから、ちゃんと里の行つづけましたし
やってるうちにもっと心屋のワークが

知りたくなりました!

そして、その年の夏のボーナスで上級セミナーへ行くことを決めた。
 

麦わら物語 最終回

 
 


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